イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

ギャラリーのサイトへ
 

三瀬夏之介×辻村唯 二人展


Natsunosuke Mise,
Yui Tsujimura


2018 11.10 (土) 〜 11.30 (金)
オープニングレセプション:11.10 (土) 16:00 - 18:00

今秋、イムラアートギャラリーでは、日本画家・三瀬夏之介と、陶芸家・辻村唯の二人展を開催するはこびとなりました。

奈良に生まれた二人の同世代の作家は、絵画とやきものというそれぞれの分野において、自然が作り出す偶然性の芸術を作品の上に描き出しています。

三瀬夏之介は日本画の素材を用いることに徹して日本の風土を描き、その模糊としたダイナミックな構図のなかに、自身の記憶や現代的なモチーフを緻密に描き出します。「作品はいつか土に還ると思って制作しています」−そう語る三瀬は、例えば銅粉を混ぜたメディウムを用いて、作品を土に埋めて腐食させることで、絵画の中で緑青(ろくしょう)を生じさせ、まるで釉薬のような艶と色彩を作り出しています。

いっぽう辻村唯は、やきものの制作において一貫して「自然釉」と呼ばれる天然の釉を用いています。これは窯の中で起こる灰と土の化学反応から生まれ、表面に付着した灰やガラス質の緑青の釉により、人の手では作り出せない景色が描き出されています。窯から取り出されたばかりの溶けるような器体をした作品群は、彫刻作品然として、まるで生き物のような生命力を湛えています。

三瀬夏之介にとって作品とは、自然と人の「間」に位置するものであると言います。辻村唯にとって、やきものの制作とは、器形を作り上げたあとは、土と炎による自然の仕上がりをじっと「待つ」ことでもあります。作品の媒体は異なっていても、二人の姿勢には通底するものがあります。

本展で発表する三瀬の新作は今秋10月の大原美術館 有鄰荘での個展への出品作品であり、江戸時代の山水画家・浦上玉堂にオマージュが捧げられています。

二人の作家による、自然に対する飽くなき挑戦をぜひご覧ください。

京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜&祝日

MORI YU GALLERY 京都

ギャラリーのサイトへ

〈1 F〉

 

小栁仁志 展
「Silent Repetition」


2018.11.10 (土) 〜 12.9 (日)
オープニングレセプション:11.10 (土) 17:00-19:00

1Fでは、約1年ぶりとなる小栁仁志の新作絵画を展示いたします。
「日々、気付いた事象を拡大し縮小し解釈して、風景に見立て、四角に落とし込み、四角の中で考えて、四角い絵画を成立させたいと絵肌に一喜一憂しながら制作しています」と話す小栁は、自らの絵画に関して多くを語りません。その画面は、言葉少なきことを象徴するかのようにミニマルで美しく、淡々とした静謐なる画面が観る者の眼前に広がりますが、それだけではありません。そこには、じんわりと佇んで見入ってしまう映像のような時間が包含され、なにか情緒的な温かさも感じて頂けるのではないでしょうか。

2Fの展示室では、設楽恵里展「in a soup」を開催いたします。
モリユウギャラリーでの初個展となる本展では、新作オブジェと平面作品を展示いたします。

どうぞご高覧ください。


風景はこれまで絵画において、最も描かれた題材かと思います。
本来、風景を描く目的は再現または記録でしょうか。
私は風景画を描いています。風景を描いているのではありません。
突飛な題材の対局として、風景画という意匠を借りて制作しています。
無駄と思えるものを省いて残るもの。
そこに現れる違和。
そこに「おかしさ」を感じています。

小栁仁志


「stripe」 2018
60×180cm acrylic on canvas


〈2 F〉

 

設楽恵里 展
「in a soup」


「untitled」 2018
60×18×h22cm mixed media

2018.11.10 (土) 〜 12.9 (日)
オープニングレセプション:11.10 (土) 17:00-19:00

京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日

エンアーツ eN arts

ギャラリーのサイトへ
 

今村遼佑 個展
「そこで、そこでない場所を」


「雪は積もるか、消えるか」
展示風景 2018

2018.11.2(金)〜 11.30(金)
会期中 金・土・日 12:00-18:00 開廊
アポイントメント 承ります
オープニングレセプション:11.2(金)18:00-20:00

今村氏は1982年京都生まれ。2007年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。2011年第5回 shiseido art egg 賞を受賞。2016年より ポーラ美術振興財団在外研修員としてワルシャワに一年間滞在。今村氏は日常何気なく目にする物 – 紙屑、紐、小石、本、ポリバケツ、時計、イヤホン、iPhoneやiPod 等々- を自由自在に使い、個体同士、個体と場所 の絶妙な関係性や距離感を保ちながら制作し国内外で発表しています。今村氏の展覧会では、知らず知らずの間に五感を研ぎ澄まし、普段気にも留めない ささいな音・香り・感触・見え方 などに集中している自分自身に気づき、彼の繊細な作品が知覚に大胆に訴えかけます。そして日々時間に追われながら暮らしている我々は、生まれもった細やかな感覚をいかに蔑ろに生きているのかということに「はっ」とさせられるのです。本展では、そうしたご自分に対する嬉しい驚きを、今村氏の作品やインスタレーションと共にお楽しみ下さい。


「そこで、そこでない場所を」
つい最近お盆を過ぎたぐらいに思っていたら、あっという間に肌寒くなり金木犀の匂いも漂うようになって、そのことに少々びっくりしながら、いつからだろうか、いつも季節に少し取り残されているような気分を感じている。半年以上も前に借りはじめたアトリエをようやく少し改装して使いやすくしようと手を動かしはじめたのにすぐに展覧会前になり、そんなことをしている暇もなくなってしまって、いそいそと取り出したアイデアメモの過去のページを眺めながら、同時に、書いた時のやや遠い記憶もぼんやりと思い出していた。今回、例えば外国の街で霧に包まれたことや、気に入って使っていた画材がずいぶん昔に生産終了していたことを知ったこと、その他いくつかの出来事を元に何かを作ろうとしているのだが、その何かと出来事、作家の意図、観る人の受け取るものとの間にはそれぞれ何かしらの距離があって、意識上の季節と実際とを忘れた頃に結びつける気温の変化や花の匂いのように、ある特定の場所に置かれるその何かを目の前にしながら、どうやれば、それぞれの場所を繋げていくことができるのかを考えている。

今村遼佑

京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

ギャラリーのサイトへ

<@KCUA 1.2>

 

京都市立芸術大学退任記念
「秋山 陽 —はじめに土ありき—」


2018.11. 10(土)〜 11.25(日)
アーティスト・トーク:11.10 (土)14:30 –
オープニング・レセプション:11.10 (土)16:00 –
特別対談「三島喜美代さんを囲んで」:
  11.15 (木)17:00 –
協力:アートコートギャラリー

ひたすら続く、土との言葉なき対話。土の表面に亀裂を生じさせ、内部と外部、生成と崩壊、人工と自然、重力と反重力、連続と分断……それらの関係性を意識しながら、土と自らの創意とを融合させようと試み、やがて土を超えた存在を作り出していく。それが陶芸家、秋山陽のしごとである。黒陶を用いて制作していた作家活動の初期から、亀裂から覗く土の質感がさらに動的な要素を増す本焼き焼成後に鉄粉を施す手法を確立して今日に至るまで、その姿勢は一貫している。

京都市立芸術大学の退任を自らの制作における大きな節目と捉える秋山は、本展で発表される新作にて、これまで考察してきたさまざまな事柄を俯瞰し、それらの統合を試みる。この大作は、自らの身体感覚を手掛かりとして、ひたすら土と向かい合ってきた秋山の作家活動の集大成とも言えるものである。また、この作品と対比する形で、本学に着任して間もない頃の代表作品《Oscillation Ⅱ》(1989)も出品される。

約30年間の時を隔てたこの二つの作品を一度に展示することで、秋山陽という陶芸家の姿が改めて浮き彫りになる。これが本展の狙いであり、また次のステージへと歩を進めるために秋山が自らに課した試練でもある。この慧眼の士の姿は、その背を追ってきた若き作家たちに、また新たな発見をもたらすものとなるであろう。

京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日

 

京都芸術センター Kyoto Art Center

ギャラリーのサイトへ

<ギャラリー北・南>

 

【KYOTO EXPERIMENT】
山城知佳子 個展
「土の人」


「土の人」
山城知佳子《土の人》 2016/2017
協力:あいちトリエンナーレ2016
© Chikako Yamashiro,
Courtesy of Yumiko Chiba Associates



「土の人」
山城知佳子《土の人》 2016/2017
協力:あいちトリエンナーレ2016
© Chikako Yamashiro,
Courtesy of Yumiko Chiba Associates

2018.10.6(土)〜 11.18(日)

現実とフィクションが交錯し、濃密なイメージが去来する
ヒューマンビートボックスの振動をトリガーに

山城知佳子は、時に自身も被写体として写真や映像のフレームに入りこみながら、土地や個人の記憶から呼び起こされるリアリティを皮膚感覚とともに感じさせる作品を発表してきた。

その制作プロセスにとって、「身体」は欠くべからざる存在だ。たとえば出身地である沖縄の過酷な戦争体験の証言を聞き、自分たちの現実との距離や齟齬を自覚した結果、山城は証言者の声を自ら繰り返し模倣するという手段を選んだ。他者の声を身体の内に容れるという、身体を用いた他者への接近。

鳥が落とした糞の中にまぎれていた種子が大地に横たわる人々を覚醒させる――神話めいた力を感じさせるシーンで始まる3画面映像インスタレーション『土の人』は、沖縄と、その歴史において沖縄と相似した経験を持つ韓国の済州島で撮影された。現実の容易ならざる状況と詩的なフィクションが画面の中で交錯する。沖縄戦を記録したサイレントの映像にヒューマンビートボックスを重ねるとき、身体性を持ったイメージとして、かつて/これからの戦争への想像力が起動する。

会期中には、『土の人』から発展したライブパフォーマンスが行われる。肌を震わせる音、言葉、声、映像。あらゆる要素が分かちがたく混交し、身体はまた新しい想像力の旅を経験することになるだろう。

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000

グランマーブル ギャラリー・パルク

ギャラリーのサイトへ
 

前田耕平 展
「イ ト ム」


「Universe」
2015, Video



「A moon」
2017, performance

2018.11.9 (金)~ 11.25 (日)

2016年に京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻構想設計を修了後、京都を拠点に活動する前田耕平(まえだ・こうへい/1991年・和歌山生まれ)は、人と人、人と自然などの物事の「関係・距離」に興味を向け、自らの身体・体験を手がかりに、これまで映像やパフォーマンスなど様々なアプローチによる探求の旅を続けています。

「この過程で巻き起こる現象を作品と呼ぶことにする。」とする前田は、こうした作品制作のみならず、南方熊楠(みなかた・くまぐす/1867 - 1941年/博物学者、生物学者、民俗学者)の思想を巡り、多くの人と対話をおこなう“まんだらぼ”プロジェクトや、アーティスト・宮坂直樹と立ち上げた文化機関「Midnight Museum」により、展覧会キュレーションに取り組んでいます。前田は作品・展覧会・ パフォーマンス・レジデンスで訪れた土地などを、人や物事との出会いや関係が生じる「場」として捉え、そこに起こる様々な事象を作品へとリレーションさせる、まるで「運動」のような制作プロセスにより、多様な活動を見せています。

本展において前田は、この距離への思考を「内と外」あるいは「部分(一部)と全体」といった構造に置き換え、その狭間に起こる事象を捉えようとしています。

例えば、建築物を全体と捉えると鑑賞者はその内部に在り、また全体の一部としても捉えることができるでしょう。あるいは建築物の外に世界は在り、建築物は全体の一部と捉えることもできるでしょう。こうして、内に内に、外に外にと視野や感覚を広げた時、「内と外」「部分(一部)と全体」の狭間にある距離とは何を指すのでしょうか。またそこに距離は存在し得るのでしょうか。そして、その視点である自分はどこに存在するのでしょう。

本展で鑑賞者は、俯瞰して見ているのものに近づき、さらに内へと視点を進めることと、等身大の視点から離れ、俯瞰で眺める視点を繰り返し体験することになります。それはまた、自らが部分(一部)であることと全体であることが入れ子となる体験を繰り返すことでもあり、その中で次第に極や境界、距離、あるいは自分の消失を体験することになるかもしれません。

会期初日となる2018年11月9日(金) 18:30より【オープニング・イベント】として、パフォーマンス [ 前田耕平×大巨人 ]を開催します。暗闇となった展示室の中で、ストリートパフォーマーの[ 大巨人 ]が発するドラムの音と、[ 前田耕平 ]の身体表現により、誰にも見えないパフォーマンスが行なわれます。また二人のパフォーマンスから引き剥がされて残る「一部」は、会期中の会場に痕跡として「不在」を示します。


〈ステートメント〉

人や自然、物事との距離をはかろうとすることは、無謀で途方もない旅のようなものだ。
この過程で巻き起こる現象を作品と呼ぶことにする。目的地にたどり着かなくても、徐々にその存在を獲得していくだろう。
作品に介入する自身の姿は、登場人物であり、また対象との関わり方とその態度の表れである。

前田 耕平

京都市中京区烏帽子屋町502 2F.3F. 4F Tel:075-231-0706 休廊日:月曜日

ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

ギャラリーのサイトへ
 

近藤千晶 個展
「Water Gate」(絵画)


「Water Gate 1」
2018年・アクリル、綿布
259×162cm

2018.10.17(水)〜 10.28(日)

20日(土)、作家を囲んでささやかなパーティーを開きます。お気軽にご参加ください。


2018年、ずっと気になっていた水門のイメージを大きな画面に起こしていた。
上流より絶え間なく押し寄せる水を真正面で受け止めるその構造物が、三次元や四次元を平面化する絵画そのもののように思えた。

7月、N美術館を訪れるために数日前渡った穏やかな川が豪雨で氾濫し、通過した町が泥水にのみ込まれたことを知る。
幾日かの混乱の後、決壊した堤防を立ち上げる思いで再び描き続ける。

近藤千晶

京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日

同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

ギャラリーのサイトへ

<ギャラリー>

 

「嵯峨美術短期大学
Illustration OG OB展」

2018.11.13(火)〜 11.18(日)
(※初日14:00〜/最終日は17:00まで)

嵯峨美術短期大学イラストレーション領域卒業生59名
723 / issi / mameko / Megumi / mochi / moe / ONiNOT / rosso / sum. / TANICHO / Yashin / yuzuko / 飯田桂菜恵 / イシ子 / 上田真由美 / おみわみ / 温子(ONKO)/ かぐやま / 一桔(かずき)/ かずよ / 岸本和希 / 黒野祥絵 / 西條沙紀 / 佐藤智香 / しばいぬ / ジャム / じょにー / 瀬野 / 園田衣織 / 園戸純 / 園原なつめ / たかたともみ / 田中太郎 / ちはらすず / ちむらまゆ / 寺田健太郎 / 天久睦美 / 豊岡千紘 / 仲井ときこ / なしえ / 仁木香里 / ネコヤナギ / ねりやん / 野上藍子 / ぱちこ / 藤本祐子 / フルカワカヨ / 星野咲絵子 / 星みのる / ぽち / ほりいみほ / まっくす / 松本愛美 / 御手洗友紀 / 向井雪奈 / 村澤瑛穂 / 山地梨穂 / ヨル / ゑもん

 

クニト個展
「異質の、対極。」


2018.11.20(火)〜 11.25(日)
(最終日は17:00迄)

ジャンル:彫刻、インスタレーション

「美術に表はあるのだろうかという問いを抱きながら、表裏の関係を定義し、彫刻という分野からアプローチする。素材はFRP(繊維強化樹脂)を使い表現していたが、最近では樹脂に置き換える前の素材(発泡スチロール、糸、布など)をそのまま使うようにしている。それは、表裏の関係が物質的ではなく概念的なものとして捉えるようになり、形体よりも物質の持つ意味を重視することで、現代社会が抱える表裏の関係を捉えようとしている。」

 

「自然への眼差し Visions of Nature」
小西淳子、エリノア・ブーゼマン(Ellinor BUSEMANN)


2018.11.27(火)〜 12.2(日)
(最終日は17:00迄)

ジャンル:絵画、写真

<小西淳子>
京都市 / 小浜市
牧歌 絵画

<エリノア・ブーゼマン>
オランダ アムステルダム
トスカーナの自然をクローズアップ写真
エリノア・ブーゼマンは自然、特に昆虫や植物のマクロ写真撮影に魅了されています。
本作品は、イタリア南トスカーナ地方のとある庭で、四季折々に撮影されました。砂岩地質と地中海性気候を特徴とする地に生息する昆虫と花が主役です。

<ギャラリーショップコラージュ>

 

「陶と貼り絵の手しごと展 」
平野絵美、林原伸樹


2018.11.13(火)〜 11.18(日)
(最終日は17:00迄)

“土と紙”まったく別の素材からそれぞれが作り出したユニークな作品を展示します。
詳しくは・・・Facebook 又は Instagramを「emipottery」で検索してください。

 

「Bitter und Süß」
ハヤシエリ


2018.11.20(火)〜 11.25(日)
(最終日は18:00迄)

“Bitter und Süß”とは、ドイツ語で「苦いと甘い」

ちぎり絵の作品の展示
今回は、新聞紙だけで表現しました。
ドイツ語を用いている作品もありますので、タイトルもドイツ語を使いました。
ちょっと笑えたり、癒されたり、うれしい、楽しい気分が伝われば幸いです。
お近くにお寄りの際はぜひお立ち寄りください。
http://www.eri-happy.sakura.ne.jp/

 

「WAKA 〜和歌から生まれたアートワーク」
遠藤朝恵


2018.11.27(火)〜 12.2(日)
(最終日は18:00迄)

百人一首などの和歌から受け取ったイメージからパターンをおこし、繊細なレーザーカットと色、陰影で表現するアートワーク。

「和歌をテーマに何かを表現したい」
初めてそう思ったのは学生時代。
当時日本文学科の学生だった私は、ある課題のためにたまたま手に取った万葉集にとても心を動かされました。
そこに落ちていた普通の人々の、なんてことない日々の感情
。 報われない恋の歌や、兄弟への嫉妬、人生が上向かない失望など等身大でどちらかと言うとネガティブな詠み人の心情に共感を覚えました。

「あ、これ、今の私と同じだ」

それから20年余りを経て、千年経っても色褪せないひとの心の機微を最小1.3ptの線巾のパターンでビジュアライズするというクリエイティブ・チャレンジを試みています。
私は和歌の専門家でも、作句の深い知識を持ち合わせているわけでもありませんが、なんの経歴も肩書きもない専門外の人間が、和歌をどう受け止めたか。
そのような観点で展示品を眺めていただければ幸いです。

古の時代に想いを伝えるメディアだった和歌にならい、大切なひとに送るスペシャルなグリーティングカードに仕立ててました。
自分自身や、大切な方へ手書きでお便りをどうぞ。
お部屋をシックに彩るリトグラフもお披露目、展示品の全てをお買い求めいただけます。

京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル1階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日

ギャラリー16 galerie16

ギャラリーのサイトへ
 

新野耕司 展


2018.11.13(火)〜 11.24(土)

私の内にある暴力的、狂乱的行為を銅板に刻み込むと獰猛な線のみ紙に刷り取られていると思っていたが、そこには臆病な線も同時に刷り取られていたことに最近気付く。内に隠しておきたい私を曝け出すのは恥ずかしいもんだが、外から覗き見したい気持ちもある。まだまだ銅板とのにらめっこは続く。

新野耕司

京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日

ギャラリーギャラリー GALLERYGALLERY

ギャラリーのサイトへ
 

五十嵐 通代 展
ファイバーワークによるインスタレーション

 

2018.11.10 (土)~ 11.25(日)

『変様』
ジョージア・オキーフの白い山という作品を見て心ひかれました。
その絵から大地というよりも地球を感じました。
地球はいつも動いている。
風、雨、波、大気さまざまな要素で地球は形を変えていく。
年々増している強い風や、激しい雨、台風、地震。
日々形を変えないものはこの世界に存在しない。
そのような事を思って制作をはじめました。

『見えているのに見えないもの』
自分自身の中にも変様は常にある。そして総てのものが絶え間なく動いている。
それは自分の意志である時もあれば自分の意志ではどうにもならない時もある。

『夜の音』
旅先で見た森の夜、深い闇には風の中に木々の騒めく音や
何やら生き物の気配が聞こえて来るようだった。

五十嵐 通代

京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5階 Tel:075-341-1501 休廊日:木曜日

ギャラリー知

ギャラリーのサイトへ
 

山田 愛 個展
「接続 − はじまりの形態」


2018.7.10 (火)~7.22 (日)

目には見えない”不確かなモノ”−それはあらゆる物質の内部に宿り、ときに身体を抜け出し、外部空間で交流し合う。
わたしは、自身の皮膚(内と外を隔てるもの)感覚をたよりに「物質の身体とその内外に宿るモノ」を捉え、作品にしています。
”不確かなモノ”を浮き上がらせるため、それらと【接続】することから創作は始まる。
今回は初個展として【接続】により現れた作品を発表します。

山田 愛

京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月曜日

KUNST ARZT

ギャラリーのサイトへ
 

真下星花 個展
「しぼりたてのひとくちめ」


2018.11.13(火)〜 11.18日(日)

KUNST ARZT では、真下星花の初個展を開催します。
真下星花は、「精子」をメインモチーフに、 ポップでインパクトのある表現をするアーテトです。
本展は、ドローイングが示すように、 クマがサケのサイズの「精子」を捕らえ、 銜えるイメージです。
過去に大学の水路を利用して行なった、 巨大な精子を複数放流する試みの発展系であり、 パッチワーク的にポップでカラフルな「クマ」の彫刻との構成要素として欠けていた、「精子」部分を加える完全版でもあります。ご期待ください。

KUNST ARZT 岡本光博

〈アーティスト・ステートメント〉

私は作品のモチーフにしばしば精子を用います。
そのことに初めて出会ったのは高校2年生のとき、 不妊治療を経て私を身ごもるに至った母親の話を聞いたのがきっかけでした。そしてエネルギーの塊である卵をモチーフに制作を進めていましたが、 「精子のほうがたくさん動くし、いっぱいいるし、 役割をして協力もする。よりエネルギーを感じるなあ」 と感じ、何よりその単純なシルエットから生まれる造形のおもしろさとインパクトに惹かれて用いるようになりました。

それらのほとんどは実を結ぶことなく雌雄それぞれの身体から流れ出ていきます。
こんなにも健気であり私たちの母であり父であるのに、 猥褻なものとして蔑ろにされるのか…。
立体作品としてそれらが面前に現れたときに どんな印象を受けるのか、そして今回はそれらと他の対象を掛け合わせたときにどんな効果がうまれるのか見てみたいと思います。

真下星花

 

宮岡俊夫 個展
「何処か 私に 似ている」


2018.11.20(火)〜 11.25(日)

KUNST ARZT では、2年ぶり、2度目となる宮岡俊夫の個展を開催します。
宮岡俊夫は、独自のルール設定のもとでの絵画表現を探求するアーティストです。
1.絵画を描き終えるまで、キャンバスの天地を反転させる。
2.雑誌やインターネットから匿名性の高い風景画像を選ぶ。
3.小さく切り取りコラージュしたものを描く。
これらのルールよって、絵画を構成する「建物」や「木」や 「山」といった固定観念抜きには見られない対象物が、 ただの色面として立ち現れ、また、「余白」も同様に描かれます。
頭を真っ白にして鑑賞する意味のある絵画です。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

〈アーティスト・ステートメント〉

僕の絵画のモチーフは風景である。
描かれる風景は雑誌やインターネット上のイメージを集めて、その中から選びだしている。
そのためそれらの風景は僕自身が直接見たのでも行ったのでもない場所である。

 

現代人はたくさんのイメージに取り囲まれて、 消費するだけでなく発信する側にもなれる。
そうしてインターネット上では 無数のイメージが流通し蓄積している。
例えばあるキーワードで 画像検索すれば様々なイメージが検出される。
画像検索の仕組みは分からないが、 そうして検出されたイメージは何かの記事の中のイメージなのかもしれないし誰かのブログにアップされたイメージかもしれない。
画像検索ではある文脈にあったイメージが切り離されて別の秩序によって整然と並び直されている。

 

僕が描く風景はそうした文脈から切り離されたイメージである。

宮岡俊夫

京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日

ギャラリー ヒルゲート  Gallery Hillgate

ギャラリーのサイトへ
 

〈1・2 F〉
増田 常徳 展
「闇の回帰線」(油彩・ドローイング)


2018.11.13(火)〜 11.18(日)

 

〈1 F〉
上岡真志 展


2018.11.20 (火)〜11.25(日)

 

〈2 F〉
長谷川ゆか 展
「NEW YORK」


2018.11.20(火)〜 11.25(日)

 

〈1 F〉
廣田政夫 展


2018.11.27(火)〜 12.2(日)

 

〈2 F〉
「京都展 七人力 」
独立美術協会会員


2018.11.27(火)〜 12.2(日)

 

〈1 F〉
木下晋 展
「鉛筆」


2018.12.4(火)〜 12.9(日)

 

〈2 F〉
長谷川純・長谷川雄 二人展
「窓と扉」


2018.12.4(火)〜 12.9(日)

 

〈1・2 F〉
池田良則 油彩展
「風の中のサウダーデ(ポルトガル紀行)」


2018.12.11(火)〜 12.16(日)

 

〈1・2 F〉
「第3回クリスマスプレゼント
—楽しい平面・立体の小品展—」


2018.12.18(火)〜 12.23(日)

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日