イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

ギャラリーのサイトへ
 

「Crossing Paintings
-交差する絵画- 」
石井海音 川人綾 三好彩


「window」
2020
キャンバスに油彩
H162.3 × W162.1.cm


「CUO
—C/U/O_clxxx-clxxx_(w)_VII」
2020
木製パネルにアクリル絵具
18x18cm 他


「乾いた壁の前にいる」
2019
油彩、キャンバス
H46×W45.6cm 他

2020.7.11 (土) 〜 7.31 (金)

イムラアートギャラリーはこのたび、石井海音、川人綾、三好彩による作品を展示いたします。3者とも若手の女性作家で、ジャンルは絵画、という共通点はありますが、それぞれ制作技法や質感は異なります。
支持体上にあらわれる表情を、ぜひ目の当たりにしていただきたいと思います。本展示は6月のグループ展に引き続き、アートフェア東京2020に出品予定だった作家作品で構成しています。

※オープニングレセプション形式ではございませんが、作家は初日在廊予定でございます。


※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、ご来廊の皆様へお知らせとお願いです。
・すべての方にマスクの着用をお願いしております。
・風邪や発熱などの症状のある方は来廊をお控えください。
・ギャラリー内が混み合う場合には、入り口でお待ちいただく場合がございます。


■石井 海音 Amane Ishii:
絵画は物質感を持った複製不可能な形式である。これは私たち人間の命の形式と通じている。また、ディスプレイ上で見る画像や直線的で一方的な時間を持つ動画とは違って、絵画には循環的な時間があり、物質感を持つがゆえに対峙して見つめ合うことができる。

石井海音

1994 年、大阪府出身。制作の際には、幼い頃の記憶や日常生活の中にあるもの、漠然とした不安などの個人的経験と、そこから少し離れた、実際に存在しないようなキャラクターを物語的に構成して画面を作る、という。 2020 年京都市立芸術大学作品展にて大学院市長賞を受賞。


■川人 綾 Aya Kawato:
1988 年、奈良に生まれ京都で育つ。神経科学者の父のもと、脳を通して世界を把握しているということを強く意識するようになる。京都で日本の伝統的な染織を学んだ後、パリ国立高等美術学校交換留学を経て、2019 年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現科博士後期課程修了。「制御とズレ」をテーマに、日本の伝統的な染織や最新の神経科学を背景にもつ、抽象的なグリッド状のペインティングを中心に制作している。「2074、夢の世界」グランプリ、野村美術賞など受賞多数。コレクションに、ロンシャン ラ メゾン銀座、シャネル株式会社、東京藝術大学大学美術館など。


■三好 彩 Sae Miyoshi:
私たちは生まれてから死ぬまで この頭蓋の内側の小部屋から出られない
二つのレンズから差し込む光が 暗闇のスクリーンに映し出す像
うねり 混ざり 煙のように形を変えながら分裂する
四つ足で駆けるもの
眼を持たず見つめるもの
記憶と感情の火をまとい走りだす 獣たちの残像を追う
あっという間に遠くへ行ってしまう彼らが残した 神経の火花

キャンバスの上にあるのは、意図的に抽象化した何かではなく、駆け抜ける心象そのものの写し描きです。人と人の間には宇宙よりも大きな隔たりがあり、同じ場所にいても、同じ言葉を使っても、一人一人の内側に広がる心の情景の本当の姿は、誰とも共有することはできません。そして全てを抱えたまま、いつか消滅することは、空気のようにいつもそばにある小さな絶望です。色と形の体を得てあらわれた自分の分身を記録していくことは、それらに対する抵抗なのかもしれません。

三好 彩

京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜日&祝日

同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

ギャラリーのサイトへ

〈ギャラリー〉

 

道本勝 風景画展
道本真美 オブジェ展


2020.8.11(火)〜 8.23(日)

『音のむこう側は』
beyond the klangfarbe
その段階で始まった彼女の音色は
しずかに ゆるやかに浸透し
やがてすべてを気づかぬ内に
あるべき姿へと もどしていく
そして‥‥

道本真美

〈コラージュブリュス〉

 

「Exhibition of the artists
living at this moment 2020」


2020.8.4(火)〜 8.30(日)

主催:アーティスツユニオン
後援:京都アートカウンシル 日本美術会
   京都藝際交流協会JARFO
   京都リンクプロジェクト
   同時代ギャラリー

今年は新型コロナウイルスによる影響で、展覧会やイベントの中止が相次ぎ、アート作品を直で観ていただく機会が失われました。
作家にとって展示の機会が失われるということは、少なからず作家の収入の減少に繋がります。
京都市文化芸術活動緊急奨励金により実施するこの企画展では、多くの作家の今後の活動の応援のために作品の即時販売型の展覧会を行うことになりました。また、いまこの状況だからこそアートがワクチンのような役割になり、世の中を盛り上げることが出来ればと思います。それには作家が中心となり、ギャラリー、グループ、京都市、そして、ご来場者様が作品を通して交流できる場を作っていきたいと思います。この展覧会に集まった100人を越す作家の、「100 のワクチン」をご高覧くだされば幸いです。

アーティスツユニオン

京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル2階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日

エンアーツ eN arts

ギャラリーのサイトへ
 

「confidential 0004」
白子勝之・田中真吾・松田啓佑


2020.7.3(金)〜 8.2(日)
金、土、日 12:00 – 18:00 開廊

はじめに・・・この度の新型コロナウイルス感染症に罹患された方とご家族・関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。そして医療機関や行政機関の方々など、感染拡大防止に日々ご尽力されている皆様には深く感謝申し上げます。

eN arts では、新型コロナウイルス感染症の影響による国からの要請に従い開催を予定しておりました展覧会をやむなく中止し、自粛しておりました。しかしこの度緊急事態宣言が解除されましたことから、7月3日から8月2日にかけまして白子勝之・田中真吾・松田啓佑による展覧会「confidential 0004」を開催することと致しました。緊急事態宣言中、美術館やギャラリーでアートを楽しむ事がままならなかったアートファンの皆様に三名の作家による最新の力作をお楽しみいただけますよう全力で臨んで参ります。

弊廊では、みなさまに安全に展覧会をご高覧いただけますよう万全の体制を整えて参りますのでご理解とご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。また御来廊いただくにあたりいくつかのお願いがございます。詳細はホームページをご参照下さい。お客様にはご不便をおかけしますが、感染拡大防止にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

※国や自治体から再び要請等があった場合には展覧会を中止することがございます。最新の情報につきましては、ホームページ・Facebook・Instagram等にて随時更新いたしますので御来廊前にご確認下さい。

京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日

ギャラリー16 galerie16

ギャラリーのサイトへ

◆状況により展覧会期・営業時間等に変更が生じる場合がありますので必ずご確認の上ご来廊下さい。

 

櫻井 類 個展
「雨音を聞くのすけ」


2020.8.4 (火) ~ 8.15(土)

-作家コメント-

「雨音をきくのすけ」
雨音を聞くのすけは、絵のことです。僕(たち)は今このように雨にうたれるものであり、絵は風邪をひかない。 絵は見届ける、聞き届けるような存在のものであってほしい。
事象の内側と外側、その境面の膜としての絵は、目、耳、皮膚や舌でもあるような混然とした感覚器官であり、 さらに言えば、名前があり、物事を受け止め、その内に書き留める。
だから今日は偶々、雨音を聞くのすけ。
いつかの日は晴天を見上げるのすけかもしれないし、肌を朝露に濡らすのすけかもしれない。

2020年7月

*本展覧会では、延期になった5月の個展の案内状(ポストカード)に作家がドローイングしたものを会場にてお持ち帰りいただけます。

 

「TARTANS」


2020.8.18 (火) ~ 8.29(土)

2010年から「TARTANS」(格子柄)のシリーズ制作を開始。スコットランドのタータンチェックの本の図柄を引用し、それを拡大して80号のキャンバスに油彩で描く。その技法は筆を使わずに油絵具、ペインティングナイフ、マスキングテープを用いて描くアルバース塗りで、油絵具をペインティングナイフでパンにバターを塗るように塗った直後、別のペインティングナイフで盛り上がった部分をそぎとる塗り方。アルバースが「正方形讃歌」で使用した技法。油は一滴も使用しない。
「HAMILTON」等はタータンチェックの名前である。

同時開催:INDEX〈住宅地名〉1984
*【岸田良子・INDEXシリーズ】では過去の作品をピックアップして再展示します。

京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日

ギャラリーギャラリー GALLERYGALLERY

ギャラリーのサイトへ
 

「古代紫再現展、再展示展」

2020.7.21(火) 〜 7.29(水)

古代紫染実験チーム
代表 大手前大 メディア・芸術学部
   いまふくふみよ

5月に新型コロナ感染予防のために無人展で開催した展示を再展示します。

紫(ムラサキ)は古代日本でもっとも尊貴な色とされていました。しかし、具体的にどのような作業で染め、その美しい色を造り出したのか、実態は謎に包まれています。平安時代の『延喜式』などから紫紺(シコン)を染料として、触媒剤に灰などの材料を使って染色されたことが知られています。ただし、必要な材料の量や灰の種類など詳しいことはわかっていません。

大手前大学で染色教育を担当する今福を中心に、考古学・歴史学を専門とする教員が異色のコラボによる研究チームを結成して、この問題に挑戦しました。多くの方々の支援を得て、日本原産の紫紺を入手するところから始め、条件をさまざまに変えて、何度も染色実験を試みました。古代日本の紫染めをデータによって再現することをめざしています。試行錯誤を繰り返す過程で、古代の人々は、想像していた以上に大量の材料を使用し、多くの手間をかけ、高度な技術を駆使して染色を行っていたことが身をもって理解できるようになってきました。

この展示会では、そうした実験の成果と染め上げた深い紫色の作品にふれていただきたいと思います。古代の人々が紫染めにかけた工夫や労力、情熱の一端を感じ取っていただければ幸いです。

古代紫染実験チーム一同

 

「自然の色で染める 京・小紋」

 

2020.8.1 (土) 〜 8.10(月)

主催:植物染料実験工房

丹後シルク、植物染料の型染めによる生地開発。
企業、技術者と恊働開発したプロダクトの発表。

京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5階 Tel:075-341-1501 休廊日:木曜日

ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

ギャラリーのサイトへ
 

「無人常設展」


2020.5.27(水)~6月末

無人のギャラリーに作品を展示し、おおむね水曜~日曜の15時~19時に店内をご覧いただけるようにしています。
ご入店していただけませんが、通りがかられた際には、ぜひ屋外からガラス越しにご覧ください。
展示作品に関するお問い合わせは、<お問い合わせフォーム>にて承ります。
社会状況次第で、週末のみ予約制にてオープンを計画しています。詳細は、随時お知らせいたします。

展示作品(50音順):伊東ちひろ、上野友幸、
大友一世、金村仁、近藤千晶、坂本優子、
中村敦、西村勇人、藤井良子、松井智惠、
松井利夫、横谷奈歩、山本晃久

京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

ギャラリーのサイトへ

<@KCUA 1>

 

2020年度申請展
「道にポケット」
笠間弥路 村上美樹
長門あゆみ クニモチユリ


2020.8.8(土)〜 8.30(日)

主催:京都市立芸術大学

「遠くへ行くこと」「知らない人に出会うこと」
普段の生活の場から離れ遠くへ行き、知らない人に出会い、思いもよらない考えを知り、習慣を知り、物事を普段と違う視点から見てみると、多くの人々の創造や表現が無数に集まりこの世界ができていると改めて気がつきます。

固定された社会や生活の中でいつの間にか身に付く不自由の思考を、見知らぬ他者によって揺さぶられほぐされてゆきながら、私たちはもっと自由に生きる術を見つけてゆくことができるのだと思います。

今回の企画では、マニラを拠点として活動する「Load na Dito」の協力により、彼らのプロジェクトの一つであるFlex*という単語を連鎖させるゲーム(話の中で出た単語をキーワードにし、次の人が話を紡いでいく)を使って、偶発的に他者の思考と出会うことから制作をはじめました。

Flex*によって繰り広げられる短い語りは、先出の単語にそれぞれが連想を連ねていくものであり、選択される言葉とその語りには、それぞれの見ている景色やそこに潜む問題意識がふんわりと見えてきます。

Flex*によるこの実験は、未来の予測の困難な現在の状況で、個の意識を構築するために有効な興味深い試みだと考えています。

そして表現へ至る様々なざわめきや揺らぎを自他ともに受け入れて、創造から広がる自由な生を改めて探したいと思います。

笠間弥路

〈関連イベント1〉

Event「その時の…」
https://michinipoketto.studio.design
8.8(土)16:00〜
8.15(土)16:00〜
8.22(土)16:00〜
8.29(土)16:00〜
参加無料・申込不要

〈関連イベント2〉

EVENT「フィリピンのストリートアートについて聞いてみる」
ゲスト:マーク・サルバトス、他(オンライン)
聞き手:「道にポケット」メンバー
コーディネート:Load na Dito
8.16(日)16:00〜
参加無料・申込不要

<@KCUA 2>

 

2020年度申請展
「おかんアートと現代アートを
いっしょに展示する企画展」


2020.8.8(土)〜 8.30(日)

主催:京都市立芸術大学

「おかんアート」(“おかん”は関西弁で“母親”の意)とは、主に中高年婦人が余暇を利用して製作する手芸作品や創作活動全般の事を指します。 しかし、この言葉は単に“母の作る手芸作品”を指し示すと同時に、いらないもの(もらって置き場に困るもの)・ センスの悪いもの(もっさりしたもの)等といった、残念な意味合いで使われることも多い言葉であります。

本展ではこの「おかんアート」に見られる表現の面白さに注目し、おかんアートと共におかんアート的な手法や雰囲気を持ち合わせる現代アートの作品をピックアップ、それらを区分けなしに展示します。 おかんアート・現代アートといった、それぞれの文脈や属性があいまいに溶け合う場で、見え隠れする表現そのものの面白さにご注目ください。

ギャラリートーク、その他の会期中イベントの予定については決定次第特設ウェブサイトや、本ページにてお知らせします。 また、おかんアートが買える期間限定のオンラインミュージアムショップも会期に合わせてオープンいたします。

〈トークイベント〉

「下町レトロに首っ丈の会とおかんアート10年の歩み」
8.18(火)13:00〜
申込不要

※新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、全てのイベントは状況によって中止となる場合があります。また、ソーシャルディスタンス確保のため、収容可能人数を超えた場合は、入場をお断りすることがあります。事前にウェブサイトなどで最新情報を確認の上お越しください。

京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日

MORI YU GALLERY 京都

ギャラリーのサイトへ
 

瀧健太郎
「窃視症マシン」


「Scopophilia Machine」
2020年
100×100×27cm
コンクリート、アクリル板、
ベニヤ、ヴィデオ機器

2020.7.25 (土) 〜 8.23(日)
夏季休廊:8.13 (木) - 18 (火)

瀧健太郎はこれまで情報やイメージの読み替えを促すヴィデオ・コラージュや、屋外に遊戯的な映像を投影するなど、メディア社会や都市空間といった制度性に対するオルタナティヴな視点を表現してきた。今日、機械的に我々の生活をのぞき続ける防犯カメラが公共空間を監視の檻に変容させていることは、ヴィデオアートが伝統的に扱ってきた「見る/見られる」という課題の均衡状態が失われつつあることに他ならない。それはまるで一方的に「見ること」を使命とする装置が、人々を表層的に「見られる」存在へと落とし込めているかのようだ。

本展では、写真コラージュや映像オブジェによる技術的に断片化された都市風景や、モジュール化した人物を迷路やパズルとして示す独自の世界観を披露する。情報インフラが混然としながらも、人々の知覚を無意識のうちに書き換えようとする状況を、瀧は風刺的に描き出そうとする。それらは、表層的なイメージを養分に稼働する巨大マシンとしての都市の縮図であり、我々の有機的な見方が機械化しているのか、機械の冷たい視線が病理に侵されているのかを問いかける。

京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日

ギャラリー ヒルゲート  Gallery Hillgate

ギャラリーのサイトへ
 

〈1 F〉
「勝山 正則・春枝 二人展
木版画とフロッタージュ」


2020.8.11(火) ~ 8.16 (日)

二人展を開いてかれこれ15年が過ぎました、お互いが健康に制作を続けてきて、こうやって今年も二人で開催できる事に感謝しています。
今年はコロナ渦という世界中が困難な年でありますが、皆さんにご高覧いただければ幸いです。

勝山正則・春枝

 

〈2 F〉
「上田 三佳 展 Sukima −日々の色たち−」
(アクリル・コラージュ)


2020.8.11(火) ~ 8.16 (日)

かさなりあう
色と形
その すきまに
ふと 見える
新しい景色

 

〈1 F〉
「坂本 摩七美 展
~古風なメヌエット~」(油彩)


2020.8.18(火) ~ 8.23 (日)

 

〈2 F〉
「アートの道すじ
−それぞれの表現者たち」
福井安紀 高橋まり
ヒーロー伊藤 渡邉敬介


2020.8.18(火) ~ 8.23 (日)

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日

京都芸術センター Kyoto Art Center

ギャラリーのサイトへ

<ギャラリー北・南、講堂他>

 

「ニューミューテーション#3
菊池和晃・黒川岳・柳瀬安里」


菊池和晃
「円を描くⅠ」2020
撮影:来田猛


黒川岳
「Animalizing Object (gamelan)」2019
撮影:井上嘉和
提供:京都市立芸術大学


柳瀬安里
「線を引く」2015-2016

2020.7.11(土)〜 8.30(日)
休廊日:8.14(金)、15(土)

ウィズ・コロナ時代に生み出される表現-
自分の身体を通して世界とのコミュニケーションを試みる3人の作家による展覧会

外出自粛期間は、私たちに自分自身のこと、そして日常というものを振り返る時間をくれました。それは、自分と他者との関係性、社会の中での自分を強く意識させる時間でもあったと思います。自分の行動が他者に影響を与えること、他者の行動が自分に影響を与えること、その仕組みや結果に目を向けることは、創造するにも鑑賞するにも想像力が不可欠である芸術にとってはプラスに働くのではないかと感じています。もちろん、ねたみや嫉みといったネガティブな感情も想像力の産物です。しかし、利他的な行動原理が、このウイルスの拡大を防ぐ要因のひとつであったのなら、私たちは未来に少し期待してもいいのではないでしょうか。

本展は、その期待を共有できる場にしたいと考えています。出展作家の3名は、自分の身体を通して世界とのコミュニケーションをはかりながら、作品を生み出すことを試みています。そこから発せられる生命力には、ある種の希望や気づきが内包されています。正直に、自分の気持ちや気づいてしまった違和感に向き合うことは、表現をする人にとっては特に重要なプロセスだと考えています。しかし実際には、自分の内面を見つめ、表現を通して社会との接点を探ろうとするとき、思った以上の痛みや恐怖が伴います。そこに真摯に向き合おうとしているという点で、彼らの作品には、大きな本質的な魅力があるのではないかと感じています。

不安定でありながら、大きな転換期でもあるウィズ・コロナ時代にあって、自分自身の肉体をもって解を探ろうとする彼らの行為とそこから生まれる表現、向かう視線の先を探りたいと思います。

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000

ギャラリー知

ギャラリーのサイトへ
 

現在完全予約制 / By Appointment Only


新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、
現在はご予約のみの完全個別の対応とさせて頂いております。
作品のご要望についても随時承っております。

※イタリア・キヨッソーネ東洋美術館の展示も、ウイルス感染症の拡大のため現在再開の目処は立っておりません。

京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月曜日

KUNST ARZT

ギャラリーのサイトへ

■新型コロナウイルス感染対策を行った上で、展覧会を開催しております。

 

鷲見 麿 個展
「新・聖なるファティア 」


「新・聖なるファティア No.3」

2020.8.21(金)〜 8.30(日)

KUNST ARZT では、鷲見麿、 画家として“最後”の個展を開催します。
鷲見麿は、名古屋(岐阜生まれ、三重在住)を代表する 孤高の奇才画家であり、生き様そのものもアーティストです (時には、アート・テロリストのような顔も・・・)。
本展は、2009年以降に制作した “新・聖なるファティア”シリーズからの7点と 「美女」に移行する前の24才の頃の 初期の未発表作品3点で構成予定です。
つまり、画家人生の最初と最後をご覧いただけます。

“新・聖なるファティア”シリーズ作品は、 主に、油絵具がひび割れた古色感さえ、 卓越した技術で完全再現する“超絶技巧”で 15世紀北欧の画家ファン・エイク兄弟の作品を模写した部分、 カラフルなガラス片を散りばめたモザイク部分、 協働関係にあるリツコさんが描いた 大胆で伸びやかな筆致部分などの構成要素が組み合わさり、 そして必ず、作家の女神であるドイツ人女性ファティアさんの 肖像がどこかに存在しています。
中でもメインとなる“最後”の絵画“新・聖なるファティア 「神秘の仔羊の礼拝」”は、横幅約3m、高さ2mの 超大作であり、モザイク部分も過去最大級の大きさであり、 平面絵画部分から色彩が光となって 天に昇華していくように配置されます。
画家としての魂も天にめされていくかのようです。

KUNST ARZT 岡本光博

京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日

ギャラリー モーニング  gallery morning kyoto

ギャラリーのサイトへ
 

河崎ひろみ 展
「あらゆるものと小さなひとつのために」


2020.8.25(火)〜 9.6(日)

今、世界中でナノレベルの戦いが続いている
いつもよりいっそう小さなひとつひとつに思いを馳せる
いつもよりいっそういのちの不思議を思う
いつもよりいっそう描くことをつくることを大切に思う

河崎ひろみ

京都市東山区中之町207 (三条通白川橋東入四丁目、三条通岡崎広道西南角)
TEL:075-771-1213 休廊日・月曜日

ギャラリー恵風  Gallery Keifu

ギャラリーのサイトへ
 

〈1F〉
石川愛子 油画展
「ワニを育てるためのプラン」


2020.7.28(火)〜 8.2(日)

自分の感情をフィルターにして見た日常を、 遠く離れたファンタジー世界のモチーフを借りながら油彩で描いています。
私にとって興味深いワニのイメージは、ギロッとした目で静止しているかと思いきや、 突然大きく口を開けエモノを捕食する、本来の凶暴性が垣間見られるような様子です。
そんなワニが世界中で絵本や漫画、ゲームなどで多様にデフォルメされる姿は、 私の絵に現れる登場人物の掴み所の無さと共通するものを感じました。
あと、ワニと暮らしてみたいという好奇心と願望は普段からあります。

石川愛子

 

〈2F〉
田村仁美 展
「インサイダウトⅡ」


2020.7.28(火)〜 8.2(日)

“インサイダウト”という言葉は 2 年前の個展の時に作った造語です。
本当のところは、内側でも外側でもなくその境界線にあるのではないか。
インサイドもアウトサイドもダウト疑ってしまう…という意味です。
今回の個展では、境界線・輪郭線そのものを重ねることで 記憶の中の姿にも似たとぎれとぎれな“リアル”が出せたらと思っています。

田村仁美

京都市左京区聖護院山王町21-3 TEL:075-771-1011 休廊日:月曜日

2kw gallery

ギャラリーのサイトへ
 

「瞬間のパルス」
フルタミチエ/林嘉一


フルタミチエ


林 嘉一

2020.7. 4(土) 〜 7.26(日)

2か月ぶりに2kwgalleryは動き出します。

再稼働の展覧会はフルタミチエ、林嘉一の「瞬間のパルス」展です。
ロザリンド・クラウスが「視覚論」のなかで語った「そのビートは、ゲシュタルトを構成すると同時に、それを解体し、われわれを能動的な見る者として情景の中に位置づけると同時に、受動的な目撃者として情景の外に位置づけるのである。」この引用のなかに二人のテーマがあり、ギャラリーの方向性があります。

コロナが自然のパルスの一形態として、そして我々はその両義性に対峙するしかないのかもしれません。

2kw gallelry

その先の、向こう側
わたしはわたしの向こう側へ
行為は未知との出会いであり
見えない景色を、さがすこと
一本の線から、世界はうごく

フルタミチエ

その時僕はぞっとした。
完成したかもしれないと思った。やっと獲得した魅力を発していた。でも一箇所気になるところがあった。手を加えたとしても本人にしか分からないような少しの差、のはずだった。

手を加えればもう元には戻らない。意を決して手を加えたものの、乾くと自分にもどこがどう変わったのか分からないぐらいだった。
でも、全てが失われていた。
もう絵は何も発してはいなかった。

作品というものは、作品が作者にうなづきかけた状態を留めている。その軌跡として存在している。
あなたにもその奇跡が伝わるといいのだけれど。

林 嘉一

滋賀県大津市音羽台3-29-1 TEL:090-5241-8096 休廊日:月・火・水曜日