イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

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川人綾 個展


1 of 2 : C/U_m-m_(b)_Ⅱ (部分)
  2018
  photo: TEPPEI KONO

2 of 2 : C/U_m-m_(b)_Ⅱ
  2018
  photo: TEPPEI KONO

2018 6.15 (金) 〜 7.13 (金)
オープニングレセプション:6.15 (金) 15:00~18:00

この度イムラアートギャラリーにて、画家・川人綾の初の個展を開催するはこびとなりました。

垂直と水平の色彩が織りなされ、織物のような質感を持った川人綾のグリッド(格子)の絵画作品。これらの作品は、マスキングテープとアクリル絵具を用いて幾重にも線を描き重ねるという、手作業の緻密さとダイナミックさをともに要する身体的実践のもと制作されています。

「グリッド」の表現は20世紀以降に発展し、近代芸術における重要な潮流のひとつとなりました。絵画内の一細部として描くのではなく、グリッドそのものを現前させる近代的な表現は、モンドリアンをはじめ、アメリカの抽象表現主義の画家たちや、建築の文脈においても実践されてきました。

川人は、このグリッドという、平面として統御され、幾何学化された表現に、染織という工芸の文脈を取り入れました。手作業によってグリッドを描き重ねることで、「制御とズレ」というふたつの効果の創出を企図しています。無心の作業を重ねていく果てにふと生まれてくる、作家の意図を超えた「ズレ」に宿る美的効果は、ちょうど写真に不意に写り込んだ意図せぬ細部と同じような機微と発見をもたらします。グリッド内部で移り変わる色彩と光の効果からは、絵画の新たな可能性さえも感じさせます。

最新の神経科学への関心を核に持ち、「私達が見ているものと、実際の対象は異なる」という知覚と認知のズレを問題意識に据えた川人綾は、近代絵画以降のグリッドをめぐる美術史の延長において、染織を学んだというバックグラウンドを強みに、着実に自身の表現を確立しはじめています。

本展では、新作8点を展示いたします。是非、川人綾の挑戦をご高覧ください。

京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜&祝日

京都芸術センター Kyoto Art Center

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<ギャラリー北・南>

 

「Tips」展
池田剛介 熊谷卓哉 小松千倫
三野新 宮坂直樹


池田剛介
「Translated Painting(water) #4」



熊谷卓哉
「Gate Guardian」2017年



小松千倫
「グループA (ベッドパート)」
2017年
撮影: 片山達貴



三野新
「Prepared for FILM」



宮坂直樹
「Les yeux noirs」
2017年
撮影: 守屋友樹

2018.6.1(金)〜 7.16(月)

■主催:
宮坂直樹、京都芸術センター
■共催
協力:東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
助成:アーツサポート関西

Co-program 2018 カテゴリーB「共同開催」(展覧会事業)採択企画。
ビスや釘ではなくクランプで固定する。脚立を台座代わりにする。写真をテープやクリップで留める。インスタレーションには時折、興味深いささやかな技法を発見することができます。

これらの技法は、それ自体が表現の核心になるのではなく、脇役として全体の中で機能し、作品の輪郭を形成している様に感じられます。本展では、このようなインスタレーションのささやかな技法に注目してTipsと名付け、5人のアーティストの作品を紹介します。

〈アーティスト・トーク〉

日時:6.2(土)15:00 - 17:00
会場:ミーティングルーム2
料金:入場無料、事前申込不要
ゲストスピーカー:長谷川新(インディペンデント・キュレーター)

〈レセプション〉

日時:6.2(土)17:00-18:00
会場:ミーティングルーム2
料金:入場無料、事前申込不要

〈レクチャー〉

日時:6.23(土)16:00-
会場:ミーティングルーム2
料金:入場無料、事前申込不要
講師:髙濱史子(建築家)

〈パフォーマンス〉

『Prepared for FILM』三野新
日時:6.3(日)15:00-16:00
会場:ギャラリー北
※入場無料・事前申込不要

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000

MORI YU GALLERY 京都

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ムラギしマナヴ 個展
「HEY YOU BLUES ヘイ・ユー・ブルース 」


2018.6.9 (土) 〜 7.8 (日)
オープニング・レセプション:6.9 (土) 17:00-19:00

モリユウギャラリーでは約 1 年振りとなる、ムラギしマナヴの個展を開催いたします。 本展では、未発表含む大小の新作平面約 30 点を展示いたします。皆様お誘い合わせのうえ、ぜひご高覧ください。

ムラギしマナヴ(1971 年京都生まれ ) は、1995 年京都芸術短期大学映像専攻科修了。1996 年「TOKYO POP」( 平塚市美術館、 神奈川 )をはじめ、1998 年「どないやねん!現代日本の創造力」( エコール・デ・ボザール、フランス )、2004 年「YOUNG ARTISTS from KOREA. CHINA and JAPAN」( 韓国国立現代美術館、ソウル )、2005 年「昨日よりワクワクしてきた。ブリコラー ジュ・アート・ナウ 日常の冒険者たち」( 国立民族学博物館、大阪)、2010 年「ミクロとマクロ」( ボーダレスアートミュージア ム NO-MA、滋賀 )など国内外のグループ展に参加。2015 年「世界を売った男。」( MORI YU GALLERY、京都 ) 以降、MORI YU GALLERY にて個展を開催。

また、劇映画『夢幻琉球・つるヘンリー』( 高嶺剛監督 1998 年製作 ) に美術として参加するなど、 創作は平面や立体のコラージュ、絵画や映像作品の他、アニメーションや漫画、デザイン制作など多岐にわたる。

京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

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<@KCUA 1 2,Gallery A,B,C>

 

「im/pulse: 脈動する映像」


ヴィンセント・ムーン
Photo by Antje Taiga Jandrig


コンタクト・ゴンゾ
Installation view at Kaza Ana/Air Hole:
Another Form of Conceptualism from Asia
(The National Museum of Art, Osaka, 2011)
Photo by Kazuo Fukunaga


川瀬 慈

2018.6.2(土)〜 7.8(日)

ヴィンセント・ムーン
コンタクト・ゴンソ
アンスロ・フィルム・ラボラトリー
企画:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
主催:京都市立芸術大学
協力:京都芸術センター
   空間現代
  『響・HIBIKI』製作委員会
   樋口造園株式会社
   ワタリウム美術館

この度、“旅する映画監督 Vincent Moon”、“即興的な身体のぶつかり合いを模索してきたcontact Gonzo”、“映像人類学者の川瀬慈率いるAnthro-film Laboratory” の3者を迎えて、映像表現の新しいあり方を模索する実験プロジェクト「im/pulse: 脈動する映像」展を開催します。

美術表現が多様化する現在、広い視野と知識を以てその文脈を深く理解することは非常に重要になってきています。90年代以降、フィールドワークなど人類学的手法を活用したポストコロニアル理論など、文化の差異や他者などをキーワードに意味作用を問う作品が多く見られるようになりました。その次なる展開として、幅広い学問領域の知と技術を活用し、言語的な理解だけでなく、深部の感覚や感性の作用の差異を扱う表現が注目されつつあります。

本展では、「感覚民族誌」的観点から見ても優れたアプローチを取る映画監督、ヴィンセント・ムーンならびに即興的な身体の接触から始まるパフォーマンス・映像・写真など発表形態を固定しない活動で国内外から高い評価を得るcontact Gonzo、そして映像人類学者の川瀬慈(国立民族学博物館准教授)率いる研究会「Anthro-film Laboratory」による公開型のセミナーや実験を行います。
http://gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/
20180602_id=12428#ja

映画、アート、文化人類学、そしてさまざまな領域に携わる人々が京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAに集うこの試みは、従来の学問それぞれのアーキテクチャー自体の拡張、発展へとつながる極めて重要な実践となるのではないでしょうか。

京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日

 

ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

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<展示室B>

 

菅生悠希 個展
「多層のポートレイト」


「無題」
キャンバスにアクリル
18×18cm
2018年

2018.6.13(水)〜 6.24(日)

自分の目に(心に)映る印象の不確かさ、あるいは流動性や可変性を意識して作品を制作しています。

他者や外界という存在のある種の得体の知れなさや、それを受け取る自分自身の感覚の不確実さを、包み隠したり別の何かで置き換えるのではなく、そのものとして表現したいという思いがあります。

頭の中ではあらゆる情報が、虚も実も並列に、渾然一体として存在しているように、わたしにとっての本質的なリアリティとは、生き生きとした細部の描写ではなく、ざらついたノイズや霧の中にぼんやりと浮かび上がるような、曖昧な質量と輪郭によって形作られるものです。

作品にするという事は、浮かんではすぐに消えてしまう像に永遠性を付与する作業であり、その反復によって世界を解釈するプロセスそのものではないか。

そのような事を念頭に、今回の展示では、様々な手法や角度でのアプローチを行い、多層的な表現を試みます。

菅生悠希

 

川尻 潤
「Playful mind」(陶+絵画)


「遠山・霞など mountain mist」
板にアクリル絵具
52×79cm 2018年
*painting

2018.7.14(土)〜 8.4(土)

「歪みを愛でる」という奇異な美意識がこの日本には確かに存在している。

古田織部の茶碗などが代表例だが、他にも「茶」の空間では床柱も歪んだものが用いられ、窓は極めてアンバランスに配置される場合が多い。この日本固有の美意識に魅せられて、もう30年にもなろうか。私の作品にはこの「歪み」がきわめて重要なのである。

加えて幼少の頃から頭の中に棲みついて離れない甘美な記憶がある。それはヘンゼルとグレーテルの絵本「おかしのいえ」である。デコラティブなお菓子で覆われた絵本の画面は今でも思い出すたびにドーパミンの分泌を感じるのである。

他にも学生時代に憧れた「琳派」や、私を夢見心地にさせてくれる「日月山水図屏風」、そんなものたちが私の頭の中にいつもうずまいている。それらが私の意識に作用し「つくる」という衝動を経てこの世に出てきたものが、今回の作品群である。ご高覧くだされば幸いである。

川尻 潤

京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日

エンアーツ eN arts

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showcase #7
「写真とスキャン PHOTO & SCAN」
curated by minoru shimizu


澤田 華
「Gesture of Rally #1805」
2018年
写真・映像・石粉粘土・印刷物・他



滝沢 広
「avalanche#16」
2017年
1100 x w.500 mm
archival pigment print
©Hiroshi Takizawa Courtesy of rin art association

2018.5.11(金)〜 6.10(日)
オープニングレセプション:5.11(金)18:00-20:00
会期中 金・土・日 12:00-18:00 開廊
アポイントメント 承ります
協力:rin art association

eN arts では、清水穣氏のキュレーションによります、写真・映像に特化したグループ展 “showcase #7” を開催いたします。展覧会のタイトルが示す通り、写真及び映像の現代若手作家の「ショーケース」となるこの展覧会は2012年からスタートし、本展がシリーズ7回目の展覧会となります。 “showcase” 出展作家の多くは キヤノンが主催する公募展「写真新世紀」受賞作家の中から選ばれます。今回は、2017年度優秀賞受賞者 澤田華と2011年度佳作受賞者 滝沢広のお二人が副題の”写真とスキャン”という括りによって選出されました。日常生活においても普通に見聞きするありきたりな二つの単語ですが、清水氏の解釈するところによる「写真」と「スキャン」が 澤田、滝沢 両氏の出展作品においてどのように関わりあっているのか・・・御高覧下さい。

eN arts

「showcase #7 “写真とスキャン」

芸術のデジタル化は、コンピュータの処理能力に応じて、まず1970年末から80年代初頭に、データの軽い音楽のジャンルで顕在化し、さらに物理的記録媒体からネット配信のダウンロードへという潮流に乗って、加速度的に写真へ、そして動画へと波及してきました。21世紀も10年代に入ると、デジタル写真は従来のようなアナログ写真への擬態を止め、わたしたちはアナログ写真に基づく写真観 —ストレートとピクトリアル(画像加工)、痕跡性の有無、平面と立体、静止画(瞬間)と動画(持続)といった二元論が端的に通用しない世界に来ています。

かつて坂本龍一は、音楽のデジタル化につれて「耳が変わってしまう」と述べました。すべてコンピュータ内で制作され、一切のノイズ(作曲者の望まない音響)を廃した純粋状態でそのままネットにアップロードされる音楽とは、聴衆がそれをスピーカーで聞くまで一切空気に触れない、言わば真空パックの音楽です。真空パックに慣れた耳は、どんな音響もスピーカーやイヤホーンの膜の振動に還元された状態で聴くのですから、音をライヴで聴く耳に比べてかなり貧しい耳ということになるでしょう。

映像の世界にも、jpgやgifに慣れた「貧しい眼」の時代が訪れているのでしょうか。アナログ写真とデジタル写真という問題設定においては、「写真」と「スキャン」という対比がよく見かけられます。ここで写真の視覚とは「像」による視覚のことです。レンズに密着しては像ができませんから、像は必ず何かしらの空間性を要求します。物体から出た光を、レンズ(誰でもない者の視点)を通して1枚の面上(レイヤー)で結像させ、その像を光化学的手段で定着したものが写真です。写真を「見る」人は、レンズの位置に眼を代入して、その「像」を知覚する。誰でもない者の見た「像」と、誰かが見る「像」の落差から、「かつて」と「いま」という時差が発生し、現実や意識は分裂して二重化します。この分裂が写真的視覚の特徴です。これに対してスキャニングは、原理的に「像」による視覚ではありません。それは空間的な結像ではなくて、距離を超越した密着的・触覚的な被写体情報の感受です。二次元画像を出力するとしても、その画像の単位はもはや投影面(レイヤー)ではなく線(ないし点=ピクセル)であり、そこには投影の空間が入っていません。つまり真空パックの画像と言えるでしょう。

真空パックの画像、jpgやgifで出来た映像世界で、「デジタル・ネイティヴ」な現代の作家たちはどのように「豊かな眼」を実現するのでしょうか? 不可逆的な全面的デジタル化のなかで「写真」と「スキャン」はどのように関わり合うでしょうか。

2018年5月  清水 穣

京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日

同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

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<ギャラリー>

 

「石田真弓 作品展」


2018.5.22(火)〜 5.27(日)

なんとなく描いてみました。
心の自由だけで。
墨、ガッシュ、油彩、コラージュ、写真など。
いま好きな画家は、バルテュス、シーレ、国吉康雄、ビュッフェ、篠田桃紅…

※オープニングパーティ:5.22(火)18:00〜

<ギャラリーショップコラージュ>

 

「創生気」
作家:御目文字


2018.5.29(火)〜 6.3(日)

「描く」紙の存在以前から生活の中で土に表現され…死者を送る「銘旌」として 布に描かれた時代を経た水墨画の現時点を考察しました。
視覚のリアリティと心の痕跡で、記憶が構成される側面は描くことで神秘となる。
今、創造することで空間に満ちあふれる気は新しく輝き…筆墨は歴史のように密に重なると
東西南北を想定した水の流れ…雲の動き…光で精神は躍動し循環を生み出すと願い
人間の脳「描く」古代思想の題材から未来を想像したいと思いました。

<御目文字>
Sumi ink paint,Cutting,FabricArtists Duo 御目文字-OMEMOZI-

和紙を使用した切り絵に水墨画の要素と金糸を入れた絵画作品や, 布地を重ねて切り込んだ掛け軸など, 布・糸・和紙の素材を活かし、水墨・コラージュ・切り絵の手法を加えた絵画作品を制作。絵画作品で対峙する作品や全体の連想性で異空間へ導く。
2009年「鏡花水月」と題して、夢の記憶を水墨で描いた作品展を京都文化芸術会館にて開催。墨の世界観に東西南北を意識した空間を創造する。
2015年に「ヒポカンタス〜生命の記憶」住いと創作場所を想定した京都五条の空き家を活用し、200cm×570cm六幅襖絵と六曲屏風を展示して和の空間を演出。飲食店の壁面に水と火の龍を描く依頼など、空間絵画の表現を試みている。

京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル1階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日

ギャラリー16 galerie16

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岸田良子 展
「TARTANS」


2018.6.12(火)〜 6.23(土)

【同時開催】

岸田良子・INDEX1979
「A・B・C スター絵本」
*INDEXシリーズは、岸田良子の過去の作品をピックアップして再展示する試みです。

 

櫻井類 個展
「つぶら/不思議なそのとおり」


2018.6.26(火)〜 7.7(土)

ギャラリートーク:7.1(日)15:00〜
        ゲスト/平田剛志(美術批評)

1981年生まれ
2011年 京都造形芸術大学大学院博士後期課程修了
2017年より京都造形芸術大学・油画・非常勤講師

 

小林 椋 展
「ローのためのバス」


2018.7.10(火)〜 7.21(土)

1992年 東京都生まれ
2017年 多摩美術大学大学院 美術研究科 修士課程 情報デザイン領域 修了
現在 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 修士課程 彫刻専攻 在籍

 

「スプラウト」


2018.7.24(火)〜 7.29(日)

出品者:
福本早侑里・西本実紀・堀口史帆・斉藤真凛・中村百花
目野真麻・谷口優花・中村祥・島くるみ・髙岸航平
早石萌莉・村井ひろみ

協力:徳永芳子・関西造形教育研究会

京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日

ギャラリーギャラリー GALLERYGALLERY

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上野真知子 個展
「オフィーリア」
繊維素材による立体造形

 

2018.6.23 (土)~ 7.14 (土)

シェークスピアの悲劇“ハムレット”に登場する“オフィーリア”をテーマに表現してみました。花々と共に川面に漂う姿は、ジャン・エヴァレット・ミレイの絵画でよく知られています。女性をめぐる話が、そのストーリーにおいても、描かれたモデルについても様々伝えられています。
心許なさ、狂気、不条理感…など、様々に感じていただければ幸いです。

上野真知子

京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5階 Tel:075-341-1501 休廊日:木曜日

グランマーブル ギャラリー・パルク

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むらたちひろ
「Internal works/境界の渉り」


「nothing」
2017年
「未来の途中の、途中の部分」
展示作品
©Murata Chihiro


「境界 borders/boundaries」
2017年
「未来の途中の、途中の部分」
展示作品
©Murata Chihiro

2018.6.15(金)〜 7.1(日)

美術作家・むらたちひろ(1986年・京都生まれ)は、「染色」への探究心を始点に、「染める/染まる」という行為・現象に着目した作品制作に取り組んでいます。ロウケツ染や型染を応用した独自技法により、一度染めあげた図像を水で滲ませることで日々移り変わる心象風景を描いた絵画作品を発表してきたむらたは、近年に染色への眼差しをより広く・深める作品制作に積極的に取り組んでいます。今展タイトルにもある【internal works】とは、「染める/染まる」を物理的な側面だけでなく、精神的な現象・行為とも解釈し、「本質的な・内在的な・体内の」というニュアンスを含む[internal]という語を合わせた造語であり、近年のむらたの興味と視点を表す語であるといえます。

「染める/染まる」は染料や繊維、粒子、引力などの物質・科学に拠る現象であり、染色は長い歴史の経験からそれらを技術に昇華させた行為であるといえます。また「染める/染まる」は私たちの心や精神の内に、あるいは現在の世界の様相にも見ることができる現象・行為であるともいえ、むらたはミクロとマクロの視点、あるいは物理的・精神的な側面からの視点によって染色を捉え、解釈することで、その多様な重なりの「内と外」に作品を成そうとしています。

むらたのこうした眼差しは、近年の取り組みに見ることができます。2017年の「Internal works / 水面にしみる舟底」では、デジタル写真をインクジェットプリントした布に裏面から水を与え、イメージを「こちら」に引き寄せ、私たちの記憶や認識の揺らぎを染色という現象に置換してみせた作品を発表。2018年の「Internal works / 満ちひきは絶え間なく」では、染料が繊維の毛細管現象により染み上がる様により、単一と思われた色に多様な「色」が含まれていたことを明らかにし、私たちが「ひとつ」とすることで見落としている「多様性」という存在を示します。また、同一の現象を用いた作品として、布を折り紙の二艘船の形に折り、染料と水に浸けることで次第に多彩な色が現れる様子をインターバル撮影による映像作品として展開した作品では、染色という結果が持つ不可視のプロセス(時間)そのものまでを作品へと展開しています。

とりわけ、2017年の「未来の途中プロジェクト 未来の途中の、途中の部分」で発表された作品《境界 borders / boundaries》は、いくつかの極から異なる色が滲み、ぶつかり、互いに染め合い、いつしか境界線の消失した曖昧な色面を布に留める作品とともに、「旗のイメージ」が重ねられたものです。この「あちら」と「こちら」という『境界』を持ちながらも曖昧に混じり合い、混じり合いながらも決してひとつになることはない様相には、染色の持つ現象の美しさ、「染める/染まる」が持つ強さや弱さとともに、あるいは「個 集団」、「過去 未来」、「善 悪」、「生 死」といった、極に固定化して捉える私たちの世界もまた、揺らぎ・震える豊かな曖昧さの中に在ることをイメージさせます。

本展「Internal works / 境界の渉り」は、むらたの「染色」への多様な眼差しのひとつの合流点として、再びこの「境界」に焦点を合わせて構成されます。それは色と色の滲みやせめぎ合いに置換された「境界」という「線や図」を布に描き示すことではなく、自身と世界を含んで揺らぐ「境界そのもの」を出現させようとしているかのようです。そして、それは[染める/染まる][うつす/うつされる][地/図]などの関係が『分かたれながらもひとつとなっている』染色だからこそ可能なものかもしれません。

「染める/染まる」は布の上だけでなく、私たちの「内と外」のあらゆるものに見られるもの・ことです。そして、この当たり前の現象において、染色の技術は言い換えると「染めない」技術、あるいは定着させる技術であると言えます。むらたは自身の染色から、一旦はこの技術を遠ざけることで「そこで何が起こっているのか」を見つめ直し、再び「染」を捉えようとしていると思えます。むらたの「染」は、私(内)と世界(外)における「染める/染まる」の透明な現象・行為に色を与え、写し出しているとも思えます。鑑賞者は作品に目を凝らし、眺め、想うことで「ここ(私と世界)で何が起こっているのか」へと視点を移すとともに、いつしか内も外もない境界のただ中に位置させられることで、「あちら」と「こちら」を否応なく行き来する「眼差し」そのものを体験することができるのではないでしょうか。


<ステートメント・本展について>

「染まる」現象そのものを主題化して「染める」をおこなう作品を[ internal works ]としています。

刷毛で直接触れた部分よりも深く広く色が浸透していく。その現象に記憶や精神の機微を重ね、【本質的な・内在的な・体内の】を意味する語を用いて[ internal works ]という造語で表しました。

水が繊維に浸透することで像が現れやがて水は消え 色だけが残る
この現象が私たちの記憶や精神にも 起きていることを想像しわたしは「染める」をおこなう

本展では「染めない・染まらない」に注視した新作を交えて、[ internal works ]による「境界」をえがきます。

むらた ちひろ

京都市中京区烏帽子屋町502 2F.3F. 4F Tel:075-231-0706 休廊日:月曜日

ギャラリー知

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石原 孟 個展


2018.6.12(火)〜 6.24 (日)

東京藝術大学 美術科 日本画専攻卒
東京藝術大学大学院 美術科 日本画専攻卒
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了

 

「Limits」
International Group Exhibition 2018


2018.6.26 (火)~7.8 (日)

出品者:
Damien Juillard Yara Abu Aataya 蕭珮宜
本田莉子 Cindy Sao Sarah NinjaWhee
Muhd Rusydan Diana Azmn 禹 紗野
川上春奈 Irene Delvai Alina Scharnhorst
中林 空 team 河村凜 team Denise Yap

オープニング:6.26(火)18:30-
アーティストトーク:7.1(日)14:00-

* English follows Japanese

テーマ:Limits

境、ボーダー、幽閉、制限、端、際、柵、妨げ、目的地、終点。Limitは終止を示す、終わりと新しい始まりを定める。Limitは越えられるもの、壊せるもの、改造できるものであるが、重んじるべき檻でもあり、行動するための心の中の尺度でもあり。文学、哲学、音楽と絵画の世界で繰り返し探究されたテーマの一つのLimitは、人間と思想の限界を定義することがクリエーターたちに新しい自分の創出とlimitの意味が様々な要因で変化することを探し出すことを挑む機会を与えた。

Limitのコンセプトも多様な社会問題とともに問われている:移民問題、差別問題、ホモフォビアからもっと身近な問題ーー自分と違う存在を認めること。あなたは、自分が持っている視点を伸び、他の誰かのものと合わせられるか?あなたが挑むことにしたのは、 自分が今持っているlimitか、社会limitか、身体上limitか、心理的limitか。もしくはなんのlimitにも挑まなく、それらの効果と必要性をハイライトすることにしたのか。選んだのはどちらでも、limitは人間のあり方の一部:進化しつつあり、変化しつつある。

 

山田 愛 個展
「接続 − はじまりの形態」


2018.7.10 (火)~7.22 (日)

目には見えない”不確かなモノ”−それはあらゆる物質の内部に宿り、ときに身体を抜け出し、外部空間で交流し合う。
わたしは、自身の皮膚(内と外を隔てるもの)感覚をたよりに「物質の身体とその内外に宿るモノ」を捉え、作品にしています。
”不確かなモノ”を浮き上がらせるため、それらと【接続】することから創作は始まる。
今回は初個展として【接続】により現れた作品を発表します。

山田 愛

京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月曜日

KUNST ARZT

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竹本 伊久美 個展
「ヌーデール」


2018.6.19(火)~ 6.24(日)

KUNST ARZT では、3回目となる竹本伊久美の個展を開催します。
竹本伊久美は、ユーモラスな感性で、 現在における陶芸を考察、表現するアーティストです。
“陶芸/電動ろくろ”を“DJ/ターンテーブル”に見立て、 ニュイブランシュ(2016)では、 キーボード奏者とグダグダのライヴを敢行し、 卒展では、無許可で、20か所ほどの大学内の灰皿をすべて自身の陶器に置き換えて、 たばこの火を消す行為の痕跡を作品化した 「けむりのUMAみ(2013)」 (残念ながら、京都市美術館での卒展においては、 教授の判断で、強制的に吸殻などを廃棄させられ、 消臭剤まで吹き付けさせられた)など、 斬新な表現を続けています。
お楽しみに。

KUNST ARZT 岡本光博

〈アーティストステートメント〉

昔からあって、おそらく未来にもあって、どこにでもある。
かたちを変えたり変えられたりしながら、人間の生活も行動も変化させていく素材だなぁ、すごいなぁ、強いなぁ、という気持ちで土のことを見ています。

竹本伊久美

 

新宅 加奈子 個展
「I'm still alive」


2018.6.26(火)~ 7.1(日)

Performance:6.26(火)〜 6.30(土)14:00-17:30
Talk:新宅加奈子 × 甲斐聖隆(批評家)
  7.1(日) 14:00-15:00
Closing Party: 7.1(日) 15:30-17:00

KUNST ARZT では、新宅加奈子の個展を開催します。
新宅加奈子は、自身の裸に絵の具を纏うアーティストです。
高校生の頃から継続しているという「今ここにいる」という実感を得る為のこの行為は、彼女にとっては、 表現以前に儀式のようでもあります。
しかし、“生きることを問う”というアートの本質の一つに向き合った表現であることは、言うまでもありません。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

〈アーティストステートメント〉

時々私は裸になって絵の具を全身に纏います。
皮膚の上で混ざり合う絵の具は、 私が私であることを超え、人間という身体を持った存在であることも忘れさせます。
それは単なる欲求や衝動ではなく、自分が自分として生きていくために必要な行いとして始まりました。
むしろ、儀式のようなものだったのかも知れません。
私の日常のなかで現実感が希薄になり、放っておくと、「今ここにいる」という実感が徐々に失われていき、その恐怖で、私の心身は硬直してしまうことがあります。
その為、私はこの儀式を繰り返す事により、そのような恐怖を取り除き、そして確かに生きている事を確認しているのです。

新宅加奈子

京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日

ギャラリー ヒルゲート  Gallery Hillgate

ギャラリーのサイトへ
 

〈1 F〉
第8回 畑 千秋展


2018.6.19(火)〜 6.24(日)

 

〈2 F〉
江川 恵 展


2018.6.19(火)〜 6.24(日)

 

〈1 2 F〉
「第25回 心に響く小品展」


2018.6.26(火)〜 7.8(日)

安野光雅・伊庭新太郎・烏頭尾精
木下晋・木代喜司・黒崎彰・佐野賢
田島征彦・田島征三・司修・中原史雄
野見山暁治・林康夫・平岡靖弘・村山明
等137人の現役作家の油彩・水彩・日本画・版画・彫刻・工芸・陶の小品

 

〈1 2 F〉
「京都二紀小品展」


2018.7.10(火)〜 7.15(日)

生駒泰充・日下部直起・大西生余子・黒田冨紀子 他

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日