イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

三瀬夏之介 個展 |
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2021.3.11 (木) 〜 4.10(土) この度イムラアートギャラリーでは、三瀬夏之介の個展「golden silver」を開催いたします。ギャラリーでは7年ぶりの個展となる本展では、山形で制作を続ける作家の思考や制作プロセスそのものを京都で再現する形で、金と銀をイメージした新作を発表いたします。 2009年から東北芸術工科大学で教鞭をとる三瀬にとって、2011年3月11日に起きた東日本大震災は、学生の頃に体験した阪神大震災以降、再び未曾有の災害に直面した一人の作家として、美術の在り方を問い直すきっかけとなり、その後の活動にも大きな影響を与えました。震災からちょうど10年という節目の今年、三瀬は特別な意識はないものの、この日を無視するのも違和感だと話します。 一貫して日本画という枠組みを超えた制作を続けてきた三瀬ですが、近年は、旗のような形状の作品を様々な場所で発表しています。10年前の震災の最中、未来を描くための触媒として機能するような新しい日本の旗(絵)を探し求めていたのかもしれません。姿の見えないウィルスに戦々恐々としている現在、三瀬の立てる旗は私たちをどこに導いてくれるのでしょうか。 同時期に、京都市京セラ美術館にて開催中の「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ)」にも大型の作品を出品しています。こちらもあわせてご高覧いただけますと幸いです。 |
京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜日&祝日
同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

〈ギャラリー〉
大西恵 個展
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2021.3.2(火)〜 3.7(日) 私は性の問題に直面することが多くある。それは現代がそう思わざるを得ない社会であるからなのと、私が敏感に性を認識してしまうからである。社会に対して私が何を考え思っているか、あとなぜこれ程まで私が性に執着しているか、その心理を知るため私は作品を作っている。(ステートメントより、一部抜粋) 大西 恵 |
「鹿の夢 三陸と針畑にて」 |
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2021.3.9(火)〜 3.14(日) 写真集を開くと、琵琶湖の西の山深い「針畑」で撮った鹿の骸(むくろ)が目に飛び込む。 凛とした静寂がただよう。頁を繰っていくと、祭りの日に鹿の頭をかぶる子どもが写されていた。 東日本大震災後の潮のにおいがする「三陸」だ。遠く離れた二つの地で、人の分身かのような鹿が邂逅する。 (写真集の序文より抜粋 <トークイベント>「生きるを写して」 |
京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル2階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日
エンアーツ eN arts

exhibition 10 |
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2021.2.5(金)〜 2.28(日) 作品は特定の意味を有さず、複数のイメージを内包しながらただそこに在るだけである。 白子勝之 新型コロナウィルスの世界的感染拡大により様々な局面で変化を強いられる中2021年が幕を開けました。ウィルスと共生すべく最善策を模索しつつ平穏な心を保ちながらこの一年を過ごすことができますようお祈り申し上げます。 アートはウィルスに屈することなく歩み続けます。本年 eN artsのトップを飾るのは白子勝之「exhibition 10」です。eN artsでの10回目の記念すべき個展となる白子は「ここで一旦 原点に立ちかえりたい」と制作に励んでおります。 本展では白子がデビュー当時からコンスタントに発表してきたシリーズ「SCRIBBLE*」の集約となるような作品群をご紹介いたします。削ぎ落とされ、研ぎ澄まされ、洗練された作品のひとつひとつがギャラリーの空間と静謐な均衡を保つ中、白子の美的感覚に包み込まれる展覧会 “exhibition 10” をお楽しみ下さい。(弊廊では、皆様が安心して展覧会をお楽しみいただけるよう、万全の感染拡大予防対策をもって皆様をお迎え致します)。 *SCRIBBLE:フリーハンドで描かれた小さな線描(スクリブル)から選び抜かれたものを拡大し、一枚板から立体的に削り出した造形物の一部や全体に漆や顔料を施した作品シリーズ。 |
京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日
ギャラリー16 galerie16

◆状況により展覧会期・営業時間等に変更が生じる場合がありますので必ずご確認の上ご来廊下さい。
佐々木昌夫 展 |
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2021.3.2 (火) ~ 3.20(土) 弛緩した言葉と臭う善を撒き散らして、群れの側に立つ。 佐々木昌夫 |
橋川昇平 展 |
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2021.3.23 (火) ~ 4.3(土) 〈 コメント・ステートメント〉 ポストモダンで囁かれた繰り返される日常は幻想となり、ボクらの生活は災害や疫病と隣り合わせになった。 橋川昇平 |
京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日
ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

Monthly exhibition by selected works |
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![]() 「王朝21.01.24 / dynasty 21.01.24」 |
作家の日常は途切れず、創作が更新され続けています。 「February 2021 〈展示室A〉 〈展示室B〉 |
京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

<@KCUA 1.2>
グスタフソン&ハーポヤ |
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![]() 映像からのスチル/語り手の中から、セックスワーカーであり、アート・プロフェッショナルであり、アーティストコレクティブ、スラットアーティスツの創始者でもある、ミラ゠マリ・ピュルッカネンとカミラ・ランタネン。ヘルシンキにて。 ![]() グスタフソン&ハーポヤ《Becoming》ヘルシンキ市立美術館での展示風景。撮影:Sonja Hyytiäinen (HAM) |
2021.1.30(土)〜 3.21(日) 主催:京都市立芸術大学 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が起きて約1年が経とうとしています。未だ出口の見えない中、私たちは「パンデミック以後の世界」という未来にも向き合わなければなりません。新型コロナウイルスのような人獣共通感染症の発生には、自然環境の破壊や地球温暖化などによる生態系の変化が関係していると考えられています。人類が地球の地質や生態系に重大な変化をもたらす「人新世」の時代に、自然や他の種とのより良い関係性、共生のあり方を考えることは急務です。国際的なアート・シーンでは近年、「人新世」における生態系とその未来について考察する作品や展覧会企画が増えつつありました。そして、いま世界中で起きているさまざまな事象について考えると、このテーマはさらに重要なものとなるはずです。では、このような状況下で、より良い未来を考察するために、人は、アートは、いったいどのようにあるべきでしょうか。 フィンランド出身の美術家のテリケ・ハーポヤと著述家であり脚本家、劇作家でもあるラウラ・グスタフソンによる学際的ユニット「グスタフソン&ハーポヤ」は、人間を中心とする世界観から生じる問題に焦点を当て、より包括的な社会概念への道を開くことを目指して、大規模で長期的なプロジェクトに取り組んでいます。日本で初の個展となる本展「Becoming——地球に生きるための提案」の中心となる映像作品《Becoming》(2020)で、グスタフソン&ハーポヤは、人間であるために不可欠なものとは何かを問いかけています。海の見える穏やかな場所や緑豊かで静かな森、街の中、あるいは室内などのさまざまな場所で、活動家や思想家、アーティスト、介護者、子どもたちなどの37人の回答者は、人間の暮らしにとって有意義なあり方をめぐる数々の問いの中から、いま芽ぐみつつあり、かつ育くむべき現象について、それぞれの考えを語ります。《Becoming》と、この作品をもとに編纂された『つぼみの本——地球に生きるための手引き』はともに、鑑賞者自身がこれらの問いについて考えるための道標となることでしょう。 以前のようには自由に行き来ができない時がまだまだ続くとしても、遠く離れた場所にいる人と人とをつなぎ、共に同じ問題について考える方法を、もう私たちはいくつも知っています。これもまた、私たちが育てていくべき「つぼみ」の一つなのかもしれません。世界が危機に直面している現在、いかに生きるべきか、どのような存在になるべきかという、地球に生きる全ての人に向けられた問いについて、私たちにどのような応答ができるのか。落ち着いて考える時間を持つための場が、ここにはあります。 |
京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日
ギャラリー ヒルゲート Gallery Hillgate

〈1.2 F〉 |
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2021.3.2 (火) ~ 3.7 (日) 「いま、戦争の兆しに心いたむ 2013年、特定秘密保護法の強行採決をきっかけに、この国で戦争の道へ踏み出す動きが慌ただしくなり、不安にかられた美術家たちは、それぞれの作品をかかげて、毎月9日夕暮れの京都河原町の街角に、ただ立ち始めました。この「無言の路上展」に賛同する美術家たちの広がりから、京都を起点に、舞鶴、沖縄で「いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展」を開催してきました。 |
〈1F〉 |
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2021.3.9 (火) ~ 3.14 (日) 昨年より続いているコロナ禍の中ですが、展示会を開きます。 木村 隆 |
〈2F〉 |
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2021.3.9 (火) ~ 3.14 (日) コロナ禍による非常事態宣言の直後、早春の個展甲斐扶佐義写真展「追憶の詩人たち」を開催します。 甲斐 扶佐義 |
〈1.2 F〉 |
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2021.3.16(火) ~ 3.28 (日) 〈ヒルゲート夜話市民講座Bコース〉日時:3.20 (土)18:30~20:00 |
〈奥庭空間〉 |
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2021.2.9 (火) ~ 7.末日 |
京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日
京都芸術センター Kyoto Art Center

<ギャラリー北・南、他>
黒田大スケ 展 |
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![]() 「どげざのためのプラクティス」 ![]() 「カメラオブスタチュー」 |
2021.2.20(土)〜 4.4(日) 主催:黒田大スケ Co-program2020カテゴリーB 採択企画 京都市内の公共彫刻の霊性を視覚化し、取り出そうとする黒田大スケの試みを紹介する展覧会を開催します。 Co-programカテゴリーBでは、アーティストと京都芸術センターが共に展覧会を企画しています。今年度は黒田大スケと共同で、展示『未然のライシテ、どげざの目線』を開催します。 日本において銅像をはじめとする公共彫刻は、ただの彫刻というよりも、その像のモデルとなった人物と同一視されたり、あるいは服を着せられ食事を供えられたりと、しばしば人格を持った人間のように扱われます。ごく自然な振る舞いとして日常の中に溶け込んでいるこうした感覚は何処からやってきたのでしょうか? 本展では、京都市内にある有名な公共彫刻の霊性をあらゆる実験的芸術的アプローチによって視覚化し認識の上で引き剥がし取り除くことで、彫刻をただの彫刻と捉え直そうとする、美術家、黒田大スケの試みを紹介します。 黒田は歴史、環境、身体の間にある「幽霊」のように目に見えないが認識されているものをテーマに活動する美術家で、これまで芸術祭などでの大掛かりなインスタレーションやビデオ作品の制作、アーティストコレクティブ「チームやめよう」の主宰など多岐に亘り活動してきました。2017年に韓国の仁川の自由公園でマッカーサーの銅像を見て以来、自身の制作の基礎となっている「彫刻」について省みるようになり、1930年代の東京美術学校彫刻科への留学生に関するリサーチと制作をスタートし、東アジアに亡霊の如く横たわる近代的な彫刻概念を明らかにする事に取り組んできました。 今回の展示では、銅像そのものや銅像の下敷きになった者の視線を取り出すために、銅像の身体をカメラに見立てた「カメラオブスタチュー」を制作し京都の街の風景を撮影したり、イタコのごとく自身の身体から「彫刻」を取り除こうとするパフォーマンスなどユニークな手法で制作された作品を発表します。 本展を通して、近代以降の「彫刻」のあまり省みられなかった歴史を紐解き、その成り立ちと像の持つ意味について再考し、これからの彫刻表現のあり方や芸術と公共の関係性について考えていく場を作り出すことを目指します。 |
京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000
ギャラリー知

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緊急事態宣言発出に伴い、しばらくオンラインのみでの営業とさせていただきます。 |
京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月曜日
KUNST ARZT

■新型コロナウイルス感染対策を行った上で、展覧会を開催しております。
彌永ゆり子 個展 |
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2021.3.6(土)〜 3.14(日)
KUNST ARZTでは4年ぶり3度目となる
彌永ゆり子の個展を開催します。 KUNST ARZT 岡本光博 *2020年4月28日(火)から5月3日(日)に開催予定だった展覧会ですが、コロナ禍で延期し、バージョンアップして開催します。 〈アーティスト・ステートメント〉 わたしにとって、コンピューターで描くということは
幼少の頃から描画手段のひとつだった。 現在、パソコンで描いた絵を作品として扱うにあたって、
どうするのが一番いいのかを探り続けている。 彌永ゆり子 |
井阪 郁 個展 |
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![]() 「モモン・マルコン」 |
2021.3.16(火)〜 3.21(日)
KUNST ARZT では、井阪郁の初個展を開催します。 KUNST ARZT 岡本光博 〈アーティスト・ステートメント〉見たもの触るもの聴くもの感じるもの 全てを大切に作品へと投影し、 散らばったモチーフをコラージュのように染め重ね、 縫い重ねていくことで一つのメッセージを持つ表現を考えている。 井阪 郁 |
京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日
ギャラリー モーニング gallery morning kyoto

右近あかね 個展 |
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2021.3.6(土)〜 3.14(日) 私が子どもの頃に住んでいた地域には
『弁当忘れても傘忘れるな』と言う言い伝えがありました。 右近あかね |
マツモトヨーコ 絵画展 |
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2021.3.23(火)〜 4.4(日) 「いつかふたたび旅に出る」 マツモトヨーコ |
京都市東山区中之町207 (三条通白川橋東入四丁目、三条通岡崎広道西南角)
TEL:075-771-1213 休廊日・月曜日
ギャラリー恵風 Gallery Keifu

〈1 F〉 |
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2021.3.2(火)~ 3.7(日) 8年ぶりの個展になります。 谷口順子 |
〈2 F〉
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2021.3.2(火)~ 3.7(日) 樹をモチーフに制作しています。 吉田真紀子 |
〈1 F〉 |
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2021.3.9(火)~ 3.14(日) 恵風では2度目の展覧会です。 前田愛美 |
〈2 F〉 |
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2021.3.9(火)~ 3.14(日) ギャラリー恵風での個展は4回目となります。 藤平三穂 |
京都市左京区聖護院山王町21-3 TEL:075-771-1011 休廊日:月曜日
2kw gallery

「loophole」 |
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![]() 「Inside out」 ![]() 「A River Runs Through It |
2021.2.6 (土) 〜 2.28(日) loophole(「抜け穴」)という本展のタイトルが示すように、東畠孝子の作品では何者かが別の何者かを通り抜ける、という身振りが繰り返される。底の抜けた壺を貫くロープ、空のフレームを繰り返し横切るレーザー光、くり抜かれた本たちを収めるいくつもの本棚。たっぷりとした余白を含む作品群は、1つ1つのマテリアルを、そして作品を見る私たちをささやかな循環の中に取り入れ、捉えどころのない時間と空間に小さく親密な枠をつくる。その枠の中では、作家の手つきによって引っ張り出されたモノに宿る時間が、それを見る我々の時間と重なり交感する。彼女の作品は、この閉じた系に身をまかせる心地よさと、そこで露わになる小さな世界の危険な豊かさに満ちている。「私」を取り巻く小さな世界には、未知の何かに繋がる経路が無数にあると気づかされるのだ。 本展は、ネットオークションで偶然見つけたという古い油彩画や額縁から出発する。凝結された時間の重なりを1つ1つ確かめながら、作家は、絵画という窓を私たちに向かって開いていく。ループする不確かな日々を前に、東畠の試みは果たして何処に通じる抜け道となるだろうか。 渡辺亜由美 〈ステイトメント〉人が介在することで半永久的に存在する「記憶」がある。 東畠孝子 |
滋賀県大津市音羽台3-29-1 TEL:090-5241-8096 休廊日:月・火・水曜日
Gallery G-77

高城ちひろ 展 |
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![]() 「少女の成長」 |
2020.12.25 (金) 〜 2021.1.30(土) Gallery G-77では、高城ちひろ展「夢の中の少女たち」を開催します。若くて美しい高城(たき)は野心にかられ東京芸術大学絵画科・油画専攻を卒業後、フィレンツェアカデミア美術大学で5年間勉強し、2018年秋日本に帰国。高城はディティール・ニュアンスに神経を注ぎ、夢幻の中のリアリティを感じされる魅惑的でチャーミングな絵画を制作しています。そこに注目して、楽しんでいただければ幸いです。 アンドレイ・ミハイロフ 〈作品コンセプト〉 高城ちひろ |
京都市中京区中之町73-3 Tel:090-9419-2326 休廊日:月・火曜日