京都芸術センター Kyoto Art Center

ギャラリーのサイトへ

<ギャラリー北・南>

 

日本ポーランド国交樹立100周年記念
ポーランド芸術祭2019 in Japan
「セレブレーション−日本ポーランド現代美術展−」


Piotr Bujak, HANABI, 2019


© contact Gonzo


小泉明郎「私たちは未来の死者を弔う」
2019
© Meiro Koizumi
Courtesy of MUJIN-TO Production

2019.5.18(土)〜 6.23(日)

【出展作家】
カロリナ・ブレグワ,アグニェシュカ・ブジェジャンスカ, ピョトル・ブヤク,contact Gonzo,東影智裕,hyslom,今村遼佑, 石橋義正,川田知志,小泉明郎,ダニエル・コニウシュ, ロベルト・クシミロフスキ,マリア・ロボダ,松田壯統,岡本光博, アリツィア・ロガルスカ,笹岡由梨子,ウーカシュ・スロヴィエツ, スタフ・シュムスキ,谷中佑輔,山本麻紀子
【キュレーター】
加須屋明子(京都市立芸術大学教授)
パヴェウ・パフチャレク(大阪大学博士後期課程)


日本とポーランドのアーティスト21組による競演

ポーランドと日本は、それぞれ豊かな歴史や文化の伝統を持ちながら発展してきました。とりわけ、両国に共通してみられる感性的特質、季節や時代の移ろいを敏感に感じ取り、変化する姿に「もののあわれ」を感じ愛でる美意識は高く評価されています。

ポーランドは、複雑な歴史を背負いながらも、その中から優れた芸術を生み出し続けてきたばかりでなく、生活全般と密接に結びつく工芸、建築デザインなどでも知られ、また映画や音楽、ファッションなどの分野でも高い評価を得ています。日本は独自の文化・思想的背景を元に、細やかな手仕事と仕上げの見事さで際立ち、また身体感覚と結びついた多様な表現の豊かさも見逃せません。

本展では、両国の若手中堅の作家に注目し、その美的・批判的価値の共通要素に焦点を当て、鋭い感性で社会を切り取る作品を通じて、両国の現代社会の姿について考えてみたいと思います。

本展を準備するにあたり、異なる様々な文化的背景を持った両国の作家相互がそれぞれに「生きた対話」を行い、意見交換し、学び合ってきました。本展は非・一元的な価値観や現象を示すことを目指しており、それを通じて、主要な中心的位置から隔たった、より小さな社会構造や目立ちにくい地方都市において、より生き生きとした社会生活が営まれることが示されるでしょう。

本展は日本とポーランド両国で実施し、そのことで社会的政治的な変化や芸術のポストコロニアル的な解釈といった、同一のテーマに関して、いわゆる西欧的ではない立場から、多様で異なる見方を提案します。

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

ギャラリーのサイトへ

<@KCUA 1.2>

 

ジェン・ボー 個展
「Dao is in Weeds」
-道在稊稗/道(タオ)は雑草に在り


After Science Garden, 2018.


Kindred, 2017

2019.6.1(土)〜 7.15(月・祝)

企画:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
主催:京都市立芸術大学

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでは、史実や社会現象についての緻密な調査をもとに、雑草をはじめとする植物と協働して未来を考察するための作品を手がける気鋭のアーティスト、ジェン・ボーの個展を開催します。

2019年1月と3月の2回に渡って京都での滞在調査を行ったジェンは、京都市立芸術大学の移転予定地である崇仁地域(京都駅東部エリア)を訪れてその歴史を学び、まちづくりの最中で日々環境が変化していく現在の様子に強い関心を抱きます。そして、大学移転という次なる大きな変化を受け入れようとするこの地域を舞台に、活動家、美術家、建築家、文化人類学者、歴史学者、生態学者などのさまざまな専門を持つ人々と共に、より良き生態学的未来、全ての種の生物における平等をめぐるプロジェクトを実施することになります。本展では、これらの調査をもとに構成したインスタレーションが展開されます。

本展の中国語題である「道在稊稗」とは、『荘子』の一節で「道(タオ)は何処にあるのか」と問われた荘子が「何処でもある、すべてを余すところなく包むものである」と説く場面に現れる言葉です。人為を離れた自然の中においては、全てが等しい価値を持つ——。人類が地球環境に変化を及ぼすようになった地質時代「人新世」に生きる人々に、ジェンはその作品を通じて、地球の環境と生態系、そしてその未来に向けて私たちができることとは何かを問いかけているのです。

京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日

グランマーブル ギャラリー・パルク

ギャラリーのサイトへ
 

山本聖子
「白いシロ」


「solid drawing of emptiness」
2011
200㎝×250㎝×9.5㎝
物件広告の間取り図、ラミネート、アクリル、
木製パネル
撮影:上野則宏



「きみの内に潜む色」
2016
サイズ可変
ガラス水槽、映像、泥、プロジェクター、

2019.5.24 (金)~ 6.9(日)

2004年に大阪芸術大学芸術学部美術学科立体コースを卒業、2006年に京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻を修了した山本聖子(やまもと・せいこ/1981年京都生まれ)は、おもに彫刻・インスタレーション作品を中心とした展開により多くの個展に取り組むとともに、2011年に『六甲ミーツ・アート芸術散歩2011公募大賞』受賞、同年に『Tokyo Midtown Award 2011アートコンペグランプリ』受賞などの評価を得ています。

ニュータウンで生まれ育った山本は、画一的にデザインされた都市空間を『からっぽ』と感じ、その中にあって不確かに揺らぐ自らの身体との違和感、その不安や疑問に端を発したかのような作品を制作してきました。不動産チラシの物件間取りを切り抜き、ラミネートした後に再度切り抜いたピースを無数に接続し、圧倒的なサイズの面へと展開した山本の代表作品とも言える『間取り図』のシリーズは、無数の「画一」が集合した地平に、有機的で混沌とした美しさが「在る」ことを「探し・求めた」ものであるといえ、山本にとっての都市と身体との不整合を眼差すための切実なものであったといえます。

その後、2013〜14年にメキシコでのレジデンスなどを経験する中で山本は『“からっぽ”の色』というテーマを見つけます。
これは国や文化などの背景の異なる多くの人と関わる中で、色彩や色を巡る思考に違和感を覚えていた山本が、自身が「“からっぽ”をなぜか“白”とイメージしていた」ことに気づき、もしかするとその前提の違いが、「今」への眼差しにおいても大きな違いを生んでいるのではないか?との疑問によるものでした。
「あなたにとって“からっぽ”という言葉を聞いたときに思い浮かべる色は何色ですか?」という質問を様々な人々に行なった映像作品《“からっぽ”の色》では、返答として示された色には、人々の無意識の中に現れる多様性が何によるものなのかを伺い知ることができるものでした。

これらの経験・制作・思考を経て、山本は本展において「白:シロ」に焦点を充てています。
自身がなぜあたりまえのように「からっぽ=白」としていたのか。ではこの「白」とは何か。
ここに眼差しを向けることで、色彩としての「白」はかつて状態としての「シロ」として『何も手を加えていない状態』を指していたことや、意味において異なる「白」と「シロ」がどのように混同され、現在においてどのように用いられ・認識されているのかなどを見据え、思考を巡らせた山本は、それらが自身がニュータウンで抱いていた違和感の理由に接続するのではないか、との考えに至り、本展ではそうした思考を検証し、進めるための機会として取り組みます。

また、そのひとつとして、会期中の6月1日(土)にはトークセッション「気配の色 ─ 私たちの社会はなに色か。」を開催します。
写真家であり多摩美術大学情報デザイン学科教授のほか、あいちトリエンナーレ2016の芸術監督など、国際展の企画やキュレーションも多く手がける港千尋(みなと・ちひろ)氏と、文筆家・編集者・色彩研究者・ソフトウェアプランナーなど、フィールドやメディアを横断して活動する三木学(みき・まなぶ)氏をお招きし、山本聖子とのトークセッションにより、色を巡る思考や歴史を手がかりに、現在の私たちの社会と色との関わりなどについてトークします。

PARCでは2012年「円の手ざわりはつるつるかざらざらか」、2015年「白い暴力と極彩色の闇」、2016年「色を漕ぐ-Swimming in Colors-」に続く4回目の個展となる本展は、山本の近年の取り組みにおける一連の問題意識の姿とともに、これまでの制作・活動に通底する主題の姿もまた明らかとなる機会となるかもしれません。


〈ステートメント〉

“白いシロ”
白は古来より日本に存在し、万葉集で最も多く歌われるなど私たちの暮らしや文化などにおいて、様々な意味・役割を果たしてきた色である。しかし、その語源や由来においては、色彩というよりも【明るくはっきりとした様】といった明度を表すとともに、【顕(けん)】や【素(す)】といった『何も手を加えていない状態』を示す語としても使われていた。

現在、私たちが用いている色彩としての「白」は、素としての「シロ」の意が時間とともに変化し、一般的な色名として用いられるようになったものであるが、「シロ」が『そのものが本来持っている性質や状態』であるのに対し、「白」は『何らかの手を施されることで白色が与えられている』ものである。つまり、このふたつは同じ読みでありながら、その意味においては正反対である。
古来、日本にあったのは八百万神に代表されるような「シロ」への信仰であった。それを表現するために、便宜上「白」が手段として使われていたように、私には思えるのである。それが、今では様々な要因により「白」の持つ意味や機能だけが独り歩きしているのではないだろうか。

現在において「白」は純粋・清潔・平和といった、あたかもポジティブなイメージとして使われることが多い。私たちの生活の中でも、スーパーに並ぶ食品のパックや様々なインテリア商品などにも多く使われ、またそれらのシンプルで機能的というイメージとも重なり、消費者の意識にも多大な影響を与えているように思う。しかし一方で、色彩としての「白」は、自身を保持するために他の色を排除しなければならないという排他性を含んでいる。そのことはもっと認識されてもよいのではないだろうか。
私が幼少より育ったのは1970年の大阪万博に前後して建設された千里ニュータウンだ。あらゆるものが完備され人々が何不自由なく生活できるいわば当時の理想都市でありながら、そこで感じていた空気は、なぜか漂白されたように「白」く、それによって私の身体や感覚はいつもどこか不自由だった。

今回の個展では、『「白」に覆われた「シロ」』に焦点をあてることで、常々感じてきた私の身体とその周囲にある社会の間に生じている違和感を表現する。

2019年5月1日 山本 聖子


トークセッション:「気配の色 ─ 私たちの社会はなに色か。」

■日時 2019.6.1[土]19:00~21:00 要予約
■出演 港 千尋 × 三木 学 × 山本聖子
■予約 ギャラリーサイトをご確認ください。
(5月10日より受付開始・定員に達し次第締切)
■入場料 500円

京都市中京区烏帽子屋町502 2F.3F. 4F Tel:075-231-0706 休廊日:月曜日

イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

ギャラリーのサイトへ
 

山﨑史生 個展


「静かな隣人」
2019
楠、水彩絵の具

2019.2.20 (水) 〜 3.6 (水)

この度、イムラアートギャラリーでは4年ぶりとなる、木彫家・山﨑史生の個展を開催いたします。

山﨑の制作スタイルは一貫しており、一本の木から掘り出す「一木造り」技法を用いて像の全身を彫刻した後、水彩絵具で彩色を施しています。
一見すると、異形のもの、と言える山﨑の作品。虚空を見つめ閑寂さを湛えたような彼らは、この世のあらゆる生命種族を超越した半神的存在のようでもあります。整ったものも、歪とされるものも全て受け入れて、肯定的に皆の現前に差し出された立像。この存在の受け取り方は、その時のあなたの心次第、と、まるで己のあり方を問われているように感じます。

長い時間をかけ、作家が作家自身とも向き合い完成された立像は、木彫ならではの温もりを持ち合わせ、純朴な佇まいで、私たちの心に寄り添ってくれることでしょう。

饒舌な眼差しを持った「静かな隣人」。どうぞご高覧下さい。


午後5時を知らせるチャイムの音が近所の造船所から聞こえくる。今日も朝からただ造りかけの作品の前に座っていた。また道を見失っている。悪いクセだが、今の自分には必要な時間だとも思える。迷い込んだ道の端から顔を覗かせる得体が知れぬ何か、その様なモノを取り籠んだ時、作品は動き出す。

山﨑史生

京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜&祝日

MORI YU GALLERY 京都

ギャラリーのサイトへ
 

Group Exhibition
「UNDULATIONISM Ⅶ」
黒田アキ 片野まん 藤原康博
ムラギしマナヴ 河合政之
小栁仁志 黒川彰宣


2019.4.13 (土) 〜5.26 (日)
レセプション パーティ:4.27 (土) 17:00 − 19:00

休廊日 : 月・火、4.28 (日) 〜 5.7 (火)


京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日

ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

ギャラリーのサイトへ

<展示室A>

 

中村 敦 個展
mixed media


2019.5.22(水)〜 6.2(日)

菌類や微生物などの集合体はまるでそこに意思があるかのように結束し、その種それぞれの美しい構築物や「紋」を描きながらコロニーを拡張していきます。
それは、DNAに刻まれた独自の文化であり、様式美と言っても良いのではないだろうか。
古今東西の様式的な文様やデザインなどと、遺伝情報によって形成された生態的な形象。
これらの境界が曖昧になって溶け合った世界観と人間の理解を超えた何かが表現出来ればと考えています。

中村敦

<展示室B>

 

ニシジマ・アツシ
「Number Pieces」
mixed media


"Turner Courtain -2017-"
「Humor Identification/脱力と直感」
8/ART GALLERY/小山登美夫ギャラリー,
2017(会場風景)
Photo by Kenji Takahashi

2019.5.22(水)〜 6.2(日)

アーティストトーク:5.25(土)17時〜18時頃
予約不要・無料

京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日

同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

ギャラリーのサイトへ

<ギャラリー>

 

「廻 /めぐる ・ 朴 善化 展」

2019.5.21(火)〜 5.26(日)

ジャンル/ 韓国仏画を中心とした膠彩画

20年近く韓国仏画など東洋画の模写制作を続けています。生まれ育った国の文化財である高麗経典見返絵や朝鮮仏画の模写制作は、現在から過去へと自分の源流を廻る旅でもあります。
月日は廻り、ここ同時代ギャラリーで2009年に初めて個展を開催してから10年、この節目に自分の原点を見つめてみたいと思います。

<ギャラリーショップコラージュ>

 

「もののみかた」
いけうらあやこ


2019.5.21(火)〜 5.26(日)

ほんのちょっと”見かた”を変えるだけで見え方や意味が変わってくる
見る側が対象を”どう見るか”で良くも悪くも変わってくる。
場合によっては全く別物に見えていたりもする。
私たちは本当に正しくものを見ているのだろうか。
今まで生きてきた経験や思い込み、その時の感情で歪めて見たり、そもそも”見ていない”こともあるのではないだろうか。
本展覧会ではそんな”もののみかた”をテーマに制作された作品を展示しております。

いけうらあやこ

京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル2階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日

ギャラリー16 galerie16

ギャラリーのサイトへ
 

嶋 春香 個展
「洪水の跡と蒐集」


2019.5.21(火)〜 6.1(土)

▶近年の主な活動
2017年 個展「Author」(HAGISO / 東京)
西條茜+嶋春香”rhizome”(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA / 京都)
オブジェダール 未来の途中 (京町家キャンパス”ににぎ” / 京都)
2016年 個展「MEET/MEAT」(Gallery PARC / 京都)

京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日

ギャラリーギャラリー GALLERYGALLERY

ギャラリーのサイトへ
 

アンヌ ビヨン
デンマークのテキスタイル作家による作品

 

2019.5.11(土)〜 5.25(土)

アンヌ ビヨンは軽くて透明ではなかい表現をしながら織テキスタイルの仕事をしている。彼女は自分の作品にパターンを取り込む。
そのパターンは補え難い、軽やかな、変幻自在の表現へと形を変えられる。彼女は純粋な形の中に糸の持つ可能性を精査する。つまり、糸でドローイングするのである。薄い糸を紙あるいは加工中のファブリックのレーザーカットされたパターンと結びつける。
以前のぎっしりと詰まった織タピストリーから、表現は展開してきた。その表現においては個々の糸が見えるし、また多くの層とその影が表現の手段として意識的に(入念に)使われている。これ等の作品は精神的な空間として体験されるものであろう。

アンヌ ビヨンは詩的な力としてのシンプルな表現に夢中になっている。創造的空間と雰囲気の中で、新しい作品では単純さは黒糸の効果でグラッックな表現となっている。

ギャラリーギャラリー 川嶋啓子

京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5階 Tel:075-341-1501 休廊日:木曜日

ギャラリー知

ギャラリーのサイトへ
 

前田 紗希 個展


2019.5.25 (土) ~ 6.8(土)

京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月曜日

KUNST ARZT

ギャラリーのサイトへ
 

大石茉莉香 個展
「システムとしての私という花模様」


2019.5.25 (土) ~ 6.2 (日)

KUNST ARZT では、昨年に引き続き、6年連続、 6度目となる大石茉莉香の個展を開催します。
大石茉莉香は、崩壊し続けるイメージを 追求しているアーティストです。
TVやネットから際限無く流されるイメージから 生み出される“一般共通認識”に強く疑念を持ち、 まるで隠された何かを暴くかのように、 それらを破壊してきました。
本展では、自身の挙式の際に向き合った “キリスト”をモチーフに、ギャラリーで スプリンクラーを使い、表現する構想です。

KUNST ARZT 岡本光博

〈アーティストステートメント〉

私は、事実との距離感をテーマに制作をしてきた。
誰もが知る歴史的事件のイメージを大きく引き伸ばし、 セルが見えるぐらいの解像度の印刷紙に 銀のペンキでペインティングをする。
わたしにとって銀のペンキは、 いまここにいるリアルな距離(0距離)である。
引き伸ばしたイメージは、遠くから見ると綺麗に見えるが、 近くで見ると銀のペンキとの解像度の差を感じる。
情報はセルの塊でしかない。
荒さを美しく感じ、安心するのはなぜだろう。
生活する中で、情報としてモノを 見ていることが多くなっているからだろうか。

大石茉莉香

京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日

ギャラリー モーニング  gallery morning kyoto

ギャラリーのサイトへ
 

廣田美乃 展
「play tag」


2019.5.14(火)〜 5.26(日)

"play tag."
英語で鬼ごっこのことをtagというらしい。
鬼のことはitというらしい。
漠然としているなあと思った。
追いかけられると立ち止まってしまうから
いっそ鬼になりたかった。

廣田美乃

京都市東山区中之町207 (三条通白川橋東入四丁目、三条通岡崎広道西南角)
TEL:075-771-1213 休廊日・月曜

エンアーツ eN arts

ギャラリーのサイトへ
 

showcase #8 “共振体 – Resonators”
curated by minoru shimizu
岡田 将  山口 梓沙


岡田 将「無価値の価値」
2019
© susumu okada


山口 梓沙 「唇」
2019
© azusa yamaguchi

2019.4.12(金)〜 5.12(日)
会期中 金・土・日 12:00-18:00 開廊
アポイントメント 承ります
オープニングレセプション:4.12(金)18:00 - 20:00

eN arts では、清水穣氏のキュレーションによります、写真・映像に特化したグループ展 “showcase #8” を開催いたします。展覧会のタイトルが示す通り、写真及び映像の現代若手作家の「ショーケース」となるこの展覧会は2012年からスタートし、本展がシリーズ8回目の展覧会となります。 “showcase” 出展作家の多くは キヤノンが主催する公募展「写真新世紀」受賞作家です。今回は、2018年度キヤノン写真新世紀優秀賞受賞者 岡田将 と 2017年度キヤノン写真新世紀優秀賞受賞者 山口梓沙のお二人が 副題である “共振体-Resonators”という括りによって選出されました。

そして 今年 eN artsは 第7回を迎えるKYOTOGRAPHIE2019に KG+として参加致します。KYOTOGRAPHIE2019のテーマは「VIBE」―私たちの感覚を研ぎ澄まし、自身の中に眠る何かを揺るがし覚醒させるもの-。そのKYOTOGRAPHIE2019のサテライト展示としまして、showcase #8 では、被写体から発せられるVIBEを感受した二人の作家が、各々のレンズを通して表現した作品群をご紹介致します。それらの作品と対峙したとき、鑑賞者である皆様の内なる感性が揺れ動かされますよう、心から願っております。


showcase #8 “共振体 – Resonators”
curated by minoru shimizu-

2012年に、才能ある新人を紹介する小企画展として始まった「showcase」も今年で8回を数え、今回初めてKyotographieに参加しようとしています。

第1回と第2回は「ネオ・コンポラ—cool & critical」と題して、日本の70年代の「コンポラ写真」の途切れた系譜を継ぐ、若手世代の多彩な表現を集めました。第3回「日本の肖像 Japanese Portraits」展では、不安定な未来を抱える現在の日本の肖像表現を考察し、続く第4回は現代におけるConstructed Photographyを再考する「つくりものconstruct」展、第5回は同じく現代におけるSnapshotを再考する「偶然を拾う— Serendipity」展を企画しました。第6回は、写真の物語性について検討する「Storytelling、引用の物語」展、第7回は「あるがままか画像加工か」という対の代わりに「写真かスキャンか」という対においてデジタル写真表現を考察するものでした。(詳細はeNartsのHP内アーカイヴをご覧ください)

2019年度のKyotographieの総合テーマは「VIBE」ということなので、今回のshowcaseではまさに世界から発せられるヴァイブレーションを感受し、それと共振して写真を制作する2人の作家を選びました。言い換えれば、彼らの写真は、事物の写真ではなく、事物が発するヴァイブレーションと「共振するものresonators」としての写真なのです。

岡田将(おかだすすむ1984年生)は、2018年度キヤノン写真新世紀優秀賞(Sandra Philips選)受賞。岡田が共振しているのは、芥子粒のような石に秘められた長大な時間です。作家は、マクロな自然からミクロな自然まで、人間の時間を超越して流れ続ける地学的・天文学的な時間世界に没入します。写真にはサイズという次元がありません。この本質を活かして、極小の砂粒が、極大の宇宙として撮影されています。

山口梓沙(やまぐちあずさ1995年生)は、2017年度キヤノン写真新世紀優秀賞(清水穣選)受賞。岡田とは対照的に、山口が共振しているのは、まさに人間的時間です。そこに生きている、生きていた人間の気配や記憶が、空間のなかからゆっくりと立ち上ってきます。作家はそれに感情移入するのではありません。そのかすかな雰囲気や幻聴を、繊細に増幅して何枚もの写真に変換するのです。

2019年4月  清水 穣

京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日

ギャラリー ヒルゲート  Gallery Hillgate

ギャラリーのサイトへ
 

〈奥庭スペース〉
貴志カスケ
お庭インスタレーション


2019.3.12(火)〜 7月末まで

 

〈1 F〉
コスゲカズコ展
「化石公園にて」


2019.5.21(火)〜 5.26(日)

 

〈2 F〉
上西玄象(書)・上西慶子(写真)・上西良太(絵画)
「日々のうたかた展」


2019.5.21(火)〜 5.26(日)

 

〈1 F〉
トーニア・コス展
Symphony from Vienna


2019.5.28(火)〜 6.2(日)

 

〈2 F〉
鳥海太郎 版画展


2019.5.28(火)〜 6.2(日)

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日