イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

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三瀬夏之介 個展
「golden silver」




2021.3.11 (木) 〜 4.10(土)

この度イムラアートギャラリーでは、三瀬夏之介の個展「golden silver」を開催いたします。ギャラリーでは7年ぶりの個展となる本展では、山形で制作を続ける作家の思考や制作プロセスそのものを京都で再現する形で、金と銀をイメージした新作を発表いたします。

2009年から東北芸術工科大学で教鞭をとる三瀬にとって、2011年3月11日に起きた東日本大震災は、学生の頃に体験した阪神大震災以降、再び未曾有の災害に直面した一人の作家として、美術の在り方を問い直すきっかけとなり、その後の活動にも大きな影響を与えました。震災からちょうど10年という節目の今年、三瀬は特別な意識はないものの、この日を無視するのも違和感だと話します。

一貫して日本画という枠組みを超えた制作を続けてきた三瀬ですが、近年は、旗のような形状の作品を様々な場所で発表しています。10年前の震災の最中、未来を描くための触媒として機能するような新しい日本の旗(絵)を探し求めていたのかもしれません。姿の見えないウィルスに戦々恐々としている現在、三瀬の立てる旗は私たちをどこに導いてくれるのでしょうか。

同時期に、京都市京セラ美術館にて開催中の「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ)」にも大型の作品を出品しています。こちらもあわせてご高覧いただけますと幸いです。

京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜日&祝日

同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

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〈ギャラリー〉

 

大西恵 個展
「閾」


2021.3.2(火)〜 3.7(日)

私は性の問題に直面することが多くある。それは現代がそう思わざるを得ない社会であるからなのと、私が敏感に性を認識してしまうからである。社会に対して私が何を考え思っているか、あとなぜこれ程まで私が性に執着しているか、その心理を知るため私は作品を作っている。(ステートメントより、一部抜粋)

大西 恵

 

「鹿の夢 三陸と針畑にて」
駒﨑 佳之 写真展


2021.3.9(火)〜 3.14(日)

写真集を開くと、琵琶湖の西の山深い「針畑」で撮った鹿の骸(むくろ)が目に飛び込む。 凛とした静寂がただよう。頁を繰っていくと、祭りの日に鹿の頭をかぶる子どもが写されていた。 東日本大震災後の潮のにおいがする「三陸」だ。遠く離れた二つの地で、人の分身かのような鹿が邂逅する。

(写真集の序文より抜粋
ジャーナリスト、立正大学教授 徳山喜雄)

<トークイベント>

「生きるを写して」
日時:3.13(土) 15:00-16:30
駒﨑佳之(写真家)+ みまつひろゆき(写真作家)
司会:タシロユウキ(photo blogger・写真作家)

京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル2階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日

エンアーツ eN arts

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exhibition 10
白子勝之 個展


2021.2.5(金)〜 2.28(日)
会期中 金・土・日 12:00-18:00

アポイントメント承ります

作品は特定の意味を有さず、複数のイメージを内包しながらただそこに在るだけである。

白子勝之


新型コロナウィルスの世界的感染拡大により様々な局面で変化を強いられる中2021年が幕を開けました。ウィルスと共生すべく最善策を模索しつつ平穏な心を保ちながらこの一年を過ごすことができますようお祈り申し上げます。

アートはウィルスに屈することなく歩み続けます。本年 eN artsのトップを飾るのは白子勝之「exhibition 10」です。eN artsでの10回目の記念すべき個展となる白子は「ここで一旦 原点に立ちかえりたい」と制作に励んでおります。

本展では白子がデビュー当時からコンスタントに発表してきたシリーズ「SCRIBBLE*」の集約となるような作品群をご紹介いたします。削ぎ落とされ、研ぎ澄まされ、洗練された作品のひとつひとつがギャラリーの空間と静謐な均衡を保つ中、白子の美的感覚に包み込まれる展覧会 “exhibition 10” をお楽しみ下さい。(弊廊では、皆様が安心して展覧会をお楽しみいただけるよう、万全の感染拡大予防対策をもって皆様をお迎え致します)。

*SCRIBBLE:フリーハンドで描かれた小さな線描(スクリブル)から選び抜かれたものを拡大し、一枚板から立体的に削り出した造形物の一部や全体に漆や顔料を施した作品シリーズ。

京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日

ギャラリー16 galerie16

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◆状況により展覧会期・営業時間等に変更が生じる場合がありますので必ずご確認の上ご来廊下さい。

 

佐々木昌夫 展
「融解と酸化」


2021.3.2 (火) ~ 3.20(土)

弛緩した言葉と臭う善を撒き散らして、群れの側に立つ。
この期に及んでも何一つ変えられず、正体を現すのみ。
ならば、震えながら拒絶の質量の前に立て。

佐々木昌夫

 

橋川昇平 展
「P」


2021.3.23 (火) ~ 4.3(土)

〈 コメント・ステートメント〉

ポストモダンで囁かれた繰り返される日常は幻想となり、ボクらの生活は災害や疫病と隣り合わせになった。
「観察者と対象は分離できない」なんてことはわかっていたはずなのに、人新世と呼ばれるまで人間の影響を実感せずにいたのはなぜだろう。そして同じメカニズムはアートの制作と観賞の中にも深く根を下ろしていないだろうか。誰もが当事者となる今、制度を批評し、制作行為と鑑賞行為が互いに内在する作品を模索する。

橋川昇平

京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日

ギャラリーギャラリー GALLERYGALLERY

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上野真知子 個展
ファイバーワーク


2021.2.13 (土) 〜 2.28(日)

今回の作品は2016年、2018年に行った個展に引き続き、フェミニニティをモチーフにしたものです。
流れる水の形のように、女性性の感じ方も場所や時代により変化し、とらえどころがないように思えます。
ギャラリー に来られた鑑賞者が、自由に景色を感じてもらえれば幸いです。

上野真知子

京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5階 Tel:075-341-1501 休廊日:木曜日

ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

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Monthly exhibition by selected works


「王朝21.01.24 / dynasty 21.01.24」
F120号/油性ペンキ、アクリル絵具等

作家の日常は途切れず、創作が更新され続けています。
Monthly exhibiton of selected worksでは、作家にとって「いま必要な展示」、ワークス・イン・プログレスをご紹介します。
各回、1室に特集作家1名が展示し、別室に、複数作家の小品を展示します。
展示の内容は、旧作の振り返り、現在の実験的な制作、作品を補完するさまざまな資料などです。

「February 2021
Atushi Nakamura special issue」
2021.2.19(金)〜 3.14(日)
金・土・日曜日・13~19時 *平日は休廊

〈展示室A〉
特集作家:中村敦
技術や作品の方向性の課題にとりくみながら、数年かけてようやくこの1月に完成した作品を展示します。
また、作品以外に多くを語ってこなかった中村敦を知る手がかりとして、制作に使用中の<道具>を資料として展示します。

〈展示室B〉
大友一世(油彩新作)、酒井一貴(写真)ほか、オンラインショップで取り扱い中の作品。

京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

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<@KCUA 1.2>

 

グスタフソン&ハーポヤ
「Becoming——地球に生きるための提案」


映像からのスチル/語り手の中から、セックスワーカーであり、アート・プロフェッショナルであり、アーティストコレクティブ、スラットアーティスツの創始者でもある、ミラ゠マリ・ピュルッカネンとカミラ・ランタネン。ヘルシンキにて。


グスタフソン&ハーポヤ《Becoming》ヘルシンキ市立美術館での展示風景。撮影:Sonja Hyytiäinen (HAM)

2021.1.30(土)〜 3.21(日)

主催:京都市立芸術大学
企画:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
後援:フィンランド大使館

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が起きて約1年が経とうとしています。未だ出口の見えない中、私たちは「パンデミック以後の世界」という未来にも向き合わなければなりません。新型コロナウイルスのような人獣共通感染症の発生には、自然環境の破壊や地球温暖化などによる生態系の変化が関係していると考えられています。人類が地球の地質や生態系に重大な変化をもたらす「人新世」の時代に、自然や他の種とのより良い関係性、共生のあり方を考えることは急務です。国際的なアート・シーンでは近年、「人新世」における生態系とその未来について考察する作品や展覧会企画が増えつつありました。そして、いま世界中で起きているさまざまな事象について考えると、このテーマはさらに重要なものとなるはずです。では、このような状況下で、より良い未来を考察するために、人は、アートは、いったいどのようにあるべきでしょうか。

フィンランド出身の美術家のテリケ・ハーポヤと著述家であり脚本家、劇作家でもあるラウラ・グスタフソンによる学際的ユニット「グスタフソン&ハーポヤ」は、人間を中心とする世界観から生じる問題に焦点を当て、より包括的な社会概念への道を開くことを目指して、大規模で長期的なプロジェクトに取り組んでいます。日本で初の個展となる本展「Becoming——地球に生きるための提案」の中心となる映像作品《Becoming》(2020)で、グスタフソン&ハーポヤは、人間であるために不可欠なものとは何かを問いかけています。海の見える穏やかな場所や緑豊かで静かな森、街の中、あるいは室内などのさまざまな場所で、活動家や思想家、アーティスト、介護者、子どもたちなどの37人の回答者は、人間の暮らしにとって有意義なあり方をめぐる数々の問いの中から、いま芽ぐみつつあり、かつ育くむべき現象について、それぞれの考えを語ります。《Becoming》と、この作品をもとに編纂された『つぼみの本——地球に生きるための手引き』はともに、鑑賞者自身がこれらの問いについて考えるための道標となることでしょう。

以前のようには自由に行き来ができない時がまだまだ続くとしても、遠く離れた場所にいる人と人とをつなぎ、共に同じ問題について考える方法を、もう私たちはいくつも知っています。これもまた、私たちが育てていくべき「つぼみ」の一つなのかもしれません。世界が危機に直面している現在、いかに生きるべきか、どのような存在になるべきかという、地球に生きる全ての人に向けられた問いについて、私たちにどのような応答ができるのか。落ち着いて考える時間を持つための場が、ここにはあります。

京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日

MORI YU GALLERY 京都

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「常設展」


2021 1.16 (土) 〜 2.28(日)

*現在、アポイント制となっております。

京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日

ギャラリー ヒルゲート  Gallery Hillgate

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〈1.2 F〉
「いま、戦争の兆しに心いたむ
美術家たちの作品展2021」

2021.3.2 (火) ~ 3.7 (日)

「いま、戦争の兆しに心いたむ
美術家たちの作品展2021 」実行委員会
協力:ギャラリー ヒルゲート

2013年、特定秘密保護法の強行採決をきっかけに、この国で戦争の道へ踏み出す動きが慌ただしくなり、不安にかられた美術家たちは、それぞれの作品をかかげて、毎月9日夕暮れの京都河原町の街角に、ただ立ち始めました。この「無言の路上展」に賛同する美術家たちの広がりから、京都を起点に、舞鶴、沖縄で「いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展」を開催してきました。
時代の流れに抗う気持ちを表すために、平素の自分の作品を展示することによって、反戦の意志を表明しています。その後2020年から、新型コロナウィルス感染症の広がりが世界におよび、美術表現の深刻な状況がさらに深まる今、私たちの自由な表現を守るために、この展覧会を開催します。

 

〈1F〉
木村 隆 陶展


2021.3.9 (火) ~ 3.14 (日)

昨年より続いているコロナ禍の中ですが、展示会を開きます。
ご来場の際には十分お気をつけ、ご無理のないようにお願いいたします。

木村 隆

 

〈2F〉
甲斐扶佐義 写真展
「追憶の詩人たち」

2021.3.9 (火) ~ 3.14 (日)

コロナ禍による非常事態宣言の直後、早春の個展甲斐扶佐義写真展「追憶の詩人たち」を開催します。
本展で登場の「詩人」たちは、甲斐が出会い、様々な影響を受けた既に鬼簿に入っている方々です。どなたも既成概念に囚われず、イデオロギー、現世の魑魅魍魎と格闘してきて、深く僕の胸中に陣取っている方々です。
たまには、これらの詩人、アーチスト、作家たちを思い出し、共に生きた時代を検証して、生きる糧にしようと思い、このような展示を企画しました。楽しかりし日々をふりかえれば、様々な詩人たちとの遭遇の思い出が走馬灯のように頭をよぎり、あの人もこの人もとなるのですが、生憎、ほんやら洞火災で数多くのネガ・プリントを焼失して、それらの方々には登場願えませんでした。尚「追憶の詩人」の隣に現役で活躍の方も出現しますが、ご容赦ください。

甲斐 扶佐義

 

〈1.2 F〉
田島征彦 展
新作絵本『せきれい丸』原画と型絵染
新作「鉄の暴風」シリーズ(型染)


2021.3.16(火) ~ 3.28 (日)

〈ヒルゲート夜話市民講座Bコース〉

日時:3.20 (土)18:30~20:00
講師:田島征彦(絵本作家・染色作家)
「せきれい丸のことなど」トーク&スライド上映
参加費:1,000円(学生500円)
定員:20名(要予約)

 

〈奥庭空間〉
「若林亮 彫刻展」(インスタレーション)


2021.2.9 (火) ~ 7.末日

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日

京都芸術センター Kyoto Art Center

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<ギャラリー北・南、他>

 

黒田大スケ 展
「未然のライシテ、どげざの目線」


「どげざのためのプラクティス」
ビデオ 2020


「カメラオブスタチュー」
(撮影の様子) 2020

2021.2.20(土)〜 4.4(日)

主催:黒田大スケ
   京都芸術センター

Co-program2020カテゴリーB 採択企画
公共の彫刻(人物像)にお供え物や服を着せるといった人格をみる感覚は、いったいどこから来たのか?

京都市内の公共彫刻の霊性を視覚化し、取り出そうとする黒田大スケの試みを紹介する展覧会を開催します。

Co-programカテゴリーBでは、アーティストと京都芸術センターが共に展覧会を企画しています。今年度は黒田大スケと共同で、展示『未然のライシテ、どげざの目線』を開催します。

日本において銅像をはじめとする公共彫刻は、ただの彫刻というよりも、その像のモデルとなった人物と同一視されたり、あるいは服を着せられ食事を供えられたりと、しばしば人格を持った人間のように扱われます。ごく自然な振る舞いとして日常の中に溶け込んでいるこうした感覚は何処からやってきたのでしょうか?

本展では、京都市内にある有名な公共彫刻の霊性をあらゆる実験的芸術的アプローチによって視覚化し認識の上で引き剥がし取り除くことで、彫刻をただの彫刻と捉え直そうとする、美術家、黒田大スケの試みを紹介します。

黒田は歴史、環境、身体の間にある「幽霊」のように目に見えないが認識されているものをテーマに活動する美術家で、これまで芸術祭などでの大掛かりなインスタレーションやビデオ作品の制作、アーティストコレクティブ「チームやめよう」の主宰など多岐に亘り活動してきました。2017年に韓国の仁川の自由公園でマッカーサーの銅像を見て以来、自身の制作の基礎となっている「彫刻」について省みるようになり、1930年代の東京美術学校彫刻科への留学生に関するリサーチと制作をスタートし、東アジアに亡霊の如く横たわる近代的な彫刻概念を明らかにする事に取り組んできました。 今回の展示では、銅像そのものや銅像の下敷きになった者の視線を取り出すために、銅像の身体をカメラに見立てた「カメラオブスタチュー」を制作し京都の街の風景を撮影したり、イタコのごとく自身の身体から「彫刻」を取り除こうとするパフォーマンスなどユニークな手法で制作された作品を発表します。

本展を通して、近代以降の「彫刻」のあまり省みられなかった歴史を紐解き、その成り立ちと像の持つ意味について再考し、これからの彫刻表現のあり方や芸術と公共の関係性について考えていく場を作り出すことを目指します。

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000

ギャラリー知

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緊急事態宣言発出に伴い、しばらくオンラインのみでの営業とさせていただきます。
GALLERY TOMO ONLINE STORE

京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月曜日

KUNST ARZT

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■新型コロナウイルス感染対策を行った上で、展覧会を開催しております。

 

彌永ゆり子 個展
「IMG://shape/weightless/」


2021.3.6(土)〜 3.14(日)

KUNST ARZTでは4年ぶり3度目となる 彌永ゆり子の個展を開催します。
彌永ゆり子は、パソコンでの描画過程を映すモニターと その「フレーム」的役割のオブジェとの構成で 独自の絵画世界を展開するアーティストです。
前回の個展の時点で形式化していた べニア板に描いた「額」でTVモニターを取り囲むことから脱し、 現在はLEDモニターが基盤むき出しのまま提示され、 「フレーム」的役割のオブジェとのコラージュ構成です。
古いペイントソフトでベタに描き出す低解像度なアナログ要素、 描画過程という絵画にはありえない“時間”、 あえてチープさを出す「フレーム」・・・。
真摯に「絵画」表現に向き合うことで、 逆に「絵画」から逸脱し続ける表現にご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

*2020年4月28日(火)から5月3日(日)に開催予定だった展覧会ですが、コロナ禍で延期し、バージョンアップして開催します。

〈アーティスト・ステートメント〉

わたしにとって、コンピューターで描くということは 幼少の頃から描画手段のひとつだった。
暇があればパソコンで絵を描いたり、 ドット絵のアイコンを作ったり、 ホームページをつくったり、 子供の頃はそんなことがすごく面白かった。
なぜ、あんなにも夢中になれたのか。
今ではスマートフォンも普及して、 デジタル機器はより身近になっている。
iPadがあれば、アナログの手段で描いたような リアルな質感の絵を描くこともできる。
でもそこに、今の私はあまり魅力を感じていない。
今でもやっぱり、解像度の低さ、チープさにときめくし、 その質感で描いていきたいと思っている。

現在、パソコンで描いた絵を作品として扱うにあたって、 どうするのが一番いいのかを探り続けている。
最初はモニターにハリボテの額縁で額装するところから始めたが、 最近は基板むき出しの状態で見せたり、 百均や雑貨店などでチープなものを買い集めてきては コラージュのように画面と組み合わせたりして作品にしている。
チープなものは、デジタルで描いた絵と けっこう親和性があるように感じている。
いい意味で軽やかで安っぽく、魅力的であるようなもの。
自分がデジタルに感じている魅力を凝縮したみたいなもの。
そういうものを作っていきたい。

彌永ゆり子

 

井阪 郁 個展
「STACK UP」


「モモン・マルコン」
2020
綿 麻袋 反応染料 顔料
[左]2720mm×880mm
[右]1910mm×2950mm

2021.3.16(火)〜 3.21(日)

KUNST ARZT では、井阪郁の初個展を開催します。
井阪郁は、シルクスクリーンと縫いの技法を用い、 隠喩的に繰り返すモチーフと色布から 独特のコラージュ世界を作り出すアーティストです。
「薔薇の花」や「馬」や「メリーゴーランド」といった 美や優雅さや華やかさを象徴するモチーフが、 残像のようなシルエットや輪郭で表現されたり、 鮮やかな色布を用いてはいるけれど、 つぎはぎに構成した画面であったり、 作品には“栄枯盛衰”を内包したような 独特の美があります。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

〈アーティスト・ステートメント〉

見たもの触るもの聴くもの感じるもの 全てを大切に作品へと投影し、 散らばったモチーフをコラージュのように染め重ね、 縫い重ねていくことで一つのメッセージを持つ表現を考えている。

井阪 郁

京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日

ギャラリー モーニング  gallery morning kyoto

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右近あかね 個展
「天気予想図」


2021.3.6(土)〜 3.14(日)

私が子どもの頃に住んでいた地域には 『弁当忘れても傘忘れるな』と言う言い伝えがありました。
これは天気の移り変わりが激しいことをあらわしています。
ここ数年の生活の変化には驚かされるばかりで、 「まるで地元の天気のようだな」と感じたことが今回の作品テーマとなりました。
明日どころか数時間後の天候すら読めなくても、イケてる傘をお守りに楽しく過ごせたら良いなと思います。

右近あかね

 

マツモトヨーコ 絵画展
「いつかふたたび旅に出る」


2021.3.23(火)〜 4.4(日)

「いつかふたたび旅に出る」
自由に旅に出られなくなって1年、日常的な生活圏での営みだけではなんとなく自分の輪郭が曖昧になってしまうような感覚に陥ります。人によって旅の目的はさまざまあると思いますが、私の場合は、見知らぬ場所に自分を置いてみることで、一度自分を「素」に戻すというか、ぼやけた輪郭をはっきりさせ直すというか、いわゆる「命の洗濯」とか「リセット」みたいなことかもしれませんが、そんな感覚を求めているようなところがあります。コロナ自粛期間中、かつての旅を振り返りながら、ふたたび旅立つための心の準備をするつもりで制作しました。

マツモトヨーコ

京都市東山区中之町207 (三条通白川橋東入四丁目、三条通岡崎広道西南角)
TEL:075-771-1213 休廊日・月曜日

ギャラリー恵風  Gallery Keifu

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〈1 F〉
谷口順子 展
「ツバメの風」


2021.3.2(火)~ 3.7(日)

8年ぶりの個展になります。
2014年突然、目が見えなくなるという病気になりました。それは一か月続きました。
目が見えなくなり、音に敏感になりました。
音にも方向があり線になる。匂いも、触覚もそれらは私の体の中を、 まるで風が通り抜けるように時に軽やかに時に深刻にうごめき線となりました。
今回の展覧会タイトル「ツバメの風」は私の中に確かに吹いた風です。
空中で両手を広げて風を飲み込むように真っすぐに、自由の方へと飛ぶ、 そんな風が吹いたのです。

谷口順子

 

〈2 F〉
吉田真紀子 展


2021.3.2(火)~ 3.7(日)

樹をモチーフに制作しています。
樹は風によって音を奏で、光によって色を纏う。
その美しさや妖しさに気持ちが重なって大切な私の記憶となっていく。
樹の一生は人のそれよりずっと長い。いま、この刻が長い時の流れの大切な一点に思える。
そして此処に自分が存在していることの不思議とありがたさを思う。
今回は銅版画に加え、墨によるドローイングも展示します。
ご高覧いただければ幸いに存じます。

吉田真紀子

 

〈1 F〉
前田愛美 銅版画展
「まばたきに余韻」


2021.3.9(火)~ 3.14(日)

恵風では2度目の展覧会です。
私たちはたくさんのことを忘れながら生きています。
瞬間に過ぎていく愛おしい日々を、 言葉にならない感情を。
それらを咀嚼して呑み込むように、 まぶたとまぶたが触れるたびに味わって、 まばたきの余韻に浸る空間を ご覧いただけたら幸いです。

前田愛美

 

〈2 F〉
藤平三穂 展
「白と赤と黒」


2021.3.9(火)~ 3.14(日)

ギャラリー恵風での個展は4回目となります。
その都度テーマを決めて、壁面を生かした作品を発表してまいりました。
今回は「白と赤と黒」をテーマにしています。
かつて観た映画「ざくろの色」で、この3色の構図、バランスが非常に印象的に用いられており、 いつか色を基調とした作品を作りたいと考えておりました。
閉塞感の漂うこの1年あまり、せめて空想の世界で異国の街や空の旅を楽しんでもらえれば、と思います。
ご高覧いただければ幸いです。

藤平三穂

京都市左京区聖護院山王町21-3 TEL:075-771-1011 休廊日:月曜日

2kw gallery

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「loophole」
東畠孝子


「Inside out」
2020
額縁 キャンバスフレーム


「A River Runs Through It
(Re-composition)」
2017
本、木など

2021.2.6 (土) 〜 2.28(日)

loophole(「抜け穴」)という本展のタイトルが示すように、東畠孝子の作品では何者かが別の何者かを通り抜ける、という身振りが繰り返される。底の抜けた壺を貫くロープ、空のフレームを繰り返し横切るレーザー光、くり抜かれた本たちを収めるいくつもの本棚。たっぷりとした余白を含む作品群は、1つ1つのマテリアルを、そして作品を見る私たちをささやかな循環の中に取り入れ、捉えどころのない時間と空間に小さく親密な枠をつくる。その枠の中では、作家の手つきによって引っ張り出されたモノに宿る時間が、それを見る我々の時間と重なり交感する。彼女の作品は、この閉じた系に身をまかせる心地よさと、そこで露わになる小さな世界の危険な豊かさに満ちている。「私」を取り巻く小さな世界には、未知の何かに繋がる経路が無数にあると気づかされるのだ。

本展は、ネットオークションで偶然見つけたという古い油彩画や額縁から出発する。凝結された時間の重なりを1つ1つ確かめながら、作家は、絵画という窓を私たちに向かって開いていく。ループする不確かな日々を前に、東畠の試みは果たして何処に通じる抜け道となるだろうか。

渡辺亜由美
(滋賀県立近代美術館 学芸員・本展コーディネート)


〈ステイトメント〉

人が介在することで半永久的に存在する「記憶」がある。
それらは共有されることで新しい居場所を得、今を生きている。
時に持ち主を失った古い記憶が乗り移り、私の体を生きているようにも感じる。
誰かの記憶をたどりながら、ふと私はあなたであり、同じ記憶を共有する一つの生命体なのかもしれないと思う。
今回の展示では古い絵や額縁などを用い、記憶の共有と転換、追体験することをモチーフに、作品制作を行う。

東畠孝子

滋賀県大津市音羽台3-29-1 TEL:090-5241-8096 休廊日:月・火・水曜日

Gallery G-77

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高城ちひろ 展
「夢の中の少女たち」


「少女の成長」
パネルに綿布、ジェッソ地·
アクリル絵具、金箔、油絵具
194 x 112 cm
2010年

2020.12.25 (金) 〜 2021.1.30(土)
14:30-19:00(月火曜休廊)

Gallery G-77では、高城ちひろ展「夢の中の少女たち」を開催します。若くて美しい高城(たき)は野心にかられ東京芸術大学絵画科・油画専攻を卒業後、フィレンツェアカデミア美術大学で5年間勉強し、2018年秋日本に帰国。高城はディティール・ニュアンスに神経を注ぎ、夢幻の中のリアリティを感じされる魅惑的でチャーミングな絵画を制作しています。そこに注目して、楽しんでいただければ幸いです。
皆様のお越しを心からお待ちしております。

アンドレイ・ミハイロフ

〈作品コンセプト〉
昨日、体長1メートルくらいの猫に顔をうずめる夢を見た。毛がふわふわと柔らかくて、温かくて、幸せな枕。 わたしは幼い頃から夢をよく覚えている。夢であった出来事か、現実であった出来事か分からなくなる事もある。ほとんどが焦っていたり、怖かったり、苦しい夢だ。朝目が覚めた時の疲労感は、起きている時のそれとは少し違う、どしりとした疲れ。わたしの制作は、そこから始まる。
夢は気が付かなかった自分の欲望や恐怖、見ないふりをしていた部分に気づかせてくれる。そんな「夢」を描く事は、恐怖と闘ったり、気持ちを消化していくための大事な行為だ。絵に登場するのは、大人になる事への不安を抱えた自分の分身。わたしは今日も夢の中で少女になる。

高城ちひろ

京都市中京区中之町73-3 Tel:090-9419-2326 休廊日:月・火曜日