イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

ギャラリーのサイトへ
 

上田順平 個展
「シン/ エン」


「ソウ/チ」
2019
レンガ、テラコッタ、陶器、炻器、
半磁器、磁器、ファインセラミックス
5×1200×5 [cm]
Photo:Takeru KORODA


「リ/ジュン」
2017
ガラス
11×11.5×5.5 [cm]
Photo:Takeru KORODA

2019.9.27 (金) 〜 10.26 (土)
※10.5(土)は 「ニュイ・ブランシュKYOTO2019」の開催にあわせて22:00まで開廊

この度イムラアートギャラリーは、芸術における「やきもの」の可能性を探求し、多様な表現を展開する上田順平の個展「シン/エン」を開催致します。
上田は、これまで「やきもの」が背負う文化や歴史、「うつわ」という概念、装飾と機能および用途に対しての問いから、それらの関係性に着目した作品を制作してきました。

2010年には、「五島記念文化賞美術新人賞」を受け、同年より(旧)五島記念文化財団、(現)東急財団の研究員としてメキシコに滞在しました。本展は、(旧)五島記念文化財団の助成を受け、本年1月に横浜市民ギャラリーにて開催された海外研修成果発表展での作品を中心に構成されます。

上田は、研修期間中に、メキシコの風土や文化、古代文明を伝える考古学資料に触れたことにより、長い時間の中で紡ぎ出され受け継がれてきた「やきもの」の変遷や、文明と技術と芸術の接点について考えるようになったと言います。
そして、水をすくう動作から生まれた掌のなかの水面の形に四角形を見たことから、原初から現在までのヒトの営為を繋ぐ手がかりとして四角形という図形に注目し、作品の要素としました。

一方、研修後の大きな変化として、これまで素材としてきた陶磁器に加え、レンガ、瓦、*1ファインセラミックスを作品素材に用いるようになりました。
世界最古の建築資材の一つであるレンガと、焼き物の歴史の最先端に位置するファインセラミックス、そして、日本の風土から生み出され育まれ続ける瓦*2(淡路瓦)、それぞれが持つ文化的背景や物質の特色から作品素材として選択され、それらの焼き物だけが持つ材質感と色彩による表現を提示します。

イムラアートギャラリーの展示スペースは特徴的なレンガ床を呈しており、作品としてのやきものと現代生活の中で機能する焼き物の在り方や、作品と展示空間の豊かな色彩の重なりにもご着目いただけます。

本展では、これらの多様な「やきもの」を用いて、「最初の理の発見から今日までのヒトの営為と物質と時間の関係」を可視化し、観者の中に一つの体験を生み出すことを試みます。

*1ファインセラミックス
ファインセラミックスは、ガラスや陶磁器などの仲間であり、その中でも精製された原料を用いて作られた高精密・高機能なセラミックスを指します。自動車やスマートフォン等の部品として幅広く用いられています。

*2淡路瓦
淡路瓦は、日本三大瓦の一つであり兵庫県淡路島で制作されています。淡路島特有の良質な土から作られ、煙で燻す事で表面に炭素の膜をつくる「いぶし瓦」を主体とします。粒子が細かく美しい仕上がりが特徴です。

京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜&祝日

エンアーツ eN arts

ギャラリーのサイトへ
 

大島成己 個展
「卓上の静物」


2019.9.20(金)〜 10.13(日)
会期中 金・土・日 12:00-18:00 開廊
アポイントメント 承ります
オープニングレセプション:9.20(金)18:00 - 20:00
NUIT BLANCHE 2019:10.5(土)12:00 - 21:00

ご協力:Yumiko Chiba Associates

eN arts では 2019年9月20日より、大島成己(1963生)による個展「卓上の静物」を開催致します。2003年ロッテルダム国際建築ビエンナーレや2004年第9回ヴェネツィア・ビエンナーレのフォトグラフィ・セクションにおいて作品を発表。国際的に活躍しているアーティストです。現在は多摩美術大学で教鞭をとりながら、主に東京にて制作を続けております。代表的な作品には「layer colored」 「scene, light, color」 「reflections」 「haptic green」などのシリーズがあります。特徴的なのは、写真作品内に遠近二つの距離感を混在させて空間認識を揺るがし、鑑賞者にかつて感じたことのない視覚体験をもたらすということ。(各シリーズの詳細はこちらをご参照下さい。http://www.naruki-oshima.org/top.htm

京都に学び、卒業後は京都にて教鞭をとる という京都にゆかりの深い大島ですが、京都における初個展となる本展では、新シリーズ「The Neutral : Still Life on a Table」より新作12点を発表致します。

慌ただしく過ぎてゆく日常生活での「見る」という世界から私たちを解放し、研ぎ澄まされた視覚と感覚で「視る」ことにより、外の世界との鑑賞者の新しい関係を構築してゆく大島作品・・・その不思議な感覚をお楽しみいただければ幸いです。

毎年恒例となりました京都市とアンスティチュ・フランセ関西が開催する ニュイブランシュKYOTO に 今年も参加致します。10月5日 土曜日は通常より長く 21:00まで開廊しております。秋の夜長を eN arts でお楽しみ下さい。
http://www.nuitblanche.jp


「The Neutral:Still Life on a Table」
シリーズについて


装置としての写真は、単眼のレンズで捉えられた対象世界をスクリーンに投影し、それを定着する。つまり、一つの視点を基点にして対象に向けられた視界の四角錐を切断した面がスクリーンであり、それが絵画となり、写真となってきた。そしてこの装置において世界は表象化され、私たちの認識に大きく関わってきたわけだが、私はこうしたあり方に限界と息苦しさを感じ、そこから解放されるために写真装置のあり方を問い続けてきた。それが私の実践となってきたのである。

その実践のこれまでの例としては、ガラスファサードの反射を被写体にした写真イメージを複数のレイヤーに切り分け(=スクリーンの多重化)、空間を錯綜させることで一元的なスクリーンに揺らぎをもたらしたり、あるいは対象の一部をズームアップした数百枚の写真を一枚に統合し(視点の多数化)、遠近の距離感を混在させることで、単眼によるパースペクティブを壊乱させようとしてきた。

今回の新シリーズ『The Neutral : Still Life on a Table』では、後者の複数のショットを統合するスティッチングの技法で制作されている。この技法を応用すれば、様々な箇所にピントを設定することができるので、複数に設定された焦点をレイヤー面として現出させ、四角錐の切断面を卓上の風景に表し、客体化させようとしている。つまり単眼による安定的な空間から離れて、複数の焦点によって生じるレイヤー面とそれ以外の暈けた空間域の間に<界面>を生じさせることにより、安定的な写真空間に揺らぎをもたらそうとしている。そこにおいては、卓上の静物たちは、意味特定されがたい物へと変容し、触覚感、色彩、形の生々しさとして現れてくるだろう。ざらざらとした、つるっとした、ぬめっとした<表面>、物の属性としての固有色から離れて気体、あるいは非物質化した<色彩>、量感を失い陰影化した<形>などなど、抽象的な現象として静物たちは現れてくる。意味文脈から離れて、なにかに特定されがたい<ニュートラルな状態>として物の有り様を提示すること、それが今回の新シリーズの狙いとなっている。

大島成己

京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日

グランマーブル ギャラリー・パルク

ギャラリーのサイトへ
 

国谷隆志 展
「Multidimensional」




「Untitled (NEVER LAND) 」
2018
ネオン管、プレキシグラス、
スチール、変圧器、コード
h29.9 × w 50.2 × 24.4(cm)

2019.9.20 (金)~ 10.6(日)
*10.5(土)は「ニュイ・ブランシュ 2019」のため22:00まで開廊

美術家・国谷隆志(くにたに・たかし/1974年・京都生まれ)は、『人間の空間への関わりにおいて、自分を取り巻く世界、物事についてのあり方を問うこと、さらに人はそれらとどのように向き合うのか』に関心を寄せ、鑑賞者に身体(肉体・主体)の「位置」への自覚を促すことを主眼に表現を展開させてきました。

国谷はおもにオブジェや彫刻を中心としたインスタレーションを作品として、展示空間を「場」へと変換します。その「場」は内包する鑑賞者に働きかけ、そこに時間・空間・鑑賞者を分断、あるいは再構築させることを促します。また、近年のネオン菅を用いた一連の作品は、光という現象による空間の変容だけでなく、文字を造形に、言葉を意味に解体・再構築する体験により、展示空間だけでなく、私たちの日常や社会構造をも「場」として眼差し、そこに内包される「私」という因子の座標や振る舞いに思考を巡らせるきっかけを与えてくれます。

本展「 Multidimensiona(l =多次元)」は、3フロアにわたる展示空間のそれぞれを、2階をX軸(水平)、3階をZ軸(奥行き)、4階をY軸(垂直)への意識を促す場として構成しています。これらは私たちの三次元による認識を解体・再構築するように展開します。また、変化する外光には、それら空間に流れる時間の存在をも感じることができるでしょう。

しかし、私たちの認識し得る「場」は、こうした「三次元」「時間」といったものだけなのでしょうか。私たちはこれら比較的認識しやすい次元(dimension)を超えて、より多様で複雑な多次元の場に生きているのかもしれません。また、その多次元は数学的な空間としてだけではなく、私たちの想像や記憶、感性の広がる空間にも及ぶかもしれません。

それぞれの次元の広がりに眼差しを引き込む国谷の作品を眺める中で、私たちは未だ不可視の異なる次元に触れ、その存在を感じることが出来るのではないでしょうか。


〈ステートメント〉

空間と私の距離

人間と空間は、深く複雑に絡み合った関係である。

空間というものの存在を考える上で、身体を抜きにすることは難しいだろう。それは、私たち人間の身体が常に空間の中に置かれているのと同時に空間を自らのものとすることによって環境を捉えているためだ。作品が身体の感覚に働き掛けるとき私たちは思考によってそれを把握し、統合する。作品は単なる物質として捉えられるのみではなく、場として身体の一部となる。それは論理や認識のレヴェルではなく、内面的な領域へと思考を拡大していくことである。

私は、私の作品が観客の意識の中で新たな意味や世界観を創りだす装置のような機能をはたすことができればよいと考えている。観客が作品によって示される空間に立ったとき、身体を通じて観客自身の意識の中に起こる出来事は主体的であるために客観性に欠け、あまりに不確かなものかもしれない。しかし、このような場の感覚によって、「身体が、今、ここにある」ということを強く自覚する事ができると私は考えている。

私は、人間の空間への関わりにおいて、自分を取り巻く世界、物事についてのあり方を問うこと、さらに人はそれらとどのように向き合うのか、といったことに関心がある。人が占めている位置、身体、空間、時間、物の配置による人の視点や移動。これらは身体を起点とした観客自身の位置であり、場の感覚によって示されるものは、自らの存在を示すことに繋がる。作品の意味は観客の体験によって成立し、観客の参加そのものによって完成する。 あなたの存在と私の存在によって作品を完成へと導くことを、あなたの存在と私の存在の証明とする。

国谷隆志

京都市中京区烏帽子屋町502 2F.3F. 4F Tel:075-231-0706 休廊日:月曜日

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

ギャラリーのサイトへ

<@KCUA 1.2>

 

京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品活用展
「still moving library」

2019.9.28(土)〜 11.3(日)

企画:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
主催:京都市立芸術大学

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)では,本学芸術資料館収蔵品を活用した展覧会を開催します。

本展では,「library」という言葉を,図書館というだけでなく,個人の書庫・コレクションも含めて広義に捉えたうえ,それをキーワードとして,芸術大学での教育・研究資料,アーカイブなどの資源の「活用」方法,また「活用」の場とは何かを考えます。さらに,本学芸術資源研究センターの研究成果として,本年1月に刊行された富本憲吉「わが陶器造り」に関連した資料を展示します。

※富本憲吉(とみもと けんきち)・・・元京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)学長,人間国宝,文化勲章受章者

会期中のニュイ・ブランシュKYOTO 2019では当日限定のイベントを実施。

京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日

京都芸術センター Kyoto Art Center

ギャラリーのサイトへ

<ギャラリー北・南>

 

展覧会「二つの部屋、三つのケース」


関川航平「強く移動する」
2018, パフォーマンス
撮影:市川勝弘 
©スパイラル(株式会社ワコールアートセンター)


山中suplex
「山中suplex毎年恒例! BBQ!」活動記録
2019,
撮影:前谷開


タカハシ 'タカカーン' セイジ
「『芸術と福祉』をレクリエーションから編み直す」

2019.8.27(火)〜 9.29(日)
9.6(金)9.17(火)−19(木)は展示替えのため休廊

主催:京都芸術センター

京都芸術センターは、創作のためのひらかれた施設として2000年にオープンしました。開館以来、展覧会、パフォーマンスなどの多様な形でアーティストたちの作品が提示され続けています。
しかし、作品と一口に言っても、絵画、ダンスなどのいわゆる「作品」だけが「作品」とはいえず、展覧会・パフォーマンスが行われている空間、その瞬間、そこに居合わせた人たちが存在する/関わることによって生成される場を一つの作品としてみることもできるのではないでしょうか。

本展では、展覧会という形式をとりつつ、三組のアーティストが、京都芸術センターの特徴的な北・南ギャラリーという二つの部屋を同時につかいながらそれぞれ作りだす三つの時間・場を提示します。一ヶ月にわたる展覧会会期中に、それら三つのケースを順々に追っていきます。

私たちの身の置き方によって、三つのケースの時間と状況は様々に変化しうるでしょう。それは、この展覧会を共につくることに他なりません。アーティストの試みを、私たちが拡張する刺激的な場をお楽しみください。

ケース1:
立ち会う アーティスト 関川航平
「散歩られ」
2019.8.27(火)〜 9.5日(木)

例えば、散歩をしているあなたが足を交互に動かすと過ぎ去っている周辺の景色のどこかに目が留まれば名前を呼べるので声に出すことはなくとも呼ばれることのできるそれがそれ以外の周辺と区切れのない風景として散歩をしているあなたを見送る時、風景の中の何かは散歩するあなたによって散歩られているのか。

ケース2:
選択する、決定する アーティスト 山中suplex
「二つの部屋、三つのケース」
9.7(土)〜 9.16(月・祝)

ギャラリー北と南を、山中suplexに見立て、STORAGE [倉庫]とWORKSHOP [工房]の機能を持たせます。二つの空間を使用した三回のワークショップを行い、山中suplexメンバーとワークショップ参加者とで作る三つの"ケース"を提示します。

ケース3:
演じる アーティスト タカハシ 'タカカーン' セイジ
「京都レクリエーションセンター ~施設のための試演~」
9.20(金)〜 9.29(日)

当センターは、施設のための試演(みかたの共同開発を目的とし、「すごす」ことを手段とします。ときには「やってみたかったことをやってみるための時間」があり、日々の終わりに「試演会議」を開くのですが、「残せなさ」「残らなさ」を「残したさを伴って伝え続けてもらうこと」)を行います(2019.7.2現在)。

山中suplex 「二つの部屋、三つのケース」ワークショップ

●「展示する」ワークショップ
9.8(日)13時-17時(※間に休憩あり)
定員:5名
●「罠を仕掛ける」ワークショップ
9.12(木)11時-15時(※途中でお昼休みあり)
定員:5名
●「整理整頓」ワークショップ
9.15(日)13時-17時(※間に休憩あり)
定員:5人

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000

MORI YU GALLERY 京都

ギャラリーのサイトへ
 

「常設展」


2019.9.5 (土) 〜 9.29 (日)

黒田アキ 藤浩志 五十嵐英之 藤原康博
河合政之 小栁仁志 黒川彰宣 浜崎亮太

京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日

ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

ギャラリーのサイトへ
 

企画展「美術考古」 forgotten object/remembered things


*参考画像
(2016年開催「茶会型パフォーマンス 超縄文」より)

2019.10.4(金)5(土)6(日) 11(金)12(土)13(日)
トーク&パーティー:10.5(土)19~21時

主催:ヴォイスギャラリー
*ニュイブランシュ京都2019参加プログラム

無名・匿名、所有者や事物の変化に加担した人の署名入りのモノ・作品が、混在しながら、互いにモノガタリを引き出す試みをします。
出展者:中村大(考古学者)・西村勇人(写真作家)・古川勝也(美術作家)・山本晃久(工芸作家)。
加えて、本展には、別で企画され主催者が異なるプロジェクト"listening to stone"(主催:黒川岳&art360°)が混入します。入れ子状の両企画から、各出展者の制作や研究における、1億年・数千年・千数百年・150年・100年を遡る時間への意識に触れます。

 

近藤千晶 展
「光の方へ」


「光の方へ2 Toward the Light」
アクリル・綿布
162× 162 cm/2019

2019.10.23(水)〜 11.3(日)
パーティー:10.26(土)17時〜19時
休廊日:10.28(月)・29(火)

過日 厳冬の候
丘の上にキャンパスを臨む河川に
かかる橋の両詰から
光を受けた二ツの大円環が
対岸に向けゆっくりと転がり
橋の中央で交叉した

N先生の絵画場の実験を
見守ったその日から
網膜に焼き付いた橋を渡る垂直の環と
先生の頭の中にあった計測器のことを
ずっと考え続けている

近藤千晶

京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日

同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

ギャラリーのサイトへ

<ギャラリー>

 

「立体造形2019」

2019.8.27(火)〜 9.8(日) ※12:00-19:00
(9/2(月)休廊/最終日は17:00まで)

合同レセプション:9.7(土)18:30〜
企画:3ギャラリー合同
(ART FORUM JARFO、同時代ギャラリー、JARFO京都画廊)
ジャンル:立体

立体造形展は、近年の彫刻作品や立体作品が置かれている現状や、それに対する一般市民・関係者の認識を把握するとともに、立体造形表現の価値と可能性を作家自ら、そして観者に問うための機会となることを目指し2012年からスタートしました。今年で8回目となる今展も、ART FORUM JARFO・同時代ギャラリー・JARFO京都画廊の3会場にて開催いたします。
様々な素材や技術による立体表現をお楽しみください。

*〈立体造形2019小品オークション〉を開催いたします。
期間:8.27(火)12:00 〜 9.7(土)15:00迄
会場:同時代ギャラリー

京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル2階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日

ギャラリー16 galerie16

ギャラリーのサイトへ
 

藤友 陽子 銅版画展


2019.9.17(火)〜 9.22(日)

いつも通る道
見なれた家の壁
いつもの角をまがった時
いつもより
ほんの少し濃い影を見つけ立ち止まります

Fujitomo Yoko

◆藤友陽子 Yoko Fujitomo
1981 嵯峨美術短期大学 版画コース卒業

 

新野耕司 展


2019.9.24(火)〜 9.29(日)

私の内にある暴力的、狂乱的行為を銅板に刻み込むと獰猛な線のみ紙に刷り取られていると思っていたが、そこには臆病な線も同時に刷り取られていたことに最近気付く。内に隠しておきたい私を曝け出すのは恥ずかしいもんだが、外から覗き見したい気持ちもある。まだまだ銅板とのにらめっこは続く。

新野耕司

◆新野耕司 Koji Shinno
1978 大阪府生まれ
1999 嵯峨美術短期大学版画科卒業
2001 大阪芸術大学美術学科版画コース卒業

 

ソテツとてつもなく並|小林 椋


2019.10.1(火)〜 10.12(土)

〈ニュイ・ブランシュKYOTO2019〉
10.5(土)のみ12:00〜22:00

【Sound Performance & Party】
10.6(日)18:00〜20:00
[出演]正直(小林椋・時里充)
[料金]1000円

正直 SHOJIKI

◆展覧会内容
既存の楽器を完璧に演奏することを目指した19世紀の自動演奏楽器。ドラムの代替物として、打楽器の音を電子音のパターンで自動演奏するリズムボックス。音楽の演奏にまつわる異なる時代の2つの機械をモチーフにしたインスタレーション。

◆小林椋 Kobayashi Muku
1992年、東京都生まれ。2017年、多摩美術大学大学院美術研究科修士課程情報デザイン領域修了。2019年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻に修了。キネティックな動きによってささやかな音を発する音響装置から、近年ではヴィデオカメラやディスプレイといった映像機材などと組み合わせたインスタレーションを制作している。

京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日

KUNST ARZT

ギャラリーのサイトへ
 

繁田 友香 個展
「表層の月」


2019.9.17 (火) ~ 9.22(日)

KUNST ARZT では、去年に引き続き 3度目となる繁田友香の個展を開催します。
繁田友香は、月のような絵画を生み出すアーティストです。
油絵具と水の反発する自然現象をコントロールし、 丸い形に絵の具を積み重ねていく行程を経て、 月のような表層を獲得しました。
芸術の目的の一つに「自然の模倣」がありますが、 そういう意味では、近年の彼女の「月」の表現は 芸術の本道を歩んでいるといえるでしょう。

KUNST ARZT 岡本光博


〈コンセプト〉

私は月というものを、太陽の光によって その存在を認識することができる、 視覚的な現象であると考える。 また、月は見えていることが現象であることを、 その存在全てで示しているもののようにも感じる。 私達が日々を営む地球と同時に生まれ、 永い永い時間を共に寄り添ってきた月。 夜空に見えるその現象に、 古く昔から人々は物語を残し、文化を築いてきた。 現代においては、月に限らず、惑星・天体を 観察することで、地球の有り様を情報として 得るために行なっている。

歴史の地続きにある私達は、月に何を見るのだろうか。

私は、この偶発的現象から生まれた作品を通して、 自身の生きる場所の在り方・有り様について考察する。

〈ステートメント〉

私は、丸い形に絵の具を積み 重ねていく行程を経て、作品を作る。 それらは、作品と向き合う回数や時間が 蓄積されたことにより、生まれた表層である。 形を留めることが困難な“視覚的現象”を モチーフに、描画材料を用いて現象を起こし、 視覚化することを意識して制作している。

繁田 友香

 

山羽 春季 個展
「妖精の丘」


2019.9.24 (火) ~ 9.29(日)

KUNST ARZT では、昨年に引き続き、 山羽春季の個展を開催します。
山羽春季は、演劇やフィギュアスケーターの動きを 動画のコマ送りのように描き出す日本画家です。
「動きのすべてを捉えたい」というマニアックな 愛情表現が起点となっていますが、 選んだ題材の写真や動画を見て描くのではなく、 彼女自身が繰り返し見ることにより、 それらの舞台や動画を脳裏に焼き付け、 脳内再生したイメージを下書きも無しに、 半ば即興的に描いていきます。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博


〈アーティスト・ステートメント〉

小さい時から妖精や竜がでてくる 神話や寓話、昔話が好きで、 よく絵を描いていました。 墨と和紙を使った作品も 神話の物語の場面を描いています。 ギリシャ神話にでてくる 琴の名手のオルフェウスの物語で、 亡くなった妻を黄泉の国まで迎えに行くお話です。 この話はオペラの演目にもなっていて、 タイトルの『妖精の丘』はその戯曲の 歌詞から引用しました。 主人公の結婚式の場面で沢山の妖精が 二人を囲み「妖精は丘を離れ踊り二人を祝う」 と歌います。オルフェオのオペラにはコーラスが多く、 声の重なりに悲劇を見守る妖精を感じました。 今回の個展では沢山の精霊や妖精の踊りを描いています。 他にもフィギュアスケート、日本舞踊など 自分の感動した踊りも加えて描きました。

山羽 春季

 

小嶋 崇嗣 個展
「PARFUM」


2019.10.1 (火) ~ 10.6(日)
*10.5(土)のみ12:00-22:00
ニュイブランシュ2019参加展覧会

KUNST ARZTでは、 小嶋崇嗣の個展「PARFUM」を開催します。
小嶋崇嗣は、大量消費社会における、 商品の“脇役”をフューチャーする コンテンポラリー・ジュエリー・アーティストです。
ただ、商品の主役以外の部分を用いるとはいえ、 あくまでも主役との関係性の中で作品展開しています。
プラモデルのランナー(捨てる部分)を フューチャーしたシリーズでは、その色や形状、 タイトルから、本体・主役との関係性を維持することにより、 ただのゴミでしかない部分が、 「ジュエリー」という真逆の価値を獲得しました。
本展は、ニュイ・ブランシュの時期でもあり、 フランスを代表する有名ブランドのシャネルN°5の瓶を フューチャーした構成です。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博


「PARFUM」

誰が使ったともしれない香水瓶の残り香を身にまとう 香水「N°5」が発売されたのは1920 年。
約100 年のあいだ、様々な時代の女性が 同じ匂いを身にまとってきました。
同じ香りに対して、身に付けた人 それぞれに違う人生、想いが宿っています。
誰かが使用した香水瓶を用いる事で、 誰とも知れない人の記憶を身にまとう。
身につけて確かに匂いとして存在しているが 目に見えない香水。
実在して目に見えるが身につけられない香水瓶。
消えるモノと消えないモノ。
身体と記憶。
「香水」として売られている 両者のもつ消費社会での役割と、 匂いのもつ人の気持ちや記憶との関係性を、 ジュエリーという身につける形にする事で 可視化しています。

小嶋崇嗣

京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日

ギャラリーギャラリー GALLERYGALLERY

ギャラリーのサイトへ
 

濱田菜々 個展
「MULTICOLOR」
テキスタイルによる空間構成

 

2019.9.14(土)〜 9.29(日)

神社やお寺には引いたおみくじを結ぶ場所がある。
おみくじに書かれた言葉を読んで多くの人はより良くなるようにという願いを込めて結んで帰る。
ひとりひとりが結ぶ小さな紙が蔦が壁面を這うようにやがて大きな祈りの面になっていく。
現代においても「非科学的」とされそうなこの行為は時代が変わっても続いていくのではないか。

ある人の著作の中で「現代人には呪いが効くようになった」という一文が紹介されていた。
実際、他人からのひどい言葉が「呪い」になってその人を攻撃して貶め、追い詰めてさらに取り返しのつかない事にまでなる事件がたくさん起きている。
その反面、嬉しくなる、元気になるような良い言葉をもらって奮い立ったり、立ち直ったりすることもある。

よい良い選択のために多くの人が集まって抗議活動が続く国があり、痛ましい事件に追悼を捧げるためには人々が集う場所ができる。国と国との争いのような、大きく見える(ほんとうは大きくないかもしれない)波に巻き込まれる個人は個人同士のやりとりを諦めずに続けていく。

全てが均一である必要はないし、全てが同じ方向を向いている必要もない。
ひとつひとつの色や輝きは違っていて、それで成り立っている。

濱田菜々

京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5階 Tel:075-341-1501 休廊日:木曜日

ギャラリー知

ギャラリーのサイトへ
 

皆吉 経之 個展


2019.9.7 (土) ~ 9.21(土)

13:00-19:00 最終日17時迄
※日曜日はご予約の方のみ

 

「1m x 2m, ‘Vol. 1」


2019.9.28 (土) ~ 10.6(日)
オープニングパーティー:9.28(土)18:00-20:00

※ニュイ・ブランシュ 京都 2019
10.5(土)19:00 – 22:00

ワークショップ
アーティスト:Chia Keh Ling Joyce, Lim Bee Ling, Low Mei Yi Guineviere, Ng Siok Hoon, Sao Thu Myat Pyi Tan Cindy, Tan Shi Qi Andrea, Zhang Qiao and Richard Steiner.

京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月曜日

ギャラリー モーニング  gallery morning kyoto

ギャラリーのサイトへ
 

中道由貴子 展
「追憶の森」


2019.9.10(火)〜 9.22(日)
会期中 月曜日休廊、12-18時

「はじけて たどって つながって」
実家の庭に、育ちすぎたお化けみたいなもこもこした植物がある。
久々に帰った家の庭のその植物には、色違いの蔦が巻き付き、盛大についた寝癖みたいにぴょんぴょんと蔦の先が葉の間から伸びていた。葉の間を抜けて、陽に向かって手を伸ばしているようにも見える。
もしかしたら、植物の高さを利用して、もっと大きな建物へとつなげていこうとしているのかもしれない。
からまったり、間からのぞいていたり、同じ種類ではないのに同じ環境の中で一緒に伸びている。

散歩をしていると、遠くから飛んできた種の偶然なのか、たまに不思議な共存を見たりする。
そんな組み合わせもありか。
前からいたものを邪魔するでもなく、場所を分けてもらいながら、強く伸びていて、良いなと思う。

中道由貴子

 

井上 舞 展
「不安定なシンボル」


2019.10.1(火)〜 10.13(日)
会期中 月曜日休廊、12-18時
※10.5(土)はニュイ・ブランシュ2019開催に伴い22時までオープン

自分の気分屋な性格が作品にも反映されてるのか、絵を描こうと思うタイミングはいつも唐突にやってきます。

図書館で本を読み漁っている時、電車の窓からの景色をぼーっと眺めている時風呂に入っている時あるいはトイレで小休憩している時、、、笑

様々な場面でその場で見たものをきっかけに絵のイメージが浮かび上がっては容赦なく通りすぎてしまうため、その度に掴めたり、そうでなかったりと、どのタイミングでやってくるのかが全く予測ができないのでいつも振り回されてしまいます。

かろうじて記録として掴んだ描きたいモチーフが集まって蓄積してくると、それらを取り合わせ制作とする時、これまでの自身の作品を振り返り、自分は一体何を見て、何に感動して頭の中で昇華し表現したかったのか、まるで携帯に保存されている写真フォルダの中のアルバムを振り返りながら整理している感覚と同じなのではないかと気づくことがあります。

一つ一つの作品からそのとき自分が何に興味を持っていたのか、いわば「マイブームアルバム」(ダジャレみたいになりましたが)の集大成を見ているようで、頭の中で考えていたことを自分自身で分析できる、記録として視覚化された作品たちを通して、教えてもらうことも多く、制作においてはやはり振り回されたり苦しめられたりすることも常ではありますが、最後にはいつも助けてもらっているのだなと度々振り返りながらそのようなことを思うのです。

井上舞

 

濱野裕理 展
「水の夢におぼれる」


2019.10.15(火)〜 10.27(日)
会期中 月曜日休廊、12-18時

私というコンバーター (converter)を通してみる世界。
目には見えない心の内側、深層へ深層へと意識を集中させていく。
感情の高まりや心の痛み、懐かしい匂い、肌を撫でる空気、鼓膜の裏に感じる鼓動・・・
私は感じるままにキャンバスに表現することができる。 そのどれもが私にとっての「リアル」だ。

濱野裕理

京都市東山区中之町207 (三条通白川橋東入四丁目、三条通岡崎広道西南角)
TEL:075-771-1213 休廊日・月曜

ギャラリー ヒルゲート  Gallery Hillgate

ギャラリーのサイトへ
 

〈1 F〉
「第8回 湫画会」(愛知芸大出身の作家展)


2019.9.17 (火)~ 9.22 (日)

 

〈2 F〉
「洛楽会 展」


2019.9.17 (火)~ 9.22 (日)

 

〈1 F〉
西久松友花 陶展「輪ーリンー」


2019.9.24 (火)~ 9.29 (日)

 

〈2 F〉
「銅版画展 Story-2」
(安井 良尚 銅版画グループ展)


2019.9.24 (火)~ 9.29 (日)

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日