◆展覧会についての最新情報は、各ギャラリーのサイトでご確認ください。

イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

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梅田正徳 展
「THINK FLOWER」


「PEONY」
2022
約85×100×100 cm


「SAKURA」
2022
約88×88×66 cm

2022.3.15 (火) 〜 3.26(土)

イムラアートギャラリーでは、初めてとなる梅田正徳の個展を開催いたします。梅田正徳は、1941年生まれ、桑沢デザイン研究所リビングデザイン科を卒業後、イタリアに渡り、オリベッティ社のコンサルタントデザイナーとして、エットレ・ソットサスと協働します。 81年からは、ソットサスの主宰するメンフィス・グループの活動にも参加しました。日本には79年に帰国してウメダデザインスタジオを設立、家具のデザインにとどまらず幅広くデザイナーとして活躍し、数々の賞を受賞しています。

「日本的なイメージやコンセプトを西欧の造形言語によって文脈を構築すること」[i] で梅田の和魂洋才ともいえる独創的な世界観は表現されています。「日本的なるモノとは主として現代生活に継承されている伝統的美意識の引用であり、それらは茶道のワビ、サビの世界、四季のうつろい、幽玄なる自然美、禅の東洋的宇宙観、プリミティブな土着信仰と民話、武道の精神性と規範、花鳥風月を愛する俳人の心、絢爛豪華な歌舞伎、華麗な伝統工芸、神聖な儀式、祭りの興奮と陶酔、そして浮世絵や遊郭のエロティシズムなどそのモチーフは数限りない。」[ii] こうした日本的美意識は、常に梅田のデザインのインスピレーションの源でもありました。

京都国立近代美術館には、メンフィスのために制作された「タワラヤ」が収蔵されています。また、香港に昨年オープンした美術館M+には、147点の作品が買い上げられコレクションされており、海外での注目も高まっています。本展では、最新作の椅子「PEONY」と「SAKURA」の2点を発表いたします。自然との共生をイメージして制作された作品から、梅田の尽きることのないデザインの源泉の一端を感じていただければと思います。

[i] 1985年「現代デザインの展望−ポストモダンの地平から」展覧会図録p.124
[ii] 同上

京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜日&祝日

同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

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〈ギャラリー〉

 

河村 隆 展


2022.5.31(火)〜 6.5(日)

この度50年来の夢であった個展を開催いただく運びとなりました。
18歳から24歳までの作品と、72歳から現在までの作品を合わせて60点余りを展示致しますのでご高覧賜りますようお願い申し上げます。

京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル2階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日

エンアーツ eN arts

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Showcase#10
“反響する違和感-Echoes of Alienation”
curated by minoru shimizu
平本 成海(PGI所属)
吉村 泰英(プリント協力キヤノン株式会社)


平本成海


吉村泰英

2022.4.8(金)〜 5.8(日)
会期中の金・土・日 12:00-18:00

アポイントメント 承ります 入場料無料
KG + 2022参加

2022年4月8日より 清水穣氏のキュレーションによります 写真・映像に特化したグループ展 “showcase #10” を開催いたします。展覧会のタイトルが示す通り、写真及び映像の現代若手作家の “ショーケース” となるshowcase展は2012年以来毎年開催され、本展は10周年を迎える記念すべき展覧会となり、“反響する違和感 – Echoes of Alienation”という副題のもと平本成海と吉村泰英のお二人が選出されました。新聞の切り抜きや日々の生活など、日常のシーンから切り取られた写真であるにもかかわらず、どこか「違和感」を覚える作品群が エコー(反響)する様は コロナ禍のカオスを具現化しているかのようです。

このカオスが我々の新日常にならないことを願いつつ・・・

eN arts


あらゆる芸術表現に先立つ最もベーシックな世界、つまり芸術の0度としての「日常性」やあるがままの「日々」は、写真表現の本質とされ、その目的であり続けてきました。しかし、2020年以来のコロナ禍がわれわれに教えたことは、その最も基本的な世界が、じつにフラジャイルなものであり、いとも簡単にそして何の劇的効果も伴わずに、崩壊してしまうものだということだったでしょう。外出を禁じられたわれわれは、今更のように、自らの日常生活と向き合うことを強いられました。意識下でわれわれを包んでいた環境は、不自由な拘束衣へと変わり、あるがままの日々は、どこかへ消えてしまった、その一方で、執拗に続くコロナ禍は未だ新たな「日常」の座を獲得してはいない。いま、あるがままの日常とは「あるがまま」が消えた違和感にほかなりません。

10周年を迎えたshowcase#10では、この現況に写真で応える作家を2名紹介します。

平本成海(ひらもとなるみ、b.1984)は2019年第20回写真「1_WALL」展でグランプリ受賞。実は、aka山崎雄策としてすでに2015年、showcase#4 “construct”に参加しています。一人の人格の中で、この二人がどのように棲み分けているのかは、平本=山崎のみぞ知ることですが、作品から見ると、前者は撮影しないで写真を作るタイプ、後者は撮影してから写真を作るタイプと言えそうです。
われわれの「日常世界」は写真で作られている、という認識から出発して、平本成海は ―トーマス・ルフの新聞写真のシリーズのように― 地方紙に掲載された写真を切り取り、つまり本来の文脈から独立させ、そこに様々な操作を加えてその「日常世界」を異化した、その結果を、その日のうちにSNSにアップします。河原温の日付絵画date paintingsのように、制作は1日で完結しなければなりません。
じつは「コロナ禍」は写真には写りません(コロナ感染者は隔離され、「コロナ」の名称の元となった放射状の姿は電子顕微鏡写真)。そのとき、日常を異化するコラージュは、コロナ規制によって異化された現在の我々の日常とどう関わるのでしょうか。

吉村泰英(よしむらやすひで、b.1993. https://yasuhideyoshimura.com/)は、2020年度キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。showcaseの新人として、本展では受賞作『馬の蹄』を展示します。どこにでもあるようなプレハブの小綺麗な家で、どこにでもいるような「僕」と「彼女」が、犬やうさぎが死ぬよりほかに起伏のない「平凡な日々」を上演し続けます。「馬の蹄」は西洋では幸運のシンボルですが、作品は「平凡な日々にこそ幸あり」という青い鳥のモラルを写し出す代わりに、小さな違和感や不気味さを澱のように溜めていきます。
作者は、知的障碍を抱えた人々の支援施設で働いているそうですが、そこは多種多様な日常世界がぶつかり合う場でもあるでしょう。ダイバーシティの日々は、そもそもの日常世界の複数性とそれゆえの脆弱性を肯定します。これらの写真はそこから生まれました。

2022年4月  清水 穣


前頭葉合成研究の権威として知られるオロモウツ医科大学名誉教授のニコラ・ホラー(Nikola Holá)氏が17日、プラハの病院で死去していたことがわかった。68歳だった。
ホラー氏は、サイレントシナプスが受容体に結合する際の回転運動から着想を得て、特定のシナプスのみを効率よくβq化させる「ホラーシグナル」を開発。1989年には、グローブ型の信号伝達器具を用いて前頭葉の神経回路を制御する「ラムタライズ」を考案し、それまで開頭手術が主流だった前頭葉合成の分野を飛躍的に進歩させた。
昨年12月には政府から女性初のヤルコフスキー勲章を授章したが、頭痛を理由に伝達式を欠席。容態が心配されていた。
妹のノエミ・ホラー(Noemi Holá)氏はチェコ初の女性宇宙飛行士で政治家。葬儀は親族のみで執り行われる。

平本成海


人は出会う。
話したり抱き合ったりして、 みんなやがて死んでいく。
見つめ合うことができる犬の死は、うさぎが死ぬのとは同質じゃない。
バナナの木の下に死体を埋めた。再生を祈りはしない。
僕たちは何も分かりあえない。
永遠に続く彼女との窮屈な生活。明日には忘れるだろう犬の死。
事象は時間にいつも均される。
こちらからやってきた馬はあちらに去っていく。
地面に等幅の蹄の跡を残しながら。
特別な思い出なんか何もない。

吉村泰英

京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日

ギャラリー16 galerie16

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寺田就子 展
「山のような雲」


2022.5.24 (火) ~ 6.4(土)

たまに通る川沿いの堤防 視線がやや高くなり 家々が眼下に広がる
遠くには山並みと観覧車も見える 見慣れた景色
ただそこを通るときは運転してるため じっくりと眺めることはできない
ある日の夕方 視界に入ってくる山が増えたような気がした
実際に山が増えることはないのだが いつもないところにも山並みがある
チラチラと目をやると それは山ではなく雲だった
地平線のあたりにだけ黒っぽい雲が山のように広がっていた
目の錯覚 自分の見間違い そんなところだがなぜか得した気分になった
たくさんの雲で覆われた空もまた ぼんやり眺めていると他のものに見えてくる
身近で見過ごしそうな出会いをみつけて楽しみたい

寺田 就子

京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日

ギャラリーギャラリー GALLERYGALLERY

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小野山和代 個展
「卓上の風景 」(Textile)


2022.5.14 (土) 〜 5.29(日)

素敵な色の糸巻きコーンがたくさんあった。ラップフィルムの芯、CDを重ねる芯、粘着カーペットクリーナーの芯…それらの芯はどう言うのだろうか。コーンと言うのか、ただ紙菅と言うのだろうか?
なくてはならないが、使い終わったらゴミになる。そんな芯や、毛が抜け落ちた刷毛の柄を、使い捨てられるビニールテープで彩った。
今回の個展は、案内状にもあるように卓上に置く小作品です。私の小作品には主に2つのシリーズがあります。

1, pullingシリーズ
(布の経糸・緯糸を引っ張り、引く糸の緊張差で布の表情を変化、あるいは立体化する作品)
2, collection-KAシリーズ
(色とりどりのビニールテープやごく薄の布を熱着処理した作品)

今回はcollection-KAシリーズを展開しました。コロナ禍の中、少しずつ作りためた作品です。どうかご高覧ください。

小野山和代

京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5階 Tel:075-341-1501 休廊日:木曜日

ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

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KG+
酒井一貴
「name is kyoto」(写真)


"name is kyoto #04"

2022.4.27(水)~ 5.8(日)

街を撮る。そこにある路地や建築物、樹々など、何でもいい、目に入った対象を、見えたと思ったその時に撮る。街の表層を撮る。巷では「京都」という街は、確固たるイメージが先行する土地柄である。作者はその河の流れには乗らず、個人的な写真の意思を優先する。写真とは言い換えれば、撮影者のモノの見方とも言える。同時に、カメラという道具が見た視野だとも言える。路上を歩き、対象を見つけ、それをどう撮るかを判断し、結果どんな感じに写るのか、後はカメラに任せる。すると写った写真と自分の間に微かな驚きが生まれる。そしてその行為を繰り返す。そこから浮かび上がって来た街の姿に、それら写真の集積に、作者はあらためて「kyoto」と名付けるのである。 (酒井一貴)


酒井氏が見る「京都」は、早朝の青い光の中の京都です。けれども、そこに、定型化された京都は映らず、清々しいだけの朝も無いように見えます。
人生とか世界の本当の哀しみは、華美な出来事に隠れていきます。
これらの写真に見る清々しさは、自身の速度で日々を送る人の潔さであり、また、自分が信じられるものを探す孤独な作業を愛おしんでいる人の存在です。
酒井氏の静謐な写真は、凡庸な言葉を語りません。京都という街の不思議は、このような目と手と舌と足をもった表現者を生みつづけているところなのかもしれません。(ヴォイスギャラリー)

〈常設室〉

 

「チマ・チョゴリの佇まい」
呉夏枝 写真展示


「祖母のチョゴリ」
2014年
350x535mm
ラムダプリント

2022.4.8(金)~ 5.8(日)
呉夏枝が出展するグループ展(4.15~5.8/染・清流館「布の翼」展)とKYOTOGRAPHIE開催時期に合わせて、5.8まで展示します。

祖母の遺品のチマ・チョゴリは、白や淡い色味のものが多い。祖母が着用した姿を実際に見たことはないけれど、記憶の中の彼女の佇まいを重ねあわせて、着た姿を想像する。そのようにして想像した姿が、いつしか彼女にまつわる記憶の一部となっていることに気がつく。
関西では初展示となるこれらの写真は、祖母、叔母、母の着用したもので、そのうちの何点かは、インスタレーション作品《記憶をまとう》の一部として2014年に撮影したものである。彼女たちがこれらを身につけたときに、どのような時間を過ごしたのだろうか。そのような佇まいをともなう衣服としてのチマ・チョゴリの姿が浮かび上がればと思う。
韓国語のチマはスカート、チョゴリは上着を意味し、韓国では民族服のことを韓服(ハンボッ)という。わたしの作品にあらわれるのは、スカート、上着としてだけでなく、カタカナの響きとしてのチマ・チョゴリである。そこには在日韓国・朝鮮人が育んだ独自の生活文化があらわれ、その証としての価値がある。

OH Haji 呉夏枝

京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

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<@KCUA 1.2>

 

SPECIAL EXHIBITIONS
「京芸 transmit program 2022」
小松千倫、阪本結、野村由香


野村由香《繰り返される営み》
2019
撮影:高嶋清俊


小松千倫《BEE WEE》2020
撮影:木奥恵三


阪本 結《Landscapes(洛西)》
2021

2022.4.16(土)〜 6.26(日)

「京芸 transmit program」は京都市立芸術大学卒業・大学院修了して間もない若手作家の中から、いま、@KCUAが注目するアーティストを紹介するプロジェクトです。アーティストの活動場所として日本でも1、2を争う都市京都における、期待の新星を紹介するシリーズとして、毎年春に開催してきました。

今年度は、音楽家・美術家・DJとして活動しながら、インターネットによる情報環境の下における身体経験の記録や伝承をテーマに光や音を介して制作する小松千倫(メディア・アート)、日々刻々と移りゆく自然や都市のさまざまな景色を取材し、それらがキャンバスの上で混ざり合う架空の風景画へと結実させる阪本結(油画)、生活における振る舞いや、食事・排泄などの不可欠な営みに関心を寄せ、変化しつづける社会の中で個人がどのように生きられるかをテーマに作品を展開する野村由香(彫刻)の3名を展示します。

社会や生活環境における変化は、さまざまな形で私たちの前に現れます。ゆるやかに移り変わっていくときも、あるいは強勢で思いがけない変化がもたらされるときも、私たちはそれらの流れを受け入れながら、考え方や知覚のあり方を絶えず更新し続けています。そしていつの時代も、アーティストたちは、すぐそこで起こる出来事や変化にしなやかな態度で寄り添い、新たな創造へと転換してきました。時代の変化を読み取る鋭敏な感覚を持つ小松、阪本、野村の創作活動は、刻一刻と状況の変わる現代に生きるための新たな気づきをもたらしてくれることでしょう。

京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日

MORI YU GALLERY 京都

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藤原康博
「記憶の稜線を歩く」


2022.5.15(日)– 6.26(日)

京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日

ギャラリー ヒルゲート  Gallery Hillgate

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1・2 F
「第18回 颯々展-日本画」

2022.5.24 (火) ~ 5.29 (日)

〈出品作家〉
石原 貴暉 大矢 眞弓 亀山 玲子 岸本 裕子
小西 達子 谷井 俊英 牧野 良美 渡辺 章雄

 

〈1 F〉
「大槻睦子 個展」(日本画)

2022.5.31 (火) ~ 6.5 (日)

2014年、私は現代詩を代表する詩人の一人である金 時鐘(キム シジョン)さんに出会いました。そして翌年の夏、金さんに導かれて詩人や小説家、詩の仲間たちと共に信州旅行へ行きました。
無言館では戦死した美大卒の若者たちの無念。ダム湖では英米の捕虜や徴用工たちの理不尽な死。満蒙開拓団の悲惨な末路。松代象山地下壕の生々しいノミの跡。そしてまた信州は昭和農業恐慌で売られて性奴隷になった少女が多数出た地でもあります。
「時は過ぎ去ってゆくものですか?その場にとどまっているのではありませんか?」という金さんの問いを自分の心にも問うて風景を見ると、信州の山々や湖には理不尽な目に遭った人々の魂が沈んでいるような気がしました。
その後数年間、私は信州に写生に通って魂の痕跡を探し、その魂に寄り添う方法を探してきました。ところが、ふと自分のまわりを見渡すと、私の現在の生活の周辺にも理不尽な目にあった人たちが大勢居ることに気づきます。フタをして無かった事にして、見えないふりをして生きていくのはいけないことだと私は強く思っています。
ただ思うこと、絵を描くことしか出来ないけれど、そんな魂たちに少しでも寄り添いたいと願っています。

大槻睦子

 

〈2 F〉
「山根康代 小品展 -ドローイング・版画-」
(新制作協会 会員)

2022.5.31 (火) ~ 6.5 (日)

 

〈奥庭空間〉
信ケ原良和 彫刻展

2022.1.10 (月・祝)~ 6.19 (日)

イマジネーションを描く-フローティング
私は京都府の南東に位置する自然の豊かな所で創作活動し、暮らしています。そして十数年前から琵琶湖の傍で造形関連の仕事もしています。ですので、常に周りの山々の景色や雲の動きを見たり、川面の輝きに見入ったりしながら作品を作って来ました。思えば先人達も景色・情景からインスピレーションを得たりしながらイマジネーションを膨らませて、歌を詠み詩を書き絵を描いたりと創作活動の題材によく使っていました。私は金属と言う一見自然とは馴染みそうに無い素材を使って、太陽光の反射や風の流れを利用しながら、私なりの自然賛歌を絵本の挿絵的なファンタジーで表現しています。
今回のギャラリーヒルゲートの奥庭空間では、水・雲・生き物など自然界に対して私が持つイメージを抽象的フォルムに置き換えながら、金属による動きや浮遊感・周りの景色の映り込み等の要素を取り入れた作品を、「フローティング」をテーマに展示します。是非、奥庭空間での金属による彫刻の世界をご堪能ください。

信ケ原良和

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日

京都芸術センター Kyoto Art Center

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<ギャラリー北・南、和室「明倫」、ほか館内各所>

 

FOCUS#4 伊東宣明
「時は戻らない」


《Time Cannot Go Back》
2020-2022

2022.5.14(土)〜 7.18(月・祝)
※6.8(水)は臨時休館

京都芸術センターでは、経験や実績を積み重ねてきたアーティストを個展形式でとりあげる「FOCUS」の4回目として、伊東宣明の個展「時は戻らない」を開催します。

伊東はこれまで、映像、インスタレーション、そしてパフォーマンス等によって、一貫して「生/死」「精神」「身体」そして「時間」といった、逃れようのない概念に向き合ってきました。作品において、これらのテーマとともに発見されるのは、時間メディアである「映像」への彼の洞察です。 本展では、伊東の旧作や近作、そして現在のすがたを一挙に紹介します。会期中は展示や関連イベントに加え、南ギャラリー内の小部屋を「制作室13」として不定期に公開します。このオープン・スタジオでは、来館者が被写体として伊東の制作に参加することができます。

本展のタイトルにもなっている最新作《時は戻らない》は、逆再生を用いた映像作品です。巻き戻っていく映像を観るとき、私たちは「何も起こらなくなっていく」ことへの驚きと、居心地の悪さを覚えるでしょう。もし仮に「時を戻す」ことができ、取り返しのつかない出来事を取り消せたとしたら、その「時間」はなかったことになるのでしょうか。伊東の作品にみられる、野蛮なようで穏やかで、しかしどこかユーモラスな表現は、対峙する私たちに、私たち自身や、その周囲に流れる、生きている時間の感触をあらためて意識させてくれます。

カメラで撮影された私たちは、やがて映像から離れ、それぞれに生き、その映像は過去のものとなっていきます。しかし時を隔てて、私たちはその映像の前にふと立ち止まることがあるかもしれません。そのとき映像は、撮影されたときとはまた異なるものをうつす「作品」として、私たちの前にあらわれるのかもしれません。本展は伊東宣明の作品と活動を通じて、私たちにとっての「生きて、ともに観る時間」について再考する機会となるでしょう。

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000

ギャラリー・パルク Gallery PARC

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【 一枚物語│同意のない出会い
:牛島光太郎 】展


《一枚物語》参考画像

2022.5.3(火)〜 5.29(日)
※ 4(水)・5(木)は開廊

<Statement>

“それから「イメージ」と「テキスト」が説明し合わないような作品を描き始めました。描き始めると、「イメージ」と「テキスト」が 適切に説明し合わない 関係をつくるのが、簡単ではないことが分かりました。
相性の悪い2人の人間に、居心地の良い親密な空間を見繕うような繊細な作業です。制作にあたり、新聞や雑誌、映画やニュースなどで見聞きした場面や、日常生活で居合わせた場面をベースにしました。この作品に、『一枚物語』と名前をつけ、1日1枚描き始めました。”

牛島光太郎
*『一枚物語』あとがきより

<About>

一見すると無関係のようにも思える「もの と ことば」を組み合わせ、ものがたりの気配や予感“のようなもの”をつくりだす美術家・牛島光太郎が、6年間に渡って描き溜めた「一枚物語」。
クロッキー帳の上に組み合わされた「え と ことば」は、ピッタリのようで、ズレているようで、ハグしているようで、シメ合っているようで、ゼンブのようで、イチブのようで・・・・・・。
とにかく、どこかしら「ちぐはぐな関係」を漂わせる、たくさんの1枚1枚は、書籍『一枚物語』(アリエスブックス刊/2020年/192頁)に纏められて出版されました。
本展はこの『一枚物語』のたくさんの原画とともに、牛島の新作インスタレーションとなる「同意のない出会い」や、過去作品「意図的な偶然」・「組み合わせの方法」などを合わせて展示するものです。
私たちを宙吊りにし、少し揺らしたり震わせたりする、牛島作品に通底する魅力をお楽しみください。

【ギャラリートーク】

「牛島さんの話」
開催日時:5.14(土)14:00〜14:30
参加料:無料 ※予約不要

【ワークショップ】

「知らない誰かのつくり話」
ちょっと変わった方法でつくられる牛島光太郎の「一枚物語」。
短いテキストや絵を描きながら、あなたの「一枚物語」を つくりませんか。
開催日時:5.15(日) 14:00〜15:00
参加料:500円
対象:小学5年生以上の方
要予約:申し込みフォーム

京都市上京区皀莢町287 堀川新文化ビルヂング2階   開廊時間:13時~19時 休廊日:水・木曜日 

ギャラリー知

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板垣 旭 個展

2022.5.13 (金) 〜 5.28(土)
13:00-18:00 金土日のみ営業

1992 福井県鯖江市生まれ
2015 京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科油画科卒業

京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月・火曜日

KUNST ARZT

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■新型コロナウイルス感染対策を行った上で、展覧会を開催しております。

 

大東真也 個展
「創造と喪失の輪廻」



2022.5.21(土)〜 5.29(日)

KUNST ARZT では、4年ぶり2度目となる 大東真也の個展を開催します。
大東真也は、瓶を吊り下げた状態で熱変形させるなど、 ガラス素材の極度の変容を通して、 存在の意味を考察してきたアーティストです。
今年の京都府新鋭選抜展での黒枠のライトボックス内に 複数の“コロナ”ビール瓶が絞首刑のように 吊り下げられる様は、強烈なインパクトがありました。
本展では、既製品の瓶や陶器などを ガラスのキューブに閉じ込めた新作を公開する予定です。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

<アーティストステートメント>

制作している作品は時間性を軸に作品制作している。
主にガラス製の既製品に熱を加え 変形させた作品を発表しており、 何十本ものガラス瓶が溶け合わさった塊のような作品と、 ガラス瓶の首の伸びた作品に大別出来ます。
熱を加え重力に従って変形させる様を提示する作品や、 大量のガラス製品を自作の窯のような装置で 溶かすパフォーマンス作品、空間へアプローチをした インスタレーション作品なども制作しています。

大東真也

 

志村佳苗 個展
「幸せになったあの子はまだ寂しい。」


2022.5.31(火)〜 6.5(日)

KUNST ARZT では、2年振り6度目となる 志村佳苗の個展を開催します。
志村佳苗は、SNSと現実社会とのバランスの悪さを、 ポップな油彩で突き付けるアーティストです。
これまでも、そのバランスの悪さが引き起こした悲劇や 問題を題材に、作品を展開してきました。
また、絵画には、現在育児中でもある アーティスト自身の不安や葛藤もうつし出されています。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

<コンセプト>

女性が日常を送る中で起こる少し寂しくなる出来事や、 瞬間に画面を通して向き合える様な 展示空間になれば良いと思います。
また、実際に起こった出来事を元にした作品もあるので、 普段あまり考えない違う環境に置かれた 他者への視点も画面に表現できればと思います。

志村佳苗

 

はかなシ 個展
「どっぷりべんだー」



2022.6.7(火)〜 6.12(日)

KUNST ARZT では、2年ぶり4度目となる はかなシの個展を開催します。
はかなシは、マニアックに対象を追求し、 カタチにするアーティストです。
2016年にコカ・コーラ社の自動販売機を アイロンビーズで原寸大で 表現した作品がありましたが、 本展では、10年以上継続している 自動販売機のリサーチ (冊子「はかなシ版飲料自販機」も発行) とリンクさせて、展開します。
アイロンビーズ特有の低解像度感が生み出す 独特のポップさも魅力です。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

<アーティスト・ステートメント>

街のいたるところで自動販売機を見かける。
人と接さずに商品の購入ができ、とても便利だ。

それだけのはず。

でも何故だろう
自動販売機で何かを買うとき、ワクワクしている気がする。

はかなシ

京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日

ギャラリー モーニング  gallery morning kyoto

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荒川望 個展


2022.5.17(火)〜 5.29(日)

丘の上にあるのは温室が2つあるだけの小さな植物園。
その宇宙船のような温室は、飛び立つことはないけれど
中にある植物は成長して天を目指すかのよう。

大地も少しずつ姿を変えるけれど、それを覆う木々や草花は もっとはやく、ちょっと見ないうちに大きく姿を変えている。

そんな風景が、見えなくなるその先まで続いている。

荒川 望

京都市東山区中之町207 (三条通白川橋東入四丁目、三条通岡崎広道西南角)
TEL:075-771-1213 休廊日・月曜日

ギャラリー恵風  Gallery Keifu

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*今後周囲の状況を鑑み、変更することもございますので、ご来場の際はホームページやFacebookでご確認くださいませ。

 

〈1 F〉
武雄 文子 個展
Decalcomania of vision


2022.5.24(火)~ 5.29(日)

コピー機が原稿を照明ランプで照らし感光体に映し出すとき、 途中で原稿が消えると感光体は存在しない原稿のもう半分を反転して写しとり、 モノクロの原稿を色鮮やかに転写する。
印刷されて出てくるものはまるでデカルコマニーのようだった。(武雄)

※デカルコマニー
紙などの間に絵具を挟み込み絵具が押しつぶされることで作者の意図しない偶発的な形態を得ることができる技法。フランス語「décalguer(転写する)」に由来する。

 

〈2 F〉
朝日 みお 銅版画展


2022.5.24(火)~ 5.29(日)

私の作品に登場する怪物や人物、植物は全て実際には存在しません。
彼らは全て私の想像の中で産まれ、銅版に刻まれ、 版画の工程を経るごとにゆっくりとその存在を具現化し始めます。
彼らは幻の森に棲み、様々な種族が歌いながら、踊りながら、仲良く暮らしています。
彼らの棲む森を、私は願いと祈りを込めて描き続けています。(朝日)

京都市左京区聖護院山王町21-3 TEL:075-771-1011 休廊日:月曜日

2kw gallery

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「自然体の自然」
山西杏奈 展


2022.5.7 (土) 〜 5.29(日)

2014年京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程 工芸専攻漆工分野 修了。
主に布や紐、殻といった主体の抜け落ちた存在をモチーフに木彫作品を制作。
木を素材としながら、同時にその素材自体の不在性を内包させることで、光や影・重力・空気といった身の回りに満ちている現象に意識を向ける作品を制作している。

滋賀県大津市音羽台3-29-1 TEL:090-5241-8096 休廊日:月・火・水曜日

Gallery G-77

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イトウ ナホ 個展
「Constellation~想起されつづけるもの~」


「回想は、不可思議」
2021年
岩絵具・麻紙・膠
162.0 x 521.2 cm

2022.4.12(火) 〜 5.1(日)

この春、Gallery G-77では、イトウ ナホ個展、“Constellation~想起されつづけるもの~”を開催いたします。

「星座」を意味するこのタイトルは、一つ一つは小さな点である無数の星々が、ある時、ある繋がりを見出されて喚起される物語のように、日常のあらゆるささやかな営み、幾つかの偶然であった出会い、喜びと悲しみ、また名づけようもない小さな心の動きや出来事が、時空を越えて繋がり、人がある時、ある気づきをもって、その人にとっての固有の意味を見出してゆく、その営為を表すキーワードです。この、固有の意味を見出してゆく営為、“constellate”することは、「私」というものが世界に含まれていること、また、世界というものが確かに繋がり合っていることを理解することかもしれません。

動乱が続く世界情勢の中、空に境界がないように、誰もがそれぞれの星座を見出し、物語を紡ぎながらも、それらが同時に、また同じ場所にあることを真に理解し合えることを願って。
イトウは、自身の絵画制作おいて、この固有の意味と、あらゆる固有の同時性を体現しようと格闘しています。

この度は、昨年夏、新型コロナウィルス蔓延の影響で開催も危ぶまれる中、京都市美術館における気鋭の日本画グループ展に招待作家として発表した5mを超える大作を含む、イトウの進行形の試みを是非ご高覧ください。

京都市中京区中之町73-3 Tel:090-9419-2326 休廊日:月・火曜日

現代美術 艸居

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鯨虎じょう 個展
「Amulet」


2022.5.14 (土) 〜 6.11 (土)

土や釉薬などの素材と真摯に向き合い実験的なコミュニケーションを重ねて生み出される鯨虎の作品は、国内外の様々な展覧会に出展され、近年活躍の幅を広げています。艸居において初の個展となる本展覧会では新作の陶作品計34点を展示致します。

今回の作品のモチーフとなっているのは、展覧会の通り「お守り」です。新型コロナウイルスの世界的な流行がもたらした影響は計り知れず、この新しい日常の中で人々は何を心の支えとしているのか。それは「癒し」であり、人によって異なる形をしていると鯨虎は考えます。
素材を実験し、個性を発見してそれを引き出すことで作り出される鯨虎の作品を通じ、皆様がそれぞれに心に抱く「お守り」について思いを馳せていただければ幸いです。

京都市東山区元町381-2 Tel: 075-746-4456 開廊時間:10:00AM- 6:00PM 休廊日: 日・月曜日

コウジュコンテンポラリーアート COHJU contemporary art

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土取郁香 個展
「Blind Spot」


2022.3.3(木) 〜 4.9(土)

COHJU contemporary artでは、2022年3月3日(木)から4月9日(土)まで、弊廊では初となる土取郁香の個展「Blind Spot」を開催いたします。

土取郁香は1995年兵庫生まれ。2020年京都造形芸術大学大学院(現・京都芸術大学大学院)美術工芸領域修士課程修了。在学中より、親密な二人の姿を描く「I and You」シリーズや、風景から色や形といった要素を抽出した「a scene」シリーズなど、繊細ながらも凛とした空気の漂う絵画で高い注目を集めています。ラッカースプレーなど即興性と平面性の高い素材を用いることで、具象と抽象の間を自由に行き交うような画面構成と色彩感覚で、独自の世界観を追求しています。

本展のタイトル「Blind Spot」は、盲点や死角といった意味を持つ言葉です。日々の生活の中で私たちが見落としている関係性や感情の機微、あるいはまだ触れられていない物事の一側面などに目を向ける土取の絵画にとっては通奏低音とも言える要素の一つです。新作10点前後を中心に、見えているもの / 見えていないものが同居させることで、私たちに気づきを与えるような展示構成を予定しています。この機会に、是非ご高覧いただけますと幸いです。

*ART FAIR TOKYO出展のため、3月8日から14日は休廊いたします。

京都市中京区毘沙門町557 江寿ビル Tel: 075-256-4707 開廊時間:1:00PM-6:00PM 休廊日: 日・月・祝日

美術館情報

京都市京セラ美術館
新館 東山キューブ

京都市京セラ美術館開館1周年記念展
「森村泰昌:ワタシの迷宮劇場」
2022.3.12(土)- 6.5(日)

森村泰昌
《ワタシの迷宮劇場 M149》1987
© Yasumasa Morimura


京都市京セラ美術館
ザ・トライアングル

「川人綾:斜めの領域」
2022.2.8(火)- 5.15(日)

「織(Ori) Scopic」
イムラアートギャラリー(京都) での展示風景2021年
Photo: Yoshida Akihito


京都国立近代美術館

MONDO 映画ポスター
アートの最前線
2022.5.19(木)– 7.18(月・祝)

『ブルース・ブラザース』
ポスター:オリー・モス
(2010年) MONDO所蔵


美術館「えき」KYOTO

陶芸家 辻󠄀村 史朗
2022.5.13(金)– 6.19(日)

伊賀大壺 2003年
撮影:OMOTE Nobutada