京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

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<@KCUA 1.2. Gallery A.B.C>

 

京都賞受賞記念展覧会
ジョーン・ジョナス
「Five Rooms For Kyoto: 1972–2019」


Joan Jonas in New York
2012
Photo by Brigitte Lacombe


Reanimation
2010/2012/2013
Photo by Thomas Müller
Installation view, Gavin Brown’s enterprise,
New York, New York, 2017.

2019.12.14(土)〜 2020.2.2(日)
*年末年始休館:12.29(日)〜1.3(金)

主催:公益財団法人 稲盛財団
   京都市立芸術大学
企画・制作:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
企画協力:ロームシアター京都

パフォーマンスとニューメディアを融合させた新しい芸術表現の先駆者であり、50年にわたり現代美術の最先端を走り続ける美術家、ジョーン・ジョナス。第34回(2018)京都賞受賞を記念し、国内最大規模の個展を開催!

ジョーン・ジョナスは、その長きにわたるアーティスト活動を通じて、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、複数のメディアを融合させた表現を追求してきた。テーマを世界の情勢によって少しずつ変化させながら、重層的かつ詩的な構造を持つ作品を、83歳となった現在もなお精力的に発表し続けている。

本展では、ジョナス作品の重要なキーワードとなる女性、物語、環境問題などを辿りながら、その作品世界を紹介する。5室の展示室のうち、最も大きな部屋で展開されるのは、近年の代表作とも言える《Reanimation》である。インスタレーションとパフォーマンスの2バージョンを有するこの作品は、本展とロームシアター京都での公演とでその両方が鑑賞可能となる。

パフォーマンス作品において、映像や音、小道具、衣装が彼女の身体と相関しながら展開していくのに対し、インスタレーション作品では、彼女の身体の不在を埋め尽くすかの如く、複数の要素がさらに濃密に絡まり合って、展示空間を飲み込んでいく。彼女が劇場空間と展示空間をそれぞれどのように捉え、イメージやアイデアを相互に移動させながら作品世界を構築していくのかを、鑑賞者自身の身体で感じ取ることのできる貴重な機会となるだろう。

京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日

イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

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日野田崇 個展
「手と色形楽」


「地軸のずれる音」
2019
セラミック
112x44x46cm
Photo: Kazuo Fukunaga


「夢のゴミの島」
2019
セラミック
56x43x27cm
Photo: Kazuo Fukunaga

2019.12.7 (土) 〜 2020. 1.25 (土)
アーティスト・トーク:12.7(土):16-17 時
モデレーター:北出智恵子

手と色形楽

私は、一貫して陶による立体造形に取り組んできました。その姿勢は、陶を基盤にしながら、あくまで現代の視覚造形のひとつの在り方を追求するものです。私が陶の最も重要な特質と考えているのは、時間を超えて「半永久的に遺物として残り続ける」可能性があるということです。そして制作においては、もうひとつ、物質である素材と、それを手で加工していくことを重視しています。それは労働の一種ですが、それを概念に完全に置換することはできません。そこには、単に手仕事への懐古的な郷愁にとどまらない、「もの」と人間の感覚の交感に伴った官能性や抵抗感、循環をともなったやりとりがあります。利便性に偏った現代人の生活はこのような要素をどんどん失くしていく方向に向かっていますが、それと逆行する手の労働にはもっと積極的な意味があると思っています。

近代的な「美術/工芸」のような二元論や、概念を基盤にしたテキストやリサーチ、映像的な手法を多用するContemporary Art の領域とは別の枠組みを自身の制作に想定するために、最近では「手色形楽(しゅしきけいがく)」という言葉を使っています。今展ではとくにその用語を展覧会の表題に押し出しています。" Art" や" Kunst" といった西洋の概念と用語に対応する枠組みを、あとから当て嵌めたがために、諸工芸、書などの居場所が宙ぶらりんになってしまったのは周知の史実です。「手色形楽」とは、そのような状況の中で、前近代的な復古に走ってしまうことなく、自分にとっての色やかたちそのものの価値をもう一度見つめていこうという試みです。

1970 年代の初頭、ブラジルが軍事政権下にあった時代に、当局の歌詞検閲をかわすために、ミルトン・ナシメントが「魚たちの奇跡」の収録曲のほとんどをスキャットで歌っていたという事実は、私にとって重要です。このエピソードは政治的な要素も持っていますが、本来の「音」の潜在力を彼が知っていたことの証左のように思えるのです。色やかたちにもそれと同じような作用があるのではないでしょうか。色とかたちは本来、それ自体がひとつのことばのはずであり、ときにはヴァーバルな言語をはるかに凌駕するほどの戦慄的なカタルシスを見る者にもたらすことがあります。

私にとって、映像の色彩がなにかいまひとつ物足らなく感じるのは、おそらくそれが「光」をベースにしているからだと思っています。「光」は概念の足場である意識に働きかけます。それとは対照的に、陶の色彩は「もの」に受肉した啓示であり、重さや陰、灰汁のようなものを含んでいます。そこには私たちが自らの身体性を再考するきっかけが潜んでいると信じています。

日野田 崇

京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜&祝日

グランマーブル ギャラリー・パルク

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田中奈津子
「ANDROGYNOS」


「きょうの壺」
2016~2017
ミクストメディア


「プリズムの壺#1」
2016
キャンバス、油彩、アクリル

2020.1.10 (金) ~ 1.26(日)

2007年に京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了した田中奈津子(たなか・なつこ / 福岡・1981~)は、在学中より個展やグループ展などに取り組み、近年では個展「Being series」(ギャラリー白kuro / 大阪・2019)や個展「into Being」(d3 Gallery / 北九州・2019)、「ポートレートモード:黒宮菜菜・田中奈津子」(2kw Gallery / 滋賀・2019)などを開催。2020年には3月に開催される「VOCA展2020 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」(上野の森美術館・東京)に出品するなど、現在までに精力的に制作・発表活動を続けています。

田中は2017年のギャラリー・パルクでの個展「きょうの壺プレミアム」において、包装紙や広告・カレンダー等を素材に、2016年12月半ばから年越しの一ヶ月に渡って毎日制作した「壺」の絵を展示しました。これは、当初は身近な日常の中で不意に得たイメージを膨らませ、それらをモチーフに絵画・版画のテクニックを組み合わせた絵画制作を続けていた田中にとって、「壺」あるいは「毎日」という制約を手がかりに、それまでの感性や感覚に強く頼る絵画制作ではなく、五感・記憶・経験・感情・体調・身体・道具・時間などなど、多くの要素を素材として自覚し、選択することで絵画に取り組む機会となりました。

また、その後の2018年の春から秋にかけて取り組んだ「Being series」は、田中がアトリエの近くの市民活動センターを借りて制作したもので、「制作の度に画材を運び込み、決められた時間の中で出来ることを探し、時間がきたら筆を止め、また全てをまとめて帰る」を何度も繰り返したものでした。周囲の環境や状況という制約を手がかりに、そこから絵画を立ち上げるこの制作は、田中が『画材も、形式も、制作時間も、場所も外部に任せて、私はそこでできることをして、それらが結びついて絵画になればいい。』、『この絵は私だけの選択によって成立したものではなく、環境の中で仕立てられたものだから。』と語るように、自身の絵画制作へのまなざしや絵画への思考を更新する機会となったといえます。

本展は田中の新たな取り組みとなる「ANDROGYNOS(両性具有)」シリーズにより構成されるものです。本シリーズ作品の制作にあたり、田中は現在まで何度もヌードクロッキーに出かけ、男女のモデルを大量に描いています。アトリエではそのクロッキーから線を抽出し、キャンバスに描き写しますが、それは1枚のクロッキーから線を抽出し終えるとキャンバスを回転させ、また新たな線を重ねるというもので、結果、1枚の絵画には何枚(4~20枚ほど)ものクロッキーからの線が重なり、その画面は次第に抽象性を帯びていきます。田中にとってこのプロセスは、そのものが目的ではなく、「見たものを描く」行為を「画面の出来事」へと転換するための「きっかけ」として機能しているように思えます。またそのプロセスを辿るうちに、男:女、具象:抽象、現実:虚構、存在と不在、線と面といった、様々な項が綯交ぜとなった画面が現れることとなり、作品は両義的ながらもひとつの存在:絵画へと自立しはじめます。

「ANDROGYNOS」シリーズに至る近年の田中の取り組みは、いくつかの制約を仮設することで制作の自由を封じるのではなく、それにより自分自身にかかる制約(環境や身体、絵の具の材質、支持体の構造、音や時間など)の存在を確かめ、認めるための手続きとして必要とされたのではないでしょうか。また、それは同時に「描く」というとてもささやかで脆い自由を見出し、「描くこと」でそれら制約や矛盾を「絵画」に結ぶことができることを知るための契機となったのではないでしょうか。「ANDROGYNOS」の初期作品群で構成される本展において、田中のこれまで/これからの活動を概観いただく機会となるでしょう。

なお、会期中には、聞き手に真武真喜子氏(Operation Table キュレーター)をお招きしたアーティスト・トークを行ないます。これにより新作「ANDROGYNOS」についてのお話とともに、近年の田中の作品の変遷やそれぞれの取り組みの関わりを一連で知ることが出来るのではないでしょうか。

〈ステートメント〉

男と女、具象と抽象、現実と虚構、形あるものと形のないもの、、、 異なる事物を結びつけながら変容させていく力が像を結んでいく

ーつまりこれは「愛」の絵です。

田中 奈津子

【関連イベント】

アーティスト・トーク:
1.18(土)17:00~18:30
聞き手:真武 真喜子(Operation Table キュレーター)
*予約不要・入場無料

京都市中京区烏帽子屋町502 2F.3F. 4F Tel:075-231-0706 休廊日:月曜日

エンアーツ eN arts

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「exhibition 9」
白子勝之 個展


untitled 2019
174 x 145 mm
インクジェットプリント
胡粉・膠・シナ・カラー

2020.2.1(土)〜 3.1(日)
オープニングレセプション:2.1(土)18:00 - 20:00

会期中 金・土・日 12:00-18:00 開廊
アポイントメント 承ります

作品は特定の意味を有さず、複数のイメージを内包しながらただそこに在るだけである。

白子勝之

1984年滋賀県生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻漆工修了。

白子勝之は檜、楢、シナ等から 造形に最適な材や漆・顔料を選び抜き 作品を創り上げていきます。白子作品は大きくASSEMBLE, CONNECT, SCATTER, SCRIBBLE JUGGLE という五つのシリーズ分かれています。(各シリーズの詳細は別紙を御参照下さい) いずれのシリーズも、陶芸・漆工・絵画・彫刻・写真・・・あらゆるジャンルに於ける「美」が、自然界の造形物から得た複雑なモチーフに凝縮されています。そして、素材選びから額装に至るまで美への追及を怠ることなく完成された白子の作品群は静かに佇みながらも、鑑賞者を惹きつけてやみません。

弊廊において9度目そして2年ぶりとなる白子勝之個展「exhibition 9」では生物と漆の造形物を絶妙なバランスで組み合わせ刹那と永遠の美を写真でキャプチャするCONNECTシリーズと小さな彫刻作品(シリーズ名未定)をご紹介する予定です。白子勝之による美の世界を是非ご高覧下さい。

京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日

京都芸術センター Kyoto Art Center

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<京都芸術センター ギャラリー北・南 ほか>

 

TRA-TRAVEL「ポストLCC時代の  」


Yukawa-Nakayasu
「Dear」
2019


Qenji Yoshida x Wantanee Siripattananuntakul
「Intersection/Tourist trap」
2017


Mark Salvatus
「Dancers」
2019


Mong-jane Wu
「Plantation #02」
2014


Prapat Jiwarangsan
「Destination Nowhere」
2018


Yu-Hsin Su
「Water Sleep Ⅱ Akaike river under Xizang Road」
2019

2020.1.11(土)〜 2.16(日)

出展作家:Mark Salvatus(フィリピン)
     Mong-jane Wu(台湾)
     Prapat Jiwarangsan(タイ)
     Qenji Yoshida(日本)
     Wantanee Siripattananuntakul(タイ)
     Yukawa-Nakayasu(日本)
     Yu-Hsin Su(台湾)

Co-programカテゴリーB採択企画。アジア4ヶ国計7名のアーティストを招聘し、日本を例にLCCサービス発達後の、国境を超える人や物や情報の移動がもたらす力学を考察し、近未来に起こりえる社会状況を想像する展覧会。

〈ステイトメント〉
国を越えた都市が密接に接続するという、これまでの地政学に新たな視座を持ちこんだLCC格安航空会社の台頭。1993年以降、欧州では、EUの 「国境の自由移動を認め、受入国の国民と平等な待遇が保証される」という理念に基づく政策が伴うことで、《共同圏》を展開することに貢献しました。現在、都市間の物理的/心理的距離が近くなり、様々な交流、混交、連帯、或いは反発が常態化する状況は、ポストLCC的状況と捉えられるでしょう。

一方でアジア圏のLCCネットワークは、旅行者や移民に滞在や権利の制限があり、複雑に各国の利権が絡み合いながら移動の力学を発生させているなど、EUとは異なるポストLCC的状況を生み出し始めています。日本を例にとると、近年アジア諸国の旅行者や労働者の受入れ緩和を進めており、これまで以上に人や物や情報の流れが増し、結果として私たちは様々な移動によってもたらされる社会現象をより認知していくと予見されます。

アジア4カ国計7名のアーティストを招へいする本展は、観光、移民、コミュニケーションなどをテーマとするアーティストの視点を通して「国境を越える人や物や情報の移動がもたらす力学」を考察します。また、互いの国を訪れ、その社会/状況に対する共感を持つアーティストらが、作品プラン段階から意見交換や共同制作を行うなど、様々に協働して展覧会構成を行っています。

彼らの作品を通して近未来の社会状況を読み、それを現在の私たちの身振りと結ぶことから、展覧会タイトルである【ポストLCC時代の】に続く「空白」を想像する機会をもちます。

TRA-TRAVEL
《観光と人の導線を生み出す》大阪を拠点とするアートハブ。主に日本におけるグローバル化において見落とされている可能性を探ること、また海外で起きている先駆的な活動を取り上げ相互交流をはかることから「社会に新たな状況」を作りあげる企画や活動を国内外で行っています。

■アーティスト・トーク
日時:1.12(日)15:00-16:30
会場:ミーティングルーム2
※要事前申込
出展作家のQenji Yoshida、Wantanee Siripattananuntakul、 Yukawa-Nakayasuの3名が、展覧会についてお話しします。

■映像上映会
Yu-Hsin Su「water sleep Ⅱ Akaike river under Xizang Road」(11min)を上映します。
日時:2.6(木)− 2.9(日)10:00-20:00
会場:和室「明倫」

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000

MORI YU GALLERY 京都

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「常設展」


2019.12.26 (木) 〜 2020.1.26 (日)
冬季休廊:12.28 (土) 〜 2020.1.7 (火)

京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日

ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

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<展示室A>

 

坂本優子 個展
「多発する物語」絵画


2020.2.5(水)〜 2.16(日)

坂本優子は、金沢美術工芸大学工芸科(金工)卒業後、出身地の兵庫県において、本格的に絵画制作を始めました。
日々の暮らしや身辺の風景などから、土の中に生命の歴史を想像したり、動物の姿を引用して、今ある世界を寓話的に描いています。
慌ただしい美術の変化と距離を置き、黙々と、堅実に制作をつづける作家の5年ぶりの個展です。

ヴォイスギャラリー

消費しきれないほどの情報や、めまぐるしい日常をなんとかやり過ごし、しかし、何かにつけてすぐに忘れてしまうような日々。それでも連綿と続く暮らしの中で蓄積され残るものがあります。遠くでも近くでも絶え間なく起こり続けている(いた)日々の出来事から、私たちはどのような物語を紡いでゆけるのでしょうか。
今回展示する作品は、一つ一つはそれぞれ独立したストーリーをイメージしながら制作しています。しかし、それらを一つの空間で構成する時に、個々の日常が世界をつくりあげるように、隣り合うものや、対峙するものが反響し合い、一つの物語のような世界が生まれるようにと考えながら制作しました。

坂本優子

<展示室B>

 

企画展「その場所の話」
井口真理子・上野友幸・大友一世
作田優希・横谷奈歩


作田優希


横谷奈歩


上野友幸


大友一世


井口真理子

2020.2.5(水)~2.16(日)*前半
2020.2.21(金)~2.23(日)*後半

休廊日:2.10(月)・17(月)・18(火)・19(水)・20(木)
*前半は坂本優子個展と同時開催

京都に生まれ育った井口真理子の作品では、自身が創造したニューピーポー(new people)が京の<ある場所>の今昔を目撃しています。

ベルリンを拠点とする上野友幸は、街のフリーマーケットで求めた古い写真を作品に転換します。それらの写真は、おそらく、かつてそこに生き理不尽に亡くなった人々の幸福だった時間の記録でしょう。その元となった不詳の人々の写真もあわせて展示します。

大友一世は、生まれ育った京都と現在の日常である東京の風景を入れ替えながら、それぞれの時間をとどめるかのように風景を再構築します。

作田優希は、世俗から遮断された場所としての森、そこを聖域とする木々を描きつづけています。横谷奈歩は、その土地の史実や事件を撮影し、それらをもとに模型を再構築し撮影。 あらためて〈写〉〈真〉として提示します。

平面作品の中には時間が潜んでいます。 過去からの長大な時間やこの先の無限の時空を想像する展覧会です。


■企画展「その場所の話」特別プログラム

「トーク&ミニライブ~怪奇と官能の眠る場所~」
シモーヌ深雪(シャンソン歌手/DragQueen) × 石谷治寛(美術研究者) × 松尾恵(ヴォイスギャラリー)
日時:2020.2.21 (金) 18:30開場 / 19:00開演
会場:ヴォイスギャラリー展示室A
料金=¥1.500- (ワイン付) 18歳以上(18・19歳にはソフトドリンク付)
・先着25名様まで。日本語。
ご予約は、こちらの「お問い合わせ内容」に、<2月21日申し込み>とご記入の上、お名前・人数をお知らせください。人数を超えた時点で締め切ります。

京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日

同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

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〈ギャラリー・コラージュ〉

 

「ALBUM Remix」
京都精華大学 イラスト学科
アート&デザインクラス3年生


2020.1.28(火)〜 2.2(日)

私たちが吸収してきたものを自身の中でリミックスし表現した展覧会です。
音楽アルバムをイメージした空間に収録されたアート&デザインクラス30名による作品をお楽しみください。

〈コラージュ〉

 

「G2.8 写真展 No.19 断片集」
橋本隆・未来・小倉昭二
川崎敦・田淵浩隆・北村高信

2020.2.10(月)〜 2.16(日)

フォトグラファー達が気ままに撮ったほんの一部展

 

布施 美子貴 個展
「本日、木漏れ日和」


2020.2.18(火)〜 2.23(日)

京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル2階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日

ギャラリー16 galerie16

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グレート・ウォール


2020.1.21(火)〜 2.8(土)

ギャラリー16は1962年に現代美術を指向するギャラリーとしてスタートし、時代を画する表現と向き合い活動しています。本展では、ギャラリーと関わりのある作品を中心に(1950年代から現在)、ギャラリーの視点で斬新に空間を構成します。そこには年代やジャンルによる区分けはありません。思想やその背後にある社会背景などのカテゴリーも存在しません。作品だけではなく、写真や文字資料も同等に展示します。そして、アーティストの名前を指針に鑑賞するスタイルではなく、作品そのものと向き合う場になるでしょう。自らの目で見て、自らの感情に向き合う。観ることの喜びや探究心をあらためて感じる場を提示します。

京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日

KUNST ARZT

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大久保 海咲 個展
「sigh to sign」


2020.1.28(火)〜 2.2(日)

KUNST ARZTでは、大久保海咲の 京都初個展を開催します。
大久保海咲は、「植物」オブジェを軸に、 空間を異化するアーティストです。
2019年の大規模なインスタレーション作品「SONo.」では、 「植物の持つ形、自由さ、強さといった魅力」 (アーティストの言葉)が空間に解き放たれ、 空間の固有性は排除され、 どこでもない場所性と光の調整によって、 独特の時間感覚を形成していました。
そこには、日本人であること、女性であることなど、 カテゴライズされることに対する抵抗意識が 奏通低音として流れています。

KUNST ARZT 岡本光博

*toは、英語ではなくローマ字読みでto(と)と読みます。

〈アーティスト・ステートメント〉
社会の中での人がカテゴリーわけされることについて疑問を持ち、 カテゴライズによる物事の認識について問う作品を制作をしている。
大久保自身、幼少期から 多国籍の人々が暮らす地域で過ごし様々な文化混在していることが日常にあった。
そういった経験から性別というカテゴリーの中では、 女性であるが、自分の性を受け入れて女性らしく生きることにずっと疑問を持ち続けていた、 昨今話題になっているmetoo運動、 フェミニズムなどを通して様々な性のあり方、 人のあり方を知り、社会でのカテゴリーを抜きにした時自分とは何者なのか、カテゴリーというものはあくまでも 他者に伝わる上での名前でしかないというスタンスを持っている。
しかし、多くの人がまだ自分自身が社会の中で カテゴライズされていくことへの意識は低いと感じ、 作家自身も含めともに考えていける表現をしたいと考えている。

大久保 海咲


京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日

ギャラリーギャラリー GALLERYGALLERY

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吉谷美世子 個展
「pulse - between me and others」
フェルト/テキスタイルによる空間構成

 

2019.12.7(土)〜 12.22(日)

*12.16(月)〜 19(木)は、ガラス越しに作品を見て頂くことになります。

シルクとウールで薄い布フェルトを作り続けて十数年。今回は、素材の持つ柔らかさだけでなく、強さも合わせて表現することを試みました。

一旦布フェルトを作った後、折りたたみ、熱処理し、ひとかど毎にエッジが立つようプレスします。
何百回も繰り返されるその作業中、私は自分が細かい粒子 になって、作品を通して何処かへ流れ出ていく感覚に陥りました。

その行き着く先は、、、、、、、、。

吉谷美世子

京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5階 Tel:075-341-1501 休廊日:木曜日

ギャラリー知

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鳥彦 個展
「憤怒の神殿」


2019.12.14 (土) ~ 12.28(土)

※日曜日要予約(アートコレクター用)


展示にあたって

異界だとすぐ見て取れる漆黒の世界に存在する鳥人たち。その眼以外には読み取ることが難しい表情の彼らは実は非常に情緒豊かだ。生きものの気配のない洞窟や砂漠のなかにさまざまな形で現れる世界の風景は、静かに我々の眼前に現れる。  鳥彦の”メゾチント”という手段によって記録と同時に、我々の眼前へと召喚された彼らの素性は、絶望に包まれた世界で逞しく生きる個性ある鳥人たちである。理性や判断力、倫理観。どれもが欠落した世界に住まう彼らの表情豊かなふるまいは、我々の世界と密接にリンクしている。我々人類も文字を発明して交易を始めて長い年月が経つが、未だに戦争を克服できず考え方のあまりの違いにさらされ続け、互いを理解し合えぬままだ。
本展は「憤怒の神殿」と題されており、このアーティストの他者との関係性に対する認識と、境界に対する認識が表されたステートメントが用意されている。SNSは現代社会を投影する一つの装置であり、さまざまな意見をもったユーザーが雑多に混在するプラットフォーム。うまく使うのは難しく、当事者でない部外者も同列に関係する時代。そのSNS産業が拡大するとともに、世の中の全てが情報として処理されつつ時代は先へ進んでいく。

鳥人たちは絶対的に隔てられた画面の向こうで、漆黒を纏いつつ漂い続ける。これは我々の未来を暗示しているかもしれない何処かに存在する彼らのスナップである。彼らに直接話しかけることはできないが、その姿を通して我々は自分たちを再確認できるだろう。

GALLERY TOMO 青山 知相


the Temple of Rage(憤怒の神殿)

“共感”や“連帯”が叫ばれる世の中である。性別、生まれ、政治信条などでこちら側とあちら側を区切り、こちら側にいない人間ならば、どれだけ罵倒しても良いと考えている人間も多い。それは本当に貴方の感情なのか?

怒るというのは楽だし、気持ちが良い。金も時間もいらない、なんでもいいから難癖をつける相手と、やすっぽい被害者意識があればいい。

輪郭の曖昧な他人の感情に“共感”するべきではない。自分の感情と、その感情の原因が整理されないまま、他人の感情に引っ張られる。

個人的な感情を社会正義に格上げするために、他人と“連帯”するべきではない。個人的な感情を、他人から正しいと認めてもらう必要はないのだ。

内観を行い、個人的な感情をもっと大切に扱うべきではないだろうか。その感情は他人からすれば、まともに取り合う価値のない、下らないものかもしれない。それは何か恐ろしい事だろうか?誰しも理不尽に怒り、表明する自由がある。それによって被る不利益を受け止めるだけの覚悟があるのなら。

私達の怒りは、性別や、生まれや、社会を糾弾する“正義”のフリをして私達の前に現れる。私達の事を誰かから傷つけられた被害者として慰める。そうして私達を、次なる加害者へと仕立て上げる。

誰しも、自分自身の領域を持っている。その領域は、誰とも折り合いをつける必要のない、孤独な領域である。その領域は、個人的な体験、過去の決断、自分自身に課す律法によって、より強固に形作られていく。粗雑に扱えば、粗雑な領域にしかなりはしない。それは私達の精神そのものであり、それを私は憤怒の神殿と呼ぶ。

鳥彦

京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月曜日

ギャラリー モーニング  gallery morning kyoto

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月本ちしほ展
「translucence」


2020.1.28(火)〜 2.2(日)

現実と妄想が交錯するような霧の中で、私とあなたは半透明な膜に隔てられている。半透明な世界の中で時々膜越しにすれ違う。ぼんやりと光だけが透けて、湿った冷たい空気の中で、かすかに膜の向こう側にその気配だけ感じて。


いま住んでいる街は秋から冬にかけて濃い霧が出ます。
霧の中では見知った風景も知らないもののように見えます。何か半透明の膜をかけられたように見えたり見えなかったり。それでもそれは知っている場所であることには変わりなく、現実と妄想が交錯するような印象を受けます。

長いこと絵を描くことから遠ざかっていました。
見知らぬ土地で、見知らぬ人の中で日常の生活に埋没した私はどこか霧の中のように、そこにいるにも関わらず現実味がなく、半透明の膜に隔てられて生活しているようでした。
描きたかったことはなんだろう、なぜ描きたかったのだろう、そこにあったはずのものが見えない。半透明の世界の中で自分まで存在希薄な半透明な影のようになっていました。

霧の中を散歩して突然気づきました。
私は以前からずっと霧の中にいたのです。そして 、これからもきっと。
私の行き場のない感情について、誰かにわかって欲しかった。けれども私の皮膚の中の感情は、その半透明な膜を切り裂いて開いてみせたところでこの霧の中でははっきりと見えるものではなかったのに。
だから私は一言一句間違わぬように伝えようと腐心することをやめました。
自分自身も半透明になって見失っているというのにそんなことできるはずがなかった。
曖昧なものを曖昧なままに。半透明の世界の中でこの膜越しにぼんやりとあなたとすれ違うことができたらそれでいいのだと、ようやく気づくことができたのです。

月本ちしほ

京都市東山区中之町207 (三条通白川橋東入四丁目、三条通岡崎広道西南角)
TEL:075-771-1213 休廊日・月曜

ギャラリー ヒルゲート  Gallery Hillgate

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〈1F〉
「古野恵美子展」
(油彩・ミクストメディア)


2020.1.28 (火)~2.2 (日)

 

〈2 F〉
「松村通代 展 ―人形・花―」
(油彩)


2020.1.28 (火)~2.2 (日)

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日