京都芸術センター Kyoto Art Center

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<ギャラリー北・南・和室「明倫」ほか>

 

「生業・ふるまい・チューニング 小出麻代‐越野潤」


小出麻代「プリズム」
(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015
枯木又プロジェクト、旧枯木又分校、新潟)
撮影:小川真輝



越野潤「うつせみ」
(常懐荘、愛知、2012)
撮影:笹倉洋平

2018.2.22(木)〜 4.8(日)

私たちの生きる世界は、想像よりも遥かに不確実にできていて、絶対的に言い切れること、信じられること、というのはもはや存在しないのかもしれません。 作品に多様な主張を託す現代美術において、指針とすべきものは、一体何なのでしょうか。 本展では、関西をメインに活動する小出麻代と越野潤の二人から、その応答を導きます。

二人のふるまいは対照的です。

小出の近作は、ガラスや鏡、電球、紙片などの異素材を結び付け、インスタレーションを展開します。 人が言葉にする以前の、未分化な記憶や感情をくすぐるような風景を紡ぎ出し、咀嚼する余地をたっぷりと与えます。

既存の絵画技法の分析と試行を繰り返し、「質」の表現を刷新してゆく越野。 シルクスクリーンという聞きなれた言葉からはおよそ現実味を帯びない未知に満ちた空間に、私たちは全幅で身をゆだねるでしょう。

これらは一見生々しさから離れながらも、紛れもなく二人の手仕事によるものです。 作家として生きるための仕事すなわち生業として、生活の中でリアリティをもって提示されます。 ファンタジーでなく、スペクタクルでもない、現実の地続きとして。

私たちが作品をみるとき、自分を対象へ合わせる作業が自然に起こりますが、その方法は様々であって良いはずです。 二人が空間を形づくると同時に、私たちもそれぞれに対しチューニングしていく。そこに、生きるための前向きな孤独を見出すことができるのではないでしょうか。 未知と既知を行き来する、有機的なやりとりの交歓に、ぜひご期待ください。

〈アーティスト・トーク〉

日時:2018.2.24(土)15:00-16:30
集合:ギャラリー南
*入場無料、事前申込不要

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000

MORI YU GALLERY 京都

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「ヴィジュアル・マテリアリズム」
河合政之 瀧健太郎 西山修平


2018.1.27(土)~ 2.25(日)
アーティスト トーク:1.27(土) 15:00-17:00
オープニング レセプション:1.27(土) 17:00-19:00

モリユウギャラリーは1月27日(土)から2月25日(日)まで、3人のヴィデオアーティストによる「Visual Materialism ヴィジュアル・マテリアリズム」を開催いたします。
河合、瀧、西山3人のアーティストは、ヴィデオを単なる映像表現のツールとみなすのではなく、映像が意味や形をとる以前の物質性、いわば映像の手前にある出来事に注目し続けて作品を制作しています。そこには、意味の過剰が無意味なまでに氾濫するこの世界に対する、プリミティヴかつ批判的な眼差しが貫かれています。そして今回それを、唯物論/物質主義の意味を持つ materialism というコンセプトの下に展示いたします。

河合政之(かわいまさゆき)

1972年大阪生まれ。ヴィデオアーティスト。哲学的かつ先鋭的な映像作品を制作、世界30ヶ国以上で上映・展示。映像の本質をつねに問い続けながら、映画、現代美術、メディアアートなど既成のジャンルに捕われない幅広い作風と活動を展開。2002年ヤングヴィデオアーティストイニシアティヴ(審査員:デヴィッド・エリオット)受賞、2002年オーバーハウゼン国際短編映画祭審査員奨励賞、2012年TWS「トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル」特別賞。文化庁、ポーラ美術振興財団の派遣でNYで活動の他、各種財団の招聘・派遣によりパリ、イスラエルに滞在。六本木Think Zone(森美術館主催)、NYクイーンズ美術館、Chi-Wen Gallery(台湾)、 MORI YU GALLERY(東京・京都)、ギャラリーαM(東京)などで個展。作品はNYクイーンズ美術館(アメリカ)や国立国際美術館(日本)などにコレクション。展覧会のオーガナイザーや文筆家としても活動し、"Visual Philosophy"のコンセプトにもとづくさまざまなヴィデオアートのプロジェクトを展開。3月には「アートバーゼル香港2018」へ飯村隆彦とともに参加する。

瀧健太郎(たき けんたろう)

1973年大阪生まれ。文化庁派遣芸術家研修員('02)、ポーラ美術振興財団の研修員('03)としてドイツでヴィデオ、メディア芸術について学ぶ。「アジアンアートビエンナーレ2009」(台湾国立美術館), 「Video Life」('11, StPaulstGallery, ニュージーランド)、「Les Instant Video:50 ANS D'ARTS VIDEO」('13, フランス)、「非常持续——环保启示录」('17、中国、銀川現代美術館)のグループ展ほか、「黄金町バザール2011」や「ヴィデオアート・プロムナード in 阿佐ヶ谷」('15)にて屋外での映像投影展示などに参加。

西山 修平(にしやま しゅうへい)

1976年神奈川県生まれ。立命館大学文学部にて美術批評を専攻。アヴァンギャルドシネマやヴィデオアートに影響を受け、映像制作を開始。映像メディアについての考察を通じ、現実を映像の論理で思考することにより、現実の世界そのものを変革する可能性を追求する。現実の世界をイメージとサウンドに分離し、組み換えることにより、映像化された現実世界を再表象する作品を制作。シングルチャンネルヴィデオ、インスタレーション、映像によるパフォーマンスを行い、国内外で発表している。近年は“timeless video”というヴィデオの最小単位である1ピクセル、1フレームごとに映像と音声を切り刻み、時間と空間を再構成する作品シリーズを制作している。

京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

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<@KCUA1>

 

京都市立芸術大学美術学部同窓会展
「部屋と宇宙と眠らない夜—
1990年代前半を中心に」


2018.2.17(土)〜 3.4(日)

ピークからその崩壊、そして阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件と、人々に大きな衝撃を与えた現象や出来事のあった激動の時代でした。

美術界の動きとしては、このような社会の動きからか、自らの新たな立ち位置を模索するような傾向が見られるようになります。例えばニューヨークやロンドンのアート・シーンで80年代から広まり一世を風靡していた、既存のイメージをカットアップ、サンプリング、リミックスして表現に取り込んでいくシミュレーショニズムに注目した美術評論家の椹木野衣による『シミュレーショニズム——ハウス・ミュージックと盗用芸術』が1991年に出版されると、若い世代の作家たちに特に大きな影響を与えました。ポップ・ミュージックやポップ・カルチャーなどとアートが結びついていくポスト・ポストモダンの思想は、バンド・ブームの中で育ってきた若者たちにとって、アートの世界と自分との接点とその広がりを感じさせるもの、とてもリアルなものであったがゆえに、彼らの心を射抜いたのだと言えましょう。また、これまで若手作家は、そのキャリアを積んでいく中で貸画廊を借りて展覧会を開くというのが主流でしたが、そうではなく、オルタナティブな作品発表の場所を自分たちで開拓していくような動きも活発化していきました。こうした流れの中で、京都市立芸術大学の学生たちも、学生の下宿アパートなど様々な場所を展示の場として使用するようになります。

90年代前半は、バブル崩壊から「失われた20年」とも呼ばれる長く続いた不景気の始まりというネガティブなイメージで捉えられがちな時代でもありますが、本展にて展示される、当時の本学学生の手による作品からは、この時期特有の若き表現者たちの躍動感、高揚感を見て取ることができます。

なお、前回の同窓会展に引き続き、資料研究の発表の場としての「アーカイバル・プラクティス・ラボ」の公開も併せて実施します。

<@KCUA2>

 

状況のアーキテクチャー 2017 プロジェクト1
「物質+感覚民族誌」成果発表展
「移動する物質—十字路としてのアフガニスタン」


2018.2.17(土)〜 3.4(日)

拡張された場におけるアートマネジメント人材育成事業「状況のアーキテクチャー」では、《物質》《生命》《社会》というテーマのもとに7つのプロジェクトを展開しています。大学が有する多岐に渡る資料体(作品・楽譜・文献・資料)の「創造的な活用方法」を探り、ジャンルを超えたモノの見方や新たな価値を創出することを目指した「テーマ1《物質》Transferring Matter: 創造的アーカイブ」の3つのプロジェクトのうちの一つ、「物質+感覚民族誌」では、本学芸術資料館に収蔵されている民族資料を、感覚民族誌学の視点から再検証しています。本プロジェクトの受講者は、半年間にわたり学内外のさまざまな機関や施設でのレクチャーや展示見学ツアー、映像上映会、セミナーなどに参加しながら、民族芸術学や感覚民族誌についての知見を深めてきました。

本展はこのプロジェクトの成果発表として、1973年に本学教員5名(八木一夫、佐藤雅彦、田村隆照、冬木理沙男、山崎脩)が「彫刻・工芸における地中海・オリエント意匠の東漸に関する調査」の一環で中近東を横断した際に持ち帰った後に本学芸術資料館に「アフガニスタン民族資料」として収蔵された生活用品を、新たな解釈と独自の視点で捉えなおして展示します。

<KCUA1 2>

 

藤原隆男 京都市立芸術大学退任記念展
「ほしをみるひと」


2018.3.10(土)〜 3.25(日)

京都市立芸術大学美術学部での研究教育、大学内の情報基盤の充実などさまざまな方面で本学を支えた宇宙物理学者・藤原隆男教授の退任を記念し、宇宙へのまなざしの薫陶を受け、研究教育を共にした美術家・教員・卒業生・現役学生とともに、「ほしをみるひと」として地上の価値の序列にとらわれず、銀河的視野で芸術と芸術教育のあり方を探求する本学美術学部のユニークな一局面を提示します。

京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日

 

イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

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日野田崇 個展
「空気の民」


「空気の民」
2017
Ceramics
75 x 48.5 x 30.5cm
photo:Kazuo Fukunaga

2017.11.25 (土) 〜 12.23 (土)

この度イムラアートギャラリーでは、日野田崇個展「空気の民」を開催いたします。

イムラアートギャラリーでの個展は2年ぶりとなります。この2年間、フランス、中国、インドネシアなど数多の美術館でのグループ展に参加し、国内外から更に注目を浴びている日野田。本展では、新たな造形に挑んだ新作を中心に展示いたします。今まで以上に複雑化された絵画イメージや、割れ目を作るなどの造形の特異さはさることながら、今回の一番の特徴は、空間構成要素であったカッティングシートや作品表面上の二次元イメージ内にて使用することが多かったカタカナや柄自体を、三次元の立体作品として具現化して登場させた点と言えましょう。同調やコンセンサスを重んじるばかりに排他的になり、閉塞感の充満してしまった社会の匂いを今回の作品群の通底音にした、という日野田。秘めたる焦燥感、怒り、こみ上げる感情のうねり、発露を感じられる作品群となっています。 三次元と二次元による空間構成が変貌を遂げた本展覧会。是非、ご高覧下さい。


「空気の民」
ポピュリズムと暴力の連鎖が世界を覆っている。その中でほんの少しでもより良い世界をつくっていくことは果たし てできるのだろうか。それは、「自分と異なるもの」をどのように認め、それとともに過ごすことができるのかにかかっ ている。何事も暗黙のうちに同調を強いられる社会で、空気を読むことばかりに汲々としている私たち。ここに大き く欠けているのは、他者に向けての「想像力」と「ことばの力」だろうと思う。「言霊(ことだま)」という表現があ るが、今の私たちが話し、書く(というより入力する)言葉からは、奥深い響きや何か根源的なものを揺り動かす力 は失われつつある。

今回の展示では、24時間営業しているコンビニなどに代表されるような、生活空間から闇や不便を追い出す風潮 の反対、つまり自分の中の闇や、理性で割り切ることのできないものを見つめるような作品と、そしてもう一つの系 統として、ことばを具体化する「文字」の造形、そして発音される「音」やそれにつきまとう「意味」のイメージに 着目した作品が並ぶ。これにはもうひとつ、自分の影響源の一つである、グラフィティの文化に立ち返る気持ちもあっ た。タギングの空間は公と私の出会う場であり、表現という行為自体がいやでもいくばくかの場所を占めてしまう、 声を放ってしまう(つまり何者かを傷つけてしまう)ことの両義性について思いを馳せたことも、今回の作品群につ ながっている。

日野田崇


個展の開催にあわせて、この10年間に制作されたインスタレーション作品の展示風景を収録した作品集『日野田 崇 作品/場』 をimura art +booksより刊行いたします。 展覧会とあわせてお楽しみください。

〈オープニングレセプション&トーク〉

マルテル坂本牧子×日野田崇
2017.11.25 (土) 17:00~
会場:イムラアートギャラリー京都
※作品集の出版記念として、ブックサインニングも同日開催いたします。
(『日野田 崇 作品/場』 ISBN : 978-4-9908915-6-5 ¥1,200)

京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜&祝日

エンアーツ eN arts

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白子勝之 個展
「exhibition 8」


「untitled」
2018
胡粉・膠・檜・籐
©katsuyuki shirako
photo by takeru koroda

2018.2.2(金)〜 3.11(日)
オープニングレセプション:2.2(金)18:00-20:00
会期中 金・土・日 12:00-18:00 開廊
アポイントメント 承ります

「作品は特定の意味を有さず、複数のイメージを内包しながらただそこに在るだけである。 穏やかさと儚さを帯びた空間は虚でありながらも鋭く心を揺さぶるように思う。」

白子 勝之

1984年滋賀県生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻漆工修了。

白子勝之は檜、楢、シナ等から 造形に最適な材や漆・顔料を選び抜き 作品を創り上げ、それらの作品は大きくASSEMBLE, CONNECT, SCATTER, SCRIBBLE JUGGLE の5シリーズに分かれます。(各シリーズの詳細は別紙を御参照下さい) 作品制作のみならず日常生活においても自身のこだわりを保ち続け、美への追求を怠らない白子勝之。陶芸・漆工・絵画・彫刻・写真・・・あらゆるジャンルに於ける自身の美意識を複数の自然界の造形物から得たモチーフに凝縮する。作品の美しさのみに焦点をあて、完成した作品は意味を持たず、息をのむ美しさだけが際立つニュートラルなスタンスを保っています。

弊廊において8度目となる白子勝之個展「exhibition 8」では前回の個展でデビューした新シリーズJUGGLEの作品を中心に、SCRIBBLE、 そして新たなるシリーズ(シリーズ名未定)をご紹介する予定です。全て新作となります。乞うご期待! 是非 御高覧下さい。

京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日

ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

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松本和子
「温室の中で」(フレスコ画)


2018.2.3(土)〜 2.24(土)

なぜだかわからないが、そこに住みたいという幻想や願望を抱かせるような場所がある。
この感情はかつて自分がそこにいたという確信から来るのか、あるいはいずれそこに行くだろうという確信か。

ロラン・バルトの遺作『明るい部屋』で語られた、バルトの亡き母の幼少期の写真「温室の写真」を手掛かりに、一種の母性を感じさせるような、密やかな、我が家のように打ち解けられた場所を探している。
さまざまな欲望や悲しみのヴェールを介した光景を描き出し、フレスコの漆喰壁の中に永久に閉じ込めて、わたしはそこで暮らしたいと思う。

松本和子

京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:日・月曜日

同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

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<ギャラリー>


★同時代ギャラリー企画展
「なにものでもない」
佐々木友恵


2018.2.20(火)〜 2.25(日)

※作家在廊予定日:20(火)、24(土)、25(日)

ジャンル:漆を使用した立体・平面作品、写真

わたしたちとそのまわりの<もの>は常に変化し、影響しあい、もろく、奇跡的に存在している。目に見える・見えないものすべてが、<わたし>を存在させている。

前回の個展(2015年)「変わりゆく残像(afterimage)」では、漆を塗り重ねては研ぐ行為を、積み重なっては消えていく記憶や感情の変化になぞらえ制作したものが多かった。今回はその延長でもあるが、映り込むことや透けて存在が薄くなっていく漆の特性をきっかけに、意識と肉体を含む物体との関係に注目し制作している。

1983年生まれ
2007年3月 京都市立芸術大学美術学部工芸科漆工専攻 卒業
2009年3月 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程漆工専攻 修了

〈個展〉
2006年 Dancing Brain 京都市立芸術大学小ギャラリー/京都
2009年 Watashinoarika  同時代ギャラリー/京都
2010年 ooze ささきともえドローイング 同時代ギャラリー/京都
2010年 ooze  同時代ギャラリー/京都
2011年 crossing×clothing ギャラリー恵風/京都
2012年 ruminant 反芻するもの 同時代ギャラリー/京都
2015年 afterimage 変わりゆく残像 同時代ギャラリー/京都

〈主なグループ展〉
2006年 P&E展 アートコートギャラリー/大阪
2008年 東京ワンダーウォール2008 東京都立現代美術館
2010年 stay with ART2010 HOTEL T’POINT/大阪
2012年 京都アートフェア2012
2009-2012年 『漆の飾り』展 ギャラリー恵風/京都
2013年 Red Bull Curates Canvas Cooler 2013 KYOTO VOX SQUARE/京都
新インキュベーション#5/京都芸術センター
『時代(とき)を重ねる〜心と技〜生田丹代子×佐々木友恵』
2014年 ARTSHOW BUSAN 2014 /韓国釜山
2014-2016年 アートフェア札幌 2014
2011〜2016年 神戸アートマルシェ KAM /神戸オリエンタルホテル

 

「パンリアル京都展」


2018.2.27(火)〜 3.4(日)

主催:パンリアル美術協会
*2.3(土)18:00~20:00にパーティを開催

(安倍清隆、馬本眞司、大塚大ニ朗、奥野宏一、帯包怜子、川野安曇、玄 幹雄、小松ケイ、鈴木敬三、中野善之、広田郁世、藤井人史、藤森哲朗、藤原拓也、堀田淳一、MIZUHO、明神OK、モリナヲ、山本新太郎、吉田明子)

パンリアル美術協会は戦後の関西において日本画の革新運動を目指して1948年に結成されました。
毎年春と秋の年に2回開催されています。先人たちの意思を継ぎ、現在でも意欲的に活動しております。

<ギャラリーショップコラージュ>

 

「龍谷大学写真部卒業展示」


2018.2.20(火)〜 2.25(日)

第81代写真部

 

「Rediscovery」


2018.2.27(火)〜 3.4(日)

作家:青木法子、岩瀬知世、大永浩史、岡崎友美、梶慶子、梶周平、田村明日未、山上領太
龍谷大学写真部の卒業生有志による写真展

大学の写真部を卒業してから約10年が経ちました。それぞれ社会人となり、別々の場所で生活していたメンバーが、10年経って再び京都の地で集結します。
あの頃とは違う写真の撮り方、向き合い方を今、写真と真剣に取り組むことで再発見したいと思います。過去の自分を振り返りながらも現在の自分が感じたまま の写真を撮る。何らかの発見ができるかもしれません。作品を見る人にとっても、見る人それぞれの何らかの発見をしてもらえれば、と思います。

京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル1階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日

ギャラリー16 galerie16

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森本加弥乃 展
「−sanctualy−」


2018.2.13(火)〜 2.24(土)

 

「葛本コレクション」
葛本康彰+木谷洋


2018.2.27(火)〜 3.10(土)

本展「葛本コレクション」では、葛本康彰という美術作家の制作行為の解体と再構成を行う。葛本は作品制作にあたり、ある主題を一貫して設けている。それは私たちと外界にあるものとの普段の関係性を、認識しなおすということである。有機溶剤を発泡ウレタンに垂らすことで器状の彫刻作品を浮かび上がらせることや、雪に石膏を晒してそのまま硬化させる作品など、葛本は様々な方法でこの主題に取り組んできた。葛本は作品の素材となるものに主体性のようなものを認めたうえで、それに関わろうとする。というのも、葛本が扱う素材にはそれぞれ特徴的な来歴があるからだ。知り合いから譲り受けた骨董品やその箱、仕事として作製した舞台美術の小道具、ふと気にかかって撮影した風景の写真など、それら一つ一つには生活の一場面が息づいている。葛本の周囲にあり、素材として扱われるものの多くは、普段の生活のなかで出会うものや人、風景を包括している。葛本の制作行為のうち、こうしたものとその収集行為を「葛本コレクション」と称し、改めて次のようなことを考察してみたい。つまり私たちは、外界にあるものとどのようにして相互的に関係できるのかということについてである。

本展共同制作者 木谷 洋

京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日

ギャラリーギャラリー GALLERYGALLERY

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<ギャラリーギャラリー>

 

ばんばまさえ 個展
多色夾ケチ復興への取り組み

 

2018.2.20 (火)~ 3.4 (日)

 

ギャラリーギャラリーセレクション
(戸矢崎満雄ミニアチュール作品 ほか)

 

2018.3.5 (月)~ 3.31 (土)

<ギャラリーギャラリーEX>

 

山田さきこ 個展
(ニットアクセサリー)

 

2018.2.18 (日)~ 3.4 (日)

京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5階 Tel:075-341-1501 休廊日:木曜日

グランマーブル ギャラリー・パルク

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朴 善化(ぱく・そな)
「想い」


「大方広仏華厳経巻第五十九(高麗時代1341~1367)模写 」 部分
2013年
美濃紙、藍染紙、24金
H15.5×W12cm

2018.2.6(火)〜 2.25(日)

朴 善化(ぱく・そな)は、2000年に京都市立芸術大学美術研究科修士課程研究留学生として来日、2005年同美術研究科修士課程保存修復専攻修了、2009年同博士課程美術専攻(保存修復)領域修了、以後もおもに日本・韓国で仏教絵画の制作・保存修復に携わっています。

古来、大陸や朝鮮半島から日本にもたらされた仏教絵画は、おもに信仰の場において人々の祈りの対象として、あるいは仏教の教義や思想、世界観を表わすものとして制作されました。それらには制作された時代の貴重な素材・高い技術など先人の知恵が込められ、今日まで大切に受け継がれてきました。しかし人々の祈りの対象として永い時間信仰の場にあった仏教絵画は、紙や布に膠(ニカワ)を接着剤として天然の岩石などで描かれている物理的な特質から、常に傷みや破損・劣化にさらされてきました。それ故に仏教絵画は次の時代に伝え・残すため、保存・修復の技術も同時に発展してきたとも言えます。

朴は現在まで受け継がれてきた和紙や藍などの素材や材料、保存・修復の技術を熱心に研究する傍ら、生まれ育った国の文化財である韓国高麗時代から朝鮮時代に至る仏教絵画の模写にこだわって制作を続けています。朴は、描かれた線を手に持った筆で辿るなかで、その絵を描いた人の事を考え、その仏画を描いた場所や情景などを「想い」、それを共有しようとしている自分に気付くようになったと言います。また、それは自身を深く見つめるための「想い」の時間でもあるとも言います。

「絵」はそれが成されるにあって、紙や筆、絵具などの材料と描き手の眼と手のそれぞれが必要不可欠であるといえます。朴はまず自身が納得のいく絵を描くために、多くの仏教絵画を自身の眼と手で確かめ、紙・道具・画材の違いを知り、描き手の線を模写することで追体験し、その技術と想いを知り研究を深めています。また、その中で絵を描くこと、それを次の時代に伝え残すことには、描き手だけではなく多くの人たちの想いや取り組みが必要であることを知り、それらの想いを含めた継ぐこと・残すことへの探求を続けています。

今日の美術にあって「描く・残す」という行為が、『今という瞬間の私の想いや感性が消えてしまわないうちに、残し標す』ことに傾斜するなかで、『今を残すことが過去と未来を繋ぐ』ことに視点を据え、そこに「私」ができる範囲でひたむきに関わる朴の取り組みを見て・知ることができる本展では、「描くこと」「伝えること」が持つもうひとつの主体や本質を想うことができるのではないでしょうか。


〈展覧会について〉

「想い」朴 善化・「마음」박 선화展 開催にあたって

2000年から今日までの18年間、生まれ育った国の文化財である韓国高麗時代から朝鮮時代に至る仏教絵画の模写にこだわり制作を続けています。

韓国で暮らしていた時には、特に何の意識もしない「日常」であった故郷の風景、音楽、食べ物などは、言葉も通じず右も左も分からない未知の国で暮らすようになって、私の「想い」となりました。

来日してしばらくの間、それらの「想い」は「韓国の何と同じだろうか」「何が違うのだろうか」と、日本で出会う様々な物や事を理解するための比較対象としての存在でした。しかし、言葉や日々の生活にも慣れ、特に不自由なく暮らせるようになってくるとともに、その「想い」は自分自身のアイデンティティーであることを意識し始めました。

模写制作の対象としている韓国仏画についても、最初は単純に自分が韓国人だから描いて当然だと思い込んでいました。しかし、繰り返し仏画に描かれた一筋一筋の線を手に持った筆でたどっていきながら、その絵を描いた人の事を考えるとともに、その仏画を描いた場所や情景などを同郷の者として「想い」、共有しようとしている自分に気付くようになりました。つまり、私にとって韓国仏画を描いている時間は、自身を深く見つめるための「想い」の時間でもあります。

今回の展覧会では、私が自分探しとしての「想い」を込めてきた仏画を展示致しますので是非ご観覧下さい。

朴 善化

 

薬師川千晴
「一対をなぞる」


2018.3.2(金)〜 3.18(日)

2011年に京都精華大学洋画コースを、2013年に同大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻を卒業した薬師川千晴(やくしがわ・ちはる/1989年・滋賀県生まれ)は、在学中よりグループ展などに出品を重ね、2014年の個展『絵画碑』(Gallery PARC)以降、個展『絵画に捧げる引力』(Gallery PARC、2015)の開催、『ハイパートニックエイジ』(京都芸術センター、2015)への出品など、着実に活動を展開させています。

薬師川はこれまで、油絵具やテンペラ絵具を素材に用い、おもにデカルコマニー(*紙に絵具を乗せ、その上から別の紙を置いてひきはがすことで模様や像を生じさせる)技法を使用した、独特の絵画作品を発表してきました。この技法によって得られる左右対称の像を2枚の紙片に分かち、それらを大量に用いて画面上で構成する《絵画碑》作品や、絵の具を挟んだ紙を引きはがす際に見られる、絵具が引き合う力に着目した半立体の形状をもつ作品《絵具の引力》など、薬師川のこれまでの作品は、もともと1つであったものが2つに分かれた存在=「一対」の関係を主題に含んできたといえます。

今回初出品となる新作は、「一対」という存在に引き続き注目しながらも、「一対」を、”点と点”、”個と個”、”あちらとこちら”のような、異なる2つの存在の間に生じる”差異”や”距離”などの関係性とする思考のもとに、これまでとは異なる展開を見せています。

人が祈るときに両手を合わせる仕草から着想を得た新作《 右手と左手のドローイング 》は、右手と左手につけた異なる2色の絵具を、同時に紙に塗り付け、紙上で混じり合わせる作品です。手の痕跡、絵具のストローク、完全には溶け合うことのない2色の絵具が重なり、異なる色へと変化している様子などを画面から見てとることができます。同じく新作となる《 好一対の絵 》は、最初の絵に対し、それと「ペア」の関係となるもう一枚が描かれた、2枚の絵による作品です。一つの画面に描いた色やストロークを見ながら、もう片方の画面を描き、さらにその影響をうけて最初の画面に加筆するといった工程を繰り返しており、2つの画面は互いに影響を及ぼしあっています。

多数の工程を経て制作される前作と異なり、シンプルな手法で即興性を重視して制作される新作からは、絵具の物質性や手の痕跡といった身体性などといった、これまでの薬師川の作品にあった要素が凝縮されるとともに、互いに異なる性質をもった、非対称で異質な2つの存在からつくられる、新たな「一対」の思考を感じることができます。

今回の展示では、多数の新作のほか、《 絵画碑 》《 絵具の引力 》の未発表作品も出品します。薬師川の近年の作品を一望するとともに、彼女の「一対」をめぐる多数のアプローチを通して、”天と地”、”自己と他者”、”有と無”といった「二極」があることで生じる世界のあり方や可能性についても、思考をめぐらせる機会となれば幸いです。


【ステートメント】

一対をなぞる 紙に一つの点を描いてみる。そしてその隣にもう一つの点を描く。すると二つの点には色の濃さや大きさの“差異”が生まれ、同時に2つの点の間にある空間は、お互いへの“距離”となる。

私はこの、点と点、個と個、あちらとこちらから成る“一対”の関係性に魅力を感じている。

天と地、自己と他者、有と無、二極があることで対の関係は成り立ち、そしてそれは互いに必要とし合い、求め合うのだろう。

薬師川千晴

京都市中京区烏帽子屋町502 2F.3F. 4F Tel:075-231-0706 休廊日:月曜日

ギャラリー知

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古賀 陽子 個展


2018.2.21 (水)~3.4 (日)

休廊日:2.26 (月)、27 (火)
作家在廊日:2.21 (水)、23(金)-25(日)、3.2 (金)-4(日)

古賀は現在各地において絶賛上映中の本年アカデミー賞ノミネート映画「ゴッホ~最期の手紙~」に、世界各国より選抜された画家たちの中で、日本人として唯一参加、現在は京都国立近代美術館にて開催中のゴッホ展に於いてゴッホの《ラングロワの橋》の復元に挑戦するなど、関連した催しでも現在日本でも非常に注目されているアーティストです。

古賀は日本に生を受け、いくつかの別れ道を経たのちイギリス、フィレンツェへと学びの場を移し、彼の地にて西洋の近現代のアートの源流に触れて編纂を積んできました。

京都での初めての開催となる本展示では、古賀陽子の画家としての傾向を具象化した作品が並びます。「バラとニンフ」など、西洋の古典神話や文学にインスピレーションを得て制作された人物画が主たるシリーズです。
映画制作のプロフェッショナル達との仕事を経て、現在まさに画家としての本領を発揮しつつあるアーティストの仕事を観ることができる貴重な機会です。
皆様のご高覧お待ちしております。

京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月曜日

KUNST ARZT

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岸田めぐみ 個展
「思考するめがね」


2018.2.20(火)〜 2.25(日)

KUNST ARZTでは、岸田めぐみの個展を開催します。
岸田めぐみは、主にメガネのフレームに、 日常の些細な感情や感動をカラフルな糸で織り込むアーティストです。
生き生きと生い茂る緑の風景が、 メガネのレンズ部分に映り込んだように表現した 「in the green(2017)」では、装着することで、こちらが生い茂る植物の中から覗いているような視界が広がり、「夜ふけの雨(2016)」では、 夜に雨が傘に当たるやさしい音や、時おり光に照らされるしずくの軌跡を、傘に糸を織り込むことで表現しました。
本展は、彼女の代名詞でもある、メガネのフレームにカラフルな糸を織り込むシリーズの新展開の構想です。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

〈アーティスト・ステートメント〉

作品を制作することは、 日常をすごすなかで生まれた些細な感情や感動を、忘れないよう記録する行為を意味します。
莫大なものことや情報にあふれた現実において、 この行為はごく小さな自分の存在を埋もれ流されないようにするためのものです。
「自分はここ(現実)にいて、生活している」という確たる痕跡を残すために、身近な日用品に自分の些細なことを記録しています。

作品の構想は、日用品を探してから連想ゲームのように考えていきます。日用品と関係のあるできごとを思い出し、印象に残ったことを作品のデザインとして描き起こし、織っていきます。

イメージの表現手段には糸を使います。
糸は織り・編み・縫い物や、結んで装飾したり、物を支える助けに使われたりなど、日常に深く浸透していて、自分にとてもなじみがあります。
作品をつくるにはいろんな表現方法がありますが、自分に身近なもの-糸と日用品-を使う方法が、自分の感覚をもっともみずみずしくリアルさをもって表現できるような気がします。

岸田めぐみ

 

丹羽晴香 個展
「makes me high」


2018.2.27(火)〜 3.4(日)

KUNST ARZTでは丹羽晴香の個展を開催します。
丹羽晴香は、キャンバスに人間の心の奥底に沈んでいる何かを抽出するアーティストです。
形をイメージすることなく、白いキャンバスに向き合い、 生きることそのものがそうであるように、 形、色、絵の具、構図・・・無数の選択と向きい、 熟考を重ねて、独特の絵画が描き出されていきます。
タイトルは、作品完成後に、鑑賞者としての立場から、 感じたこと、見つけたことを含ませて付けられます。
具象でもなく、抽象でもなく、得体のしれない蠢くモノではありますが、力強さや独特の魅力にご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

〈アーティスト・ステートメント〉

いきものが生きていくうえで必ずする無数の選択。
考えを凝らしたうえでの選択、そうでない選択。
意識していようがいまいが わたしたちは多くの選択を積み重ね、今がある。

選んだからこその今。
選ばなかったからこその今。

キャンバスの上で同じように選択を 積み重ねることにより生まれる何かがある。
無数の選択を積み重ねたわたしという人間が、絵具を用いて画面上で一から新たに選択を重ねる。
できあがるものは、描く前から頭にあった形ではない。
だが、妙にしっくりくるものがある。
不思議だなあと描き終わるたびに思う。

丹羽晴香

京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日

ギャラリー ヒルゲート  Gallery Hillgate

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〈1・ 2 F〉
増田 実 パステル画展


2018.2.20(火)〜 2.25(日)

 

〈1・ 2 F〉
キノプリント
京都精華大学 版画コース 教員・院生・4回生有志による版画展


2018.2.27(火)〜 3.4(日)

 

〈1・ 2 F〉
中村美登 遺作展

2018.3.13(火)〜 3.18(日)

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日