◆展覧会についての最新情報は、各ギャラリーのサイトでご確認ください。
イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto
「CUBE 樂雅臣彫刻展」 |
|
左:Cube Crack h.155 w.180 d.175 2023 神武岩 |
2024.1.16 (火)~ 2.24 (土) このたび、京都を拠点に活動する彫刻家・樂雅臣の個展「CUBE 樂雅臣彫刻展」を開催いたします。イムラアートギャラリーでは2017年以来、7年ぶりの個展開催です。 樂雅臣は、茶の湯の歴史とともに茶碗師として450年以上の時を重ねてきた京都・樂家、その第15代樂吉左衞門の次男として京都に生まれました。東京造形大学大学院を卒業後、樂家より独立し、彫刻家として活動。石を彫刻することで人工物として支配する事なく、自然をいかし、造形と共存した作品を表現します。これを「石の中に表現を、表現と共に自然を」という自身の言葉に込めて、制作しています。20代では生命の摂理を表現した「輪廻」、30代ではくちばしをモチーフにした鳥が運ぶ輪廻「Stone box」、40歳を迎えた2023年、同じく輪廻をテーマにしながらも、石を焼くという新しい手法で石の表現を広げた「石器」シリーズを発表。作品の姿、形は変わりながらも、創作の根底にある「循環」というコンセプトと「自然を思いながら制作をする」という感覚は変わることはありません。 本展では、新たに神武岩(溶結凝灰岩)を用いて制作された彫刻作品「Cube」と「Crack」を中心に、約10点を展示いたします。「Cube」は、物質を立方体で表した彫刻作品です。神武岩(溶結凝灰岩)を立方体の形状にし、焼成することにより歪みや割れが生じ、新たな形状へと変化します。物体の進化を表すとともに、過去の痕跡も表した作品です。また「Crack」も「Cube」と同様に、永久的物質の象徴である石を焼成し、割れを生じさせることにより、「反永久」を表現した作品です。樂は「反永久」について「常に変化を繰り返す自然の摂理の中で、『永続的』に維持されるものは何もない。現在目にする物質は過去からの進化・変化の過程であって、未来への途中にある。一時的に維持されている光や空気、水、石さえ、留まることのない変化を繰り返している。つまり存在と命は『反永久』、そして『輪廻』、そして『循環』」と語ります。会場で作品と対峙するとき、石を彫り、焼き、時には磨くことで生まれる独特な表情、自然物から生み出されていく作品に込めた彼の思いを感じていただけますと幸いです。 |
京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜日&祝日
同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART
〈ギャラリー〉
昧 |
|
2024.3.26(火)〜 3.31(日) 京都精華大学 修士課程 染織領域グループ展 |
姜 鍾 浩 展 |
|
2024.4.2(火)〜 4.7(日) 私は30数年間、故郷にある我が民族の聖山・長白山を、一貫して創作のテーマに据えてきました。 |
写真表現大学 & Eスクール 2023年度 修了制作展 |
|
2024.4.9(火)〜 4.14(日) 写真表現大学 & Eスクールは、主に社会人やシニアの方々が週末に写真・アート・映像・サウンド・CG・デザインなどを基礎から本格的・体系的に学べる一年制のスクールです。 2023年度 修了制作展では、一年の学びの集大成として、約200点の写真・映像・サウンド作品や写真集を展示・販売します。ぜひご来場ください。 |
絵空事 ーPipe dreamー KG+PICK UP |
|
2024.4.16(火)〜 4.28(日) 私は写真を介して自己表現することに抵抗がある。シャーコフスキー流に言えば、窓派でありたいと願っている。ストリートスナップを撮る際は可能な限り主観を排して、都市の中で交錯する人々の姿を捉えたいと思っている。だが、どうしても個人的嗜好が影響することは避けられない。そこでAIを導入すれば、主観をミニマムにできるのではないかと考えた。 これらは「写真」とは認められないかもしれないが、写真がその意味を拡張してきた歴史の延長線上にあるだろう。 |
京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル2階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日
エンアーツ eN arts
Transmutation |
|
UNTITLED |
2024.2.16(金) – 3.10(日) 目の前の現実を絵画に変換しようとしています、数年前から陶芸の立体作品も作るようになり世界のイメージは次元を問わないことに気がつきました。それを踏まえた上で絵画での表現を探求し発表したいと考えています。 松田啓佑 2024年2月16日 金曜日より松田啓佑個展を開催します。 |
京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日
ギャラリー16 galerie16
佐々木昌夫 |
|
2024.3.12(火) 〜 3.30(土) 明晰と勇敢が跋屋しているので、警戒しなければならない。明晰さは、往々にして、 多くのものを抑圧し排除することによって成立する。また度々、一番安全な場所に立って、勇敢に、そして焼舌に語られる。一方、明晰さと勇敢さの背後に眼を凝らせば、平穏な日常に思いがけず不明を見つけ出し、震えることであろう。不明の物質と空間を見ようとする試みこそ、私の仕事である。 |
京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日
ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w
鈴木昭男・宮北裕美 |
|
鈴木昭男 |
2024.3.20(祝・水)~ 4.4(木) *3月31日明倫茶会「点音」(席主=鈴木昭男)に向けて自作した竹製の器や、アーティストそれぞれの制作に関連する貴重な作品を展示します。 ◎常設部の展示 |
京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
SPECIAL EXHIBITIONS |
|
ジャミール・アーツ・センター(ドバイ)での展示風景 |
2023.12.16(土)〜 2024.2.18(日) 主催:京都市立芸術大学 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAは、2010年より拠点としていた堀川御池を離れ、2023年10月にオープンした京都駅東側エリアの本学新キャンパス内にて活動することになりました。新たな展示室での記念すべき最初の展覧会として、気鋭の美術家、久門剛史(1981年京都府生まれ、京都府在住、本学彫刻専攻出身)による個展を開催します。 久門は、自らの体験を通じて自然、地球、そして宇宙と人間との関係を考察し、それらに着想を得た音、光といった無形の事象と造形物で構成するインスタレーション作品を中心とした制作活動を続けてきました。非常に繊細でありながらもスケールの大きな事象を感じさせる豊かで巧みな表現によって、鑑賞者個々の身体感覚に訴えかけ、潜在的な意識への気づきをもたらす作品は国内外で非常に高く評価されています。 本展は、久門にとって出身地であり、活動拠点でもある京都での初個展となります。首都の喧騒から少し離れて、古くからの人間の活動の記憶をとどめる京都に身を置き、また日本最古の芸術大学である本学にて、独自の哲学をもって制作を続けるさまざまな表現者と出会い学んだことは、久門の感性をさらに研ぎ澄ませ、その表現に深みを与えてきたと言えるでしょう。緻密にプログラムされた空間と事象の構成の巧みさを強調されがちですが、他の追随を許さぬ造形力の高さ、制作過程においても一回性、唯一性を貫くその精神こそが、久門作品に並ならぬ緊張感を与える最も重要な要素の一つとなっているのです。 本展では、新しい@KCUAの展示室に合わせて構成された、唯一無二の大規模なインスタレーションが展開されます。それはタイトルにあるように、思考と表現を深め、各々の瑞々しい感性で世界を捉えようとする活動の場である芸術大学を舞台に、久門が一人の表現者として「未来の人」へ向けた壮大なメッセージとも受け取れるかもしれません。その作品世界に対峙するとき、現代に生きる私たちのそれぞれの現在地、そして来るべき未来について、あらためて考えるきっかけがもたらされることでしょう。 |
京都市下京区下之町57-1 京都市立芸術大学 C棟1F Tel:075-585-2010 休廊日:月曜日
MORI YU GALLERY 京都
藤原康博 |
|
2024.3.22(金)~ 5.12(日) MORI YU GALLERYは3月22日(金)より、藤原康博「覆う -Cover-」を開催いたします。 藤原康博 多摩美術大学を卒業後にロンドンへ渡り、2002年にChelsea College of Art and Design MA Fine Art, Londonを修了。2019年グループ展「パラランドスケープ “風景” をめぐる想像力の現在」(三重県立美術館)に参加。2022年「感覚の領域 今、「経験する」ということ」(国立国際美術館、大阪)に出品。2023年「Y2 project 藤原康博 -記憶の稜線を歩く」三重県立美術館 柳原義達記念館(三重)。銀座メゾンエルメスやHermès Hong Kong(香港)など国内外のエルメスウィンドウのディスプレイも手掛ける。パブリック・コレクションに国立国際美術館(大阪)、Hwajeong Museum(韓国) 、Hana bank(韓国) 、THYSSEN – BORNEMISZA ART CONTEMPORARY(オーストリア)など。 |
京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日
ギャラリー ヒルゲート Gallery Hillgate
〈1F〉 |
|
2024.3.26 (火) ~ 3.31 (日) 絵を描くというのは、自分と物の空間の戯れのようなものであり、果てしない葛藤でもある。笵洋とした時の流れの中ではるか遠くへ眼をやりながら自分の中を描いたり、目の前の作品を創りながら広く全体を知ろうとしているように思う。何卒、ご高覧賜りますようご案内申し上げます。 |
〈2F〉 |
|
2024.3.26 (火) ~ 3.31 (日) 木々や草花、それらとともにある暮らし、身近な自然…… |
〈1F・2F〉 |
|
2024.4.2 (火) ~ 4.7 (日) すべての始まりは「土との遊び」でした。 <加藤登紀子倶楽部ギャラリー展> |
〈奥庭空間〉 |
|
2024.1.9 (火) ~ 6.23(日) “人間の作為” と “自然の現象”の双方から素材に関わる独自の手法で彫刻制作を行う。 廃材などの収集物を用いたインスタレーションや、「里山」を舞台にした野外芸術企画の運営などを通して、“人間と外界の関係性” について考察している。作品制作のさなか、自然現象の作用によって素材の獲得するフォルムやパターン、テクスチャーは私たち人間の目には見えない世界の存在を示唆するものなのかもしれない。自然現象をはじめとした、身の回りに当たり前のように存在する物事やそれらを知覚している身体への好奇心や想像力を回復し、人間本位の視点を自覚し直すような場を提示したい。 |
京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日
京都芸術センター Kyoto Art Center
<ギャラリー北・南>
林智子 個展 |
|
2024.3.30(土)〜 6.9(日) 京都芸術センターでは、林智子の個展「そして、世界は泥である」を開催します。 【関連プログラム1 アーティストトーク】本展出品作家の林智子が、展覧会会場を回りながら、自作についてお話します。 *上記以外のプログラムについても、現在、実施検討中です。 |
京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000
ギャラリー・パルク Gallery PARC
小出麻代 |
|
2024.3.8(金) ─ 3.31(日) Gallery PARC(グランマーブル ギャラリー・パルク)では、2024年3月8日から3月31日まで小出麻代による個展「とるに足らぬものなど何ひとつない」を開催いたします。 小出麻代(こいで・まよ)は、物や場所、時間や環境、経験が人間の「こころ」にどのように作用し、そこからどのような関係が生じ得るのかに関心を寄せています。 また近年では様々な土地と人々に取材しながら収集した場や地域の「歴史や記憶の断片」をも素材のひとつとして、オブジェクトや映像と関係させたインスタレーションを積極的に発表しています。 本展は、近年に小出が取り組んできた作品制作の過程で用いたものや、一旦は不要として取り置かれてきた様々な要素を見つめ直し、改めて組みあわせることに主眼を置いたものです。こうして小出は自らの記憶をも含めた様々な時間や背景の断片を組み合わせ、その違いを補完し合いながらも新たなあり様を生じさせます。 Statement展覧会によせて この展覧会は、過去の作品で用いてきたものの残りや、作品から溢れ落ちたものなどで構成されています。 かつて、思想史家の藤田省三が「新品文化」と名付けた時代から、さらに加速したこの社会に抗うために 小さな穴をひとつ開けて、空気を、光を、風景を、流れを少しだけ変化させてみます。 いま、その中をわたしは、過去の自分に、時間に、手を振り返しながら歩いています。 小出麻代 * 破損した陶磁器をパッチワークのように他の破片を使って修復する技術 【トークイベント】「これから/これまで」 |
京都市上京区皀莢町287 堀川新文化ビルヂング2階 開廊時間:13時~19時 休廊日:水・木曜日
GALLERY TOMO
常設展 |
|
常設展を不定期で行っています。 作家:篠原猛史、近藤大祐、石原孟、宮岡貴泉、 展示・作品に対するお問い合わせは以下の連絡先までどうぞ。 |
京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月・火曜日
KUNST ARZT
VvK37 |
|
2024.3.29(金)〜 4.7(日)
KUNST ARZTでは、VvK
(アーティスト・キュレーション)
展覧会の37回目として、
AI+キュレーションによる「Wiki世絵」展を開催します。 (KUNST ARZT 岡本光博) Wikipediaで検索したテキストを
画像生成AIに読み込ませるとどうなるか。 (木版画家、本展キュレーション 若木くるみ) |
服部 幸 個展 |
|
春を秘めて |
2024.4.9(火)〜 4.14(日)
KUNST ARZTでは、
初となる服部幸の個展を開催します。 (KUNST ARZT 岡本光博) <アーティスト・ステートメント+展覧会コンセプト>私たちはいつかいなくなる。 |
京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日
ギャラリー恵風 Gallery Keifu
*今後周囲の状況を鑑み、変更することもございますので、ご来場の際はホームページやFacebookでご確認くださいませ。
〈1F〉 |
|
2024.3.28(木)~ 4.7(日) 今展「水辺の作法」では、蓮をモチーフとしたシリーズ「After the beauty asleep」の新しい展開をお見せしたいと思います。
これまで自然というものに向き合い、眼の前に広がる光景やその変化の様を描くことで自身と自然との関係性を探ってきました。 |
〈2F〉 |
|
2024.3.28(木)~ 4.7(日) 映画が終わって、作り手が「こんな意図で作った」と、そんなことしゃべってどうすんだ。 |
京都市左京区聖護院山王町21-3 TEL:075-771-1011 休廊日:月曜日
Gallery G-77
渡邉敬介による絵画 in 興聖寺(織部寺) |
|
渡邉敬介「鳴き龍」 |
2023.12.1 (金) ~ 12.10 (日) ゲスト;アンドレイ・コンチャノフ(米国) 「音を描く」 展覧会見えざるものが鮮やかなアートに変わる、興聖寺での魅力的な空間へ足を踏み入れてください。
この展覧会では、音楽と絵画をシームレスに結びつけるプロの音楽家である渡邉敬介の見事なスケッチが紹介されています。 渡邉はその場での即興のスケッチを実践し、風景、建築、人物、日常の儚い瞬間など、さまざまな主題を捉えます。 素早いスケッチを通じて、彼は情熱、動き、そして時間の経過を伝え、官能的な魅力に満ちた芸術作品を生み出します。 「音を描く」 パフォーマンスハリー・ファン・ドーヴェレンによるオランダ語の詩の朗読が、京都の興聖寺で生き生きとした筆運びに姿を変えます。日本のアーティスト、渡邉敬介とオランダのナレーター、キネ・ブレッツシュライダーが、「音を描く」と題した即興のパフォーマンスで協力します。多彩なアーティストが才能を結集して、聴覚体験を魅力的な視覚体験に変えます。 場所:興聖寺(織部寺) |
京都市中京区中之町73-3 Tel:090-9419-2326 休廊日:月・火曜日
現代美術 艸居
<艸居><艸居アネックス>
三島喜美代 個展 |
|
三島喜美代 |
2024.2.15(木)〜 4.17(水) この度、艸居と艸居アネックスにて「三島喜美代 個展」を開催いたします。艸居(京都市東山区古門前通大和大路東入ル元町 381-2)と艸居アネックス(京都市中京区一之船入町 375 SSS ビル 3F)の2会場での展示となります。みなさまにぜひご高覧いただきたくご案内申し上げます。会期は2月15日(木)〜 4月17日(水)です。艸居、艸居アネックス、SOKYO ASTUMI(天王洲)、SOKYO LISBON(リスボン、ポルトガル)、海外アートフェアでの個展に引き続き、本展は10回目となります。 具象絵画から始まり、抽象絵画、コラージュ、エッチング、彫刻、陶、大規模なインスタレーションなど多種多様な媒体を介して、日本の高度経済成⻑によって大量に消費されたゴミや、氾濫する情報社会への「恐怖感」や「不安感」を作品にしてきました。60代後半からはその「恐怖感」を、落とすと粉々に割れてしまうエフェメラルな性質を持つ陶で表現し、三島のゴミに対する「危機感」をよりリアルに表現します。70年以降は陶を用いて、空き缶や段ボール箱、コミックブックなどの代表作を発表してきました。 艸居では、溶融スラグ*で制作した大型作品《Work2003 (Newspaper)》2点を中心に、新作の陶作品を展示いたします。《Work2003 (Newspaper)》はコマーシャル・ギャラリーでは初の展示となります。三島は作品を巨大化させることに、クレス・オルデンバーグなどの影響はなかったと言います。 「ただ面白いなと思ってやったというだけなんです。それを巨大化することによって、もうちょっと印象が、普通の大きさよりも少し大きくするほうが印象が深いなと思いました。(中略) ただ作ってみようと思っただけで。ただ、見ていて、ああ面白いと思ったのをやってみたいだけで、初めから計画性ないんです。パッと見て面白いなと思ったんで、それをやってみよう。それを大きくすることによって、何か印象も違うし、やっぱり違いますよね。同じサイズのもので見るのと、ワッと大きくするのと。直島でもそうですけど、ああいうふうに大きくすると、何かまた違う意味があるんですけども、私は強烈に面白いなと思ったんです。 三島喜美代」 艸居アネックスでは、平面作品《モノローグ》シリーズを5点展示いたします。用を成した新聞、LIFE Magazine、そのほか蚊帳や布団などの身近なゴミ使ったコラージュなど、一般に良く知られている平面作品とは全く趣向を異にする「人体シリーズ」で、数点は今展が初公開となります。師でもあり伴侶でもあった茂司の「ずっと続けていればいつか女性として認められる時代が来る」という言葉を信じてひたすら制作に打ち込んできた三島。日本人女性という観点からどのように社会を見つめ、自身の生活を記録してきたか、新たな視点で三島作品を紐解く機会になれば幸いです。 本展に合わせて、艸居では3冊目となる「三島喜美代 展覧会図録」の刊行を予定にしております。出品作品を含め、2023年4月1日に行われました片岡真実氏(森美術館館⻑)とのトークイベントの書き起こしと、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト氏(アーティスティック・ディレクター、サーペンタイン・ギャラリー)が三島とのインタヴィー後に「DAS MAGAZIN」に寄稿してくださった記事『「Horrorund Humor」日本人アーティスト三島喜美代の作品に触れる - まさに一見の価値あり!』を収録。刊行に先立ちご予約を承っておりますので、info@gallery-sokyo.jpよりお申し込みいただけますと幸いです。 最後に、第2弾目のイベントとなる CAT(Collaboration Art Team)を3月16日(土)1- 4PM に艸居アネックスにて開催いたします。三島喜美代スタジオ代表の上田準三氏と制作チーフの吉田文雄氏をスペシャル・ゲストにお招きし、子どもたちと一緒に三島作品から溢れ出すエネルギーやユーモアを感じ取り、作品制作をする予定です。お申し込みは、info@gallery-sokyo.jp までお願いいたします。定員15名。定員に満ち次第締め切り。 *ゴミを 1400°Cの高温で焼成し出来たガラス状の粉末。 |
京都市東山区元町381-2 Tel: 075-746-4456 開廊時間:10:00AM- 6:00PM 休廊日: 日・月曜日
京都 蔦屋書店
<5F エキシビションスペース>
山口芳水 個展 |
|
「脆 moroi」 |
2024.3.15(金) ~ 4.2(火) 主催:京都 蔦屋書店 山口芳水は、佐賀県佐賀市生まれの書道家です。父であり、書道教育連盟顧問・書作家協会顧問の山口流芳に師事し、20歳で師範を取得。佐賀市で書道教室を主宰しながら書道家として活躍を続け、2013年にはニューヨーク「Japanese Arts Selection in the LES、NYC」(日本の芸術30人選抜)に選出されました。そして、絵と色の世界にも興味を持ち始め、2010年には、新たに現代アーティストとして活動を開始しました。 「脆 MOROI」と題した本展では、“再生していく可能性を具現化し、表現する” ことをテーマに制作した新シリーズ「脆 もろい -再生の可能性- 地震 災害」を中心に展示します。この数年で、人々が地震や水害、火災など様々な災害を経験し、精神的にも不安定な中、協力しあって、粘り強く、力強く、再生していく可能性を作品に投影しました。その他、現代を切り取った表現や、山口自身の“好き”を極限までに突き詰め、具現化したシリーズ「青い Langage “bleu” - 過去に憧れ 未来を創造する -」、「ハーレーダビッドソン 鷲- 冒険 自由 -」も合わせて展示します。また、本展開催に合わせて制作した、マリア像をモチーフにしたマルチプル作品3種の販売を行います。自身の作品を“アートと技術(デザイン)の歩みより”だと考えている、という山口の作品群を、是非ご体感ください。 |
<6F ギャラリー>
「grid3 -biscuit gallery |
|
主催:京都 蔦屋書店 「grid3」は、2024年3月に開廊3周年を迎えたbiscuit galleryの記念展として、これまで展示された作家、今後の出展が決まっている作家、注目の作家を50名以上迎え、京都、渋谷、軽井沢の3か所で同時開催するグループ展です。京都会場となる本展では、前期・後期にて展示を入れ替え、計23名の作家の展示を行います。前期と後期、それぞれに個性ある作家たちの作品をぜひご来場の上、お楽しみください。 前期:2024.3.16(土)~ 3.26(火) 後期:2024.3.28(木)~ 4.7(日) |
京都市下京区四条通寺町東入ニ丁目御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
Tel: 075-606-4525 営業時間:10:00~20:00 (不定休)