イムラアートギャラリー京都 imura art gallery Kyoto

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「スナ・フジタ 展」


2020.10.17(土) 〜 10.31(土)

※完全予約入場制

この度、イムラアートギャラリーはスナ・フジタによる個展を開催いたします。スナ・フジタは藤田匠平と山野千里による作陶ユニットです。それぞれ作家活動を精力的におこなうと同時に、2005年より共同制作した作品を発表。夫妻でもある両名は現在京都で制作を行っています。今年は初めて海外での個展を開催し新境地を切り開いています。

スナ・フジタから作り出される器は、どこか懐かしい心象風景の断片シーンが動物や植物とともに軽やかに描かれ、ユーモアとウィットに富んだ笑いを誘います。スナ・フジタの作り出す世界観はポジティブで新鮮な驚きと温もりを与えてくれることでしょう。

予約について、詳しくはスナ・フジタ展ご予約状況をご覧ください。

京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31 Tel:075-761-7372 休廊日:日・月曜日&祝日

同時代ギャラリー DOHJIDAI GALLERY of ART

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〈ギャラリー〉

 

Contemporary Art Calligraphy
『開闢 kaibyaku』 ~「一」より~
出品・CACA所属作家37名
主催・CACA現代アート書作家協会


2020.10.21(水)〜 10.25(日)

書家のグループが「一」の造形をテーマにした独創的なアート作品36点の展覧。
多字数書をバッド・アートで表現した常識破りのインスタレーション作品40点。

京都市中京区三条御幸町南東角 1928ビル2階 Tel:075-256-6155 休廊日:月曜日

エンアーツ eN arts

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「SENSE OF TOUCH 2020」
伊庭靖子 個展


2020.11.1(日)〜 11.29(日)
会期中 金・土・日 12:00-18:00

アポイントメント承ります

2020年11月、eN artsは 2008年に開催した伊庭靖子個展「SENSE OF TOUCH」から8年ぶりとなる「SENSE OF TOUCH 2020」を開催致します。

大学において版画を専攻した伊庭は、卒業後、版画から徐々に絵画へと移行し、自身が撮影した写真を元に油画の制作を続けています。私が伊庭作品と初めて向き合った時、そのペインティングは視覚を通して、触覚や嗅覚をも刺激し、そこに描かれたモノの存在感や空気感までをも感受するに至りました。そしてそこで得た感覚は私を幼い頃の記憶へと誘(いざな)ったのです。一枚の絵が 光や影を含むモチーフを写実的に表現するにとどまらず、鑑賞者の身体的・精神的な深みにまで触れてくる、という実体験に衝撃を受け その場に立ちつくしました。本展では次なるステップへのチャレンジを垣間見る事ができる伊庭の最新作を披露致します。

チャレンジと言えば・・・伊庭は2019年に東京都美術館で開催された個展「まなざしのあわい」にて映像に初挑戦しました。美術手帖とのインタビューで「映像は光の束。像が結ばれて光の量が感じられ、そこには光と質感が直接結びつく場所があるような気がした。」「映像につきものの時間の流れやストーリー性のない質感と光が結びつきそれだけが感じられるステレオグラムという本作品につながった。」と述べ、これまで版画や絵画にて表現してきたのと同様に、光や質感をステレオグラムという映像で表現したと語っています。本展では、eN arts地下のブラックキューブにて伊庭の新作映像もご紹介致します。是非ご高覧下さい。

eN arts


目の前の光景を何らかの質に置き換えることができるのか、ということにこだわってみたい。

それは視覚経験において、目の前の物やパースペクティブを認識することよりも、何らかの質を体感している状態が優位に立っているということ。例えば花器の入ったガラスケースは、ガラス戸に映るカーテンやケースの奥も含めて一つの空間として意識するが、どこか1カ所に焦点が合っているうちは空間の質を体感することはできない。それよりもどこでもない場所に焦点を移し全体をぼんやりと眺めながら、焦点を合わせず個々を見ていく(意識する)ようなことをしていると、空間の質を体感しているように感じる。ぼんやりとした中を移動する目や意識は、さまざまな要素を拾い上げ、それらの差異や統合が何らかの質を生み出しているのかも知れない。このようなことをキャンバス上で構成したいと思う。画面上では写真的な描写によるモチーフがその空間に存在感を示すが、それに対する要素(線や色など)を置くことでその存在感を中和したい。そしてその空間はモチーフの存在からズレたところで、何らかの質に置き換えられるかも知れない。

伊庭靖子

京都市東山区祇園北側627 円山公園内八坂神社北側 Tel:075-525-2355 開廊日:金・土・日曜日

ギャラリー16 galerie16

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◆状況により展覧会期・営業時間等に変更が生じる場合がありますので必ずご確認の上ご来廊下さい。

 

谷井ひろ子展
「彷徨ったら見えたもの」


2020.10.6 (火) ~ 10.24(土)
*KG+2020

[コンセプトステートメント]

身近な風景から遠く訪れた先々での風景まで、撮った写真を季節や時間に囚われず繋ぎ合わせる。合わされた「この世界」と「その世界」は「別の世界」でありながら、繋ぎ合わせることでより「現実的」なものと感じられる。

子供の頃から知らない道を歩くことが好きで、この角を曲がれば、この坂を越えれば何か素敵なものがあるのではと期待した事。認知症だった母の徘徊に付き合い歩いていた日々、母のどこかうつろで不安げな視線に共感していた自分。「違和感」や「歪さ」を覚えるこの世界の向こう(もしかしたら隣)には、ここではない本当の自分の「居場所」があるのだろうか。

京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394 戸川ビル3階 Tel:075-751-9238 休廊日:月曜日

ギャラリーギャラリー GALLERYGALLERY

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高木光司 個展

 

2020.10.17 (土) 〜 11.1(日)

ファイバーによる空間構成

柱と同じ位置に口が穿たれています。
その口に渡されるもので場は広がっていきます。
「重層的なその広がりは軽さを伝えます。」

京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5階 Tel:075-341-1501 休廊日:木曜日

ヴォイス・ギャラリー MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w

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〈room A&B〉

 

唐仁原希 個展
「虹のふもとには宝物があるの」


「遭遇 星の子ども」
2020年
22.0×27.3cm
油彩・パネル


2020.10.9(金)~ 11(日)・14(水)~ 18(日)・23(金)~ 25(日)・30(金)~ 11.1(日)
開廊時間:各日13 〜 19時
*10.21(水)・28(水)は予約制

このたび、唐仁原希の最新作を中心に個展を開催いたします。
唐仁原は、西洋の古典絵画や児童文学、日本のポピュラーカルチャーなどのアイコンを駆使し、絵画作品を制作しています。
不思議な物語世界が創出された作品はどこか懐かしく、観る者の記憶に訴えかけます。
今回の展示では、幅3mを超える新作をご紹介します。

京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1 Tel:075-341-0222 営業時間:11時~19時 休廊日:月・火曜日

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

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<@KCUA 1.2.Gallery A,B,C>

 

京都市立芸術大学創立140周年記念
開館10周年記念展
京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品活用展
/横内賢太郎
「誰もに何かが(Something for Everyone)」


入江波光「春雨」
明治38年3月


村上華岳「羆」
明治40年3月


渡辺与平「狐」
明治39年3月


横内賢太郎
「C. pagisore - lan」
2019年

2020.9.12(土)〜 10.25(日)
10.3(土)はニュイブランシュ KYOTO開催のため22:00まで延長開館

企画:京都市立芸術大学ギャラリー
企画協力:長坂有希
主催:京都市立芸術大学
協力:ケンジタキギャラリー

新型コロナウイルスの感染拡大によって、人々の移動や対面でのコミュニケーションが大きく制限されるようになって数ヶ月が経ちました。世界中の人々が、当たり前だった「これまで」を振り返りながら、来るべき「これから」について、立ち止まって考える日々を過ごしています。この依然とした非常事態の中で行われる本企画では、あらためて異文化との接触やコミュニケーション、またそれらがもたらすものについて、京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品、また本学大学院美術研究科博士(後期)課程修了生の横内賢太郎の現在進行形の実践と思考の中に見出すことを試みます。

本学芸術資料館には、明治期から現在まで歴代の卒業・修了作品が収蔵されています。これらの作品を順に辿ると、時代を追うごとに表現の傾向が移り変わっていくのに気づかされます。最初期の特筆すべき変化としては、1903年の京都市紀念動物園(現在の京都市動物園)開園以後、動物が積極的に描かれるようになったことや、欧州視察で知見を得た竹内栖鳳(1864–1942)をはじめとする当時の教員から学んだ西洋画表現からの影響などが挙げられます。本企画では、これらの「出会い」が作家たちにもたらしたものとその受容のあり方を、入江波光(1887–1948)、渡辺与平(1889–1912)、村上華岳(1888–1939)の3名の画家の卒業作品から考察します。

そして、2階の展示室では、横内賢太郎による「誰もに何かが(Something for Everyone)」が展開されます。横内は「文化的接ぎ木」をキーワードに、さまざまな文化的・歴史的背景を持つイメージをメディウムによって画面上に転写し、ステイニングの技法(下地処理を行わない画布に絵具を染み込ませる)を用いてそれらの図像を画面上で再接続する絵画作品を制作してきました。その姿には、本企画で取り上げる明治期の作家たちが、模写による学習からはじめて、自らの表現を模索していった様が重なるようでもあります。

2007年に本学大学院美術研究科博士課程を修了して以後、数年間日本で作家活動を続けたのち、横内は2014年にインドネシアに移住します。また、調査や活動を続ける傍ら、自宅をアートスペース「Artist Support Project」とし、自身の絵画による実践とは別の形で文化と交流について考えていくプロジェクトを運営します。そして、そうしたなかで浮かび上がってきた新たな課題に挑戦すべく、2020年春にオランダに拠点を移すことになります。本企画では、各地で制作した作品に加え、「Artist Support Project」での活動のアーカイブも展示し、横内がアーティストとして、異文化に属する文物のイメージの接続、人々の交流についてどのように思考を巡らせているのかを包括的に提示します。

移動や対面でのコミュニケーションが叶わず、オンラインにそのほとんどを代えざるを得ない日々は、まだしばらく続くことでしょう。自分の前にあるディスプレイの画面とヘッドフォンを通して出会う人々、出会う世界は近いようで遠く、それらに心奪われるというよりは、いつしか内省している自分に気づくことの方が多いのではないでしょうか。いまは、外からの刺激を糧にして動くのではなく、立ち止まっているからこそ見えてくるものに目を向け、聞こえてくるものに耳をすまし、未来に備えて自分の中に「考えをたくわえるとき」なのかもしれません。このような時代において本企画が「これから」のためのたくわえとなる「出会い」をもたらすものの一つとなることを願います。

京都市中京区油小路通御池押油小路町238番地の1 Tel:075-334-2204 休廊日:月曜日

MORI YU GALLERY 京都

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中山玲佳
「夜空の物語」


「A stellar hill 12」
2020年 194×130cm
アクリル絵具、鉛筆、コラージュ、キャンバス

2020.9.25 (金) 〜 10.18(日)

本展では、2012年より制作している星座図をモチーフにした「A stellar hill ー星の丘ー」シリーズの新作6点を中心に、大小合わせて15点余りの新作絵画と数点の立体作品を展示いたします。
気持ちがふさぐ日々を夜に見立てて、気持ちを解放したいという思いで新たに描いた「A stellar hill - 星の丘 -」。MORI YU GALLERYでは約3年振りの個展となります。ぜひご覧ください。


先人は、星の連なりを何かに見立てて神話を読み取りその位置を認識していたという。
ただただ偶然に並んでいる星たちが何かに見えてくる、そしてそこから物語が始まる。
歩いていてふと雲が顔に見えたり ... という感覚と近いようにも思える。日常から非日常に移行することはとても身近に起こる、今の世界のように。。。
非日常から日常を眺め、そしてまたその逆 ... というふうに行ったり来たり。
そんな時の間を絵にできたらといつも思っている。

今に至るまで歴史的に残されている星座図をモチーフとすることで、日常と非日常の繋がりや、偶然の出来事から生まれる物語がたしかにあるということを意識できるのではないかと考えた。
それが 2012 年ころから続けている、シリーズ「A stellar hill ―星の丘―」
ただの作り話かもしれないけれど、星は確かにあって、だいたいどこの国にも星の丘を意味する地名はあるそう。
こういう時だから、夜空を見上げて思いを馳せ、何かを読み取れたなら、そんなことを考えながら描いた作品たちです。

京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19 Tel:075-950-5230 休廊日:月曜日・火曜日・祝日

ギャラリー ヒルゲート  Gallery Hillgate

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〈1F〉
佐藤和男 展
「Rの森」


2020.10.20(火) ~ 10.25 (日)

 

〈2F〉
岩嶋美登里 展
「Cosmos」


2020.10.20(火) ~ 10.25 (日)

 

奥庭空間 Outdoor Installation
貴志在介 
「 -Dimention-」


2020.9.29 (火) ~ 12.27 (日)

京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町535番地 Tel:075-231-3702 休廊日:月曜日

京都芸術センター Kyoto Art Center

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<ギャラリー北・南>

 

京都芸術センター開設20周年記念事業展覧会
「影を刺す光-三嶽伊紗+守屋友樹」展


三嶽伊紗
参考作品「シロイ夜_2020」
2020


守屋友樹
「毛皮を着た叔父さん、鮭が舞う」より

2020.10.10(土)〜 11.29(日)
休廊日:11.16(月)

主催:京都芸術センター
共催/協力:Gallery Yamaguchi kust-bau
     一般社団法人HAPS

京都芸術センターは開設20周年を迎えました。年間テーマは「WE AGE」。時間や出来事を重ねてきた京都芸術センターのギャラリーで、三嶽伊紗と守屋友樹による二人展を開催します。

目に見えるものが世界の全てではない、ということについて、私たちは理解しているようでいて、普段の生活でそれを意識することは多くありません。それでもふとした時に、私たちの存在やありようは、時に驚く程、見えない何かに依っていることに気づかされる瞬間があります。例えば時間、気配、関係、空気、畏敬と私たちが呼んだりするかもしれないそれら実体のないものを、私たちは実は精細に日々感じとりながら生きているのかもしれません。

本展で紹介する三嶽伊紗、守屋友樹は、それぞれの手法で、目に見えぬ「何か」を含有する世界のあり方を提示します。

2002年に京都芸術センター公募にて選出され「測距儀-遠景の座標-」を開催した三嶽は、一貫して「在る」ということの意味について向き合ってきました。近年は映像も手がけ、風景を幾重にも重ね、時間や像が曖昧となる心象風景とも思える映像作品などを制作しています。

守屋は写真をベースに、インスタレーション作品をはじめ演出家とのコラボレーションなど精力的に活動を展開しています。近年では新興住宅地に現れる野生のイノシシを取材した「シシが山からおりてくる」など、守屋が「サスペンス(未然の状態、無題の状態)」と呼ぶ、不在からあぶりだされる存在をテーマに、フィールドワークを基にした作品を発表しています。本展では北海道の熊が生息する森でのフィールドワークから出発した新作を展示します。

本展は2020年5月に開催予定だったものを、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、延期して開催するものです。見えないものの存在がこんなにも現実に身近なものとなった今、三嶽、守屋の作品から何を感じることができるでしょうか。

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Tel:075-213-1000

ギャラリー知

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近藤大祐 個展
「INTERMISSION」


2020.10.3 (土) ~ 10.17(土)

ニュイ・ブランシュKYOTO
初日の3日、19時以降も本イベントに合わせて入場制限の上開放予定です。

※要予約
お越し頂ける方は、以下のフォームよりご希望の来廊時間をお問合せ下さい。
https://gallery-tomo.com/contact/

【展示テキスト】

近藤大祐の作品は注射器を使った特徴的な技法で出来上がる。彼が出逢ってきた風景を情報として体の内側に取り込み、非常に計画的に構築した設計図に従って画面上に絵具を重ねた末に完成している。画面の中で自然と人工物が調和させるそのスタイルは、これまでご好評を頂いてきた。

今年は特にコロナ禍で、本来あった予定がリスケジュールを余儀なくされてしまい、彼にとっても作家として不完全燃焼の部分が現れた。その中にあって与えられた時間を活用し、今一度制作を見つめ直し、新シリーズに取り掛かった成果を今回ご覧に入れる。

LINKシリーズと題されたこれら新作では、現実と対峙する作者をフィルターとして、虚構でつくり出された街並みと人々が描かれている。
彼ら、人々はおそらくそれぞれがストーリーを持っているだろうが、ヴィヴィッドに塗られながらも温度を持ちつつ絞られた色彩で、同じ時間を過ごし交錯していながら関わることはない作者の前をただ通り過ぎる風景となっている。

記憶の断片を繋ぎ合わせるようにして、モノクロームで表現される匿名性を持たせた建造物と合わせたこの2つの要素の画面内での奇妙な同居は、分極化が進む現代社会の分断を想起させる。そしてウイルスの登場によって現実が脆く崩れ去って右往左往している我々を表現した、浮世絵的な自画像かもしれない。

京都市中京区寺町通丸太町東入る南側下御霊前町633 青山ビル1F Tel:075-585-4160 休廊日:月曜日

KUNST ARZT

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■新型コロナウイルス感染対策を行った上で、展覧会を開催しております。

 

鈴木真衣子 個展
「集団の分断」


「林檎」
2018
油性木版・鳥の子紙

2020.10.20(火)〜 10.25(日)

KUNST ARZT では、鈴木真衣子の初個展を開催します。
鈴木真衣子は、版画やアニメーションを用い、 日常的なモチーフをポップにユーモラスに「分解」することで、 そのモチーフに対する“思い込み”を揺さぶるアーティストです。
一般家庭の水回りに着目し、 蛇口や排水口といった見えている部分以外の、 給水・排水システムの存在を再認識したことを きっかけに「分解」する展開がスタートしました。
3次元だと思い込んでいるモチーフを “裏切る”形で「分断」する。
この裏切り方にこそ、 アーティストならではのメッセージや感性が表れています。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

〈アーティスト・ステイトメント〉

どんなに熱烈な支持を得ている食べ物でも、 動物でも、スポーツでも、「分解」することで、 単なる造形として無感情に見ることができる。
私が作品を作るのは、 日常にあふれている思い込みについて 考え直したいからだ。
近作では、誰もが目にしたことのある 物の「分解」に取り組んでいる。

鈴木真衣子

 

山里奈津実 個展
「Cu29 + Zn30」



2020.10.27(火)〜 11.1(日)

KUNST ARZT では、昨年に引き続き、 山里奈津実の個展を開催します。
山里奈津実は、金表現効果の研究と実践をベースに 「世界に対する好奇心」を探究するアーティストです。
「光」と「命」をメインモチーフに、大胆に、 科学の視点や自らの出自を重ね合わせ、 独特の現代日本画を生み出しています。
本展は、会期中にギャラリー前を巡行する予定 (コロナで中止に…)だった、 粟田神社の“剣鉾”をモチーフに、まさに、 その代役としての“アートによる疫病払い”になります。
ご注目ください。

KUNST ARZT 岡本光博

〈アーティストステートメント〉

私は「自分が今住む世界に対する好奇心」を 金という素材を介して表現している。
古来より、聖なるものを描くときに 用いられる金の目的は「光」であった。
2016年、卵子は受精の瞬間にたった一度だけ光る (亜鉛のスパークが生じる)と 科学誌Scientific Reportsにて発表された。
私たちは、姿形が形成される一番初めのその瞬間にのみ光る。
人間は、科学が発達するもっと前から、 生命誕生の瞬間には光が常に存在していたことを 無意識に気付いていて、輝く素材である金が 絵画に長く用いられてきたことと、 どこかでつながっているのではないだろうか、 と根拠のないことを考えている。

山里奈津実

京都市東山区夷町155-7 2F Tel:090-9697-3786 休廊日:月曜日

ギャラリー モーニング  gallery morning kyoto

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「版画旅行15」
松谷博子 見崎彰広 若木くるみ


2020.10.13(火)〜 10.25(日)

木を彫ることでしか生まれてこないもの、紙に刷ることでより浮かび上がるもの。手を動かしながら目の前にあらわれるイメージとその都度向き合って、そしてまた、彷徨いながら目を凝らして。その時々の現在地を積み重ねながら、これからもなかなか言葉にならない何かを、自分のたどり着きたかった場所を、ずっと探してゆくのだと思います。

松谷博子

見ることはできても、誰も触れることのできないもの。
私がリトグラフで描きたいものは、光と影が作り出す形や、記憶の中あるいは想像上の風景など、手に入れることの叶わないイメージです。
リトグラフの持ち味である感触のない映像的な見た目は、このどうにもならないような憧れを表すのにふさわしいと考えています。

見崎彰広

2020年は、密を避け、離れていなくてはならない一年でした。
この特異ないまを記録するつもりで、浮世絵を題材とした「浮世離れ絵」シリーズをつくりました。
浮世がかつての活気を取り戻して、これらの作品が何を表しているのかわからなくなる日が早く来ますように。

若木くるみ

 

成山亜衣 展


2020.10.27(火)〜 11.8(日)

“疑って物事を見つめてしまう” という捉え方を、どのように絵具という物資に置き換えて画面を作っていけばいいのか…その事を考えながら展示作品を描いていた。

1点2点と試行錯誤していく間に、像を創造したり複数の像を構成したいのではなく、画面を構築するという感覚で制作したいのだと気づいた。更に謂うと、像を創造したり複数の像を構成したりする事が、画面を構築するという感覚で制作しているとは言い難く違和感を感じていったのである。

自身が思う “画面を構築する事” の第一歩は、画面の中で絵具を川だったり椅子だとする事よりも、絵具という物質だと意識する事だと考えている。

これからはスナップショットを使って、なんの変哲もない情景を “疑って物事を見つめてしまう” という捉え方で、絵具という物質に置き換えればどの様な画面になるのか…という趣旨で制作していきたいと考えている。

成山亜衣

京都市東山区中之町207 (三条通白川橋東入四丁目、三条通岡崎広道西南角)
TEL:075-771-1213 休廊日・月曜日

ギャラリー恵風  Gallery Keifu

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〈1F〉
三橋 卓 個展
「現在地の標本」


2020.10.20(火)~ 10.25(日)

自分の現在地を確認することが大切だと改めて考えさせられる日々です。
現在地を把握することで、今の自分の座標を多次元的に測ることができます。
しっかりと足元を見据え、次に進むべき方向を見定めたいと思います。

三橋 卓

 

〈2F〉
50人の日本画サムホール 展
「希望のひかり」


2020.10.20(火)~ 10.25(日)

スポーツや行楽のシーズンになりましたが、コロナウィルス感染症のため今年は自由に出かけることができず、これまで当たり前のように思っていた日常が大きく揺るがされる事態になりました。
そこで一日も早いコロナの終息を願って50人の日本画サムホール展を企画いたしました。
これは希望のひかりであり、みんなの祈りです。ご高覧くださいませ。

野村 恵子

 

〈1+2F〉
第9回 三人の絵画展
日下部直起・蛭田均・山本桂右


2020.10.27.(火)~ 11.1(日)

2005年にスタートしたこの展覧会も今回で15年、9回目となります。
光陰矢の如し、40代半ばだった3人ももう還暦です。
長いこと絵を描いていると、いろいろな人との出会い、別れ、そしてまた再会がありますが、いつまでも初心を忘れず、奢らず、絵の道を志した時の初々しい気持ちで常に新しいことに挑戦していけたらなと思います。(一同)

京都市左京区聖護院山王町21-3 TEL:075-771-1011 休廊日:月曜日

2kw gallery

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鮫島 ゆい
  「境界のミチカケ」


2020.10.3 (土) 〜 10.25(日)

■会期中に、江上ゆか氏(兵庫県立美術館学芸員)との対談の様子をオンライン配信いたします。

鮫島ゆいの絵は、眼前の事物や風景をそのまま再現したものではなく、ある種、抽象と言えるだろう。とはいえ生々しい筆あとをたどれば葉っぱや顔のようなものも見え隠れして、画面の中の世界が見る人の側にも否応なくはみ出し関わってくる。同時にシャープなベタ面やグラデーションはあくまでも2次元であることを主張し、イメージがぺったりと脳裏に貼りつくかのような触覚的印象をも残す。
近作の継ぎはぎのような画面は、まずは木片や造花など卑近な事物を組み合わせて立体物をつくり、描くことから始まるという。さらに実在しないイメージをも組み合わせ、またばらすことによって、画面は構成されてゆく。
きっかけとなる立体物を鮫島は依り代と呼ぶ。つまり、そもそも彼女が出発点とするモノは、現に目の前にありつつ、見えないむこう側にも関わっている。具象と抽象、実体とイメージ、日常と非日常、この岸とむこう岸。それぞれに境界の満ち欠けは違えども、そのどちらでもあるような断片を継ぐことで、画面は不確かなままに安定する。西洋絵画の王道の、観者と対峙し圧倒するような強さとはまた異なる、奇妙な強度がそこには生じている。


「みえるものとみえざるものを繋ぐこと」

私は10代後半に病気を患い、その頃から身体と精神のバランスについて考えるようになったことをきっかけに、生命の形状や存在を探るための行為として制作活動を始めました。
模索する中で、日本人のルーツである神道に触れたことから、作品を制作することは、みえざるものに形を与える、祈りの行為であると考えるようになり、近年は絵画表現を中心に『みえるものとみえざるものを繋ぐこと』をテーマとする作品を制作しています。 プロセスとしては、先ず日々の中に溶け込んでいる「みえざるもの」に触れるためのツールとして、実在する何気ないモノどうしを組み合わせ、「依り代」としての立体物を作ります。

次にそれらをなぞるように平面として描き起こし、架空のモチーフを交えたあらゆるイメージを合成、解体しながら絵画として構築します。
五感によって構成される「実在」と、思考や感情による「架空」を画面上で混在させることで、「みえるもの」と「みえざるもの」、それぞれの境界を多面的・多角的に探ろうと試みています。
日本においては、古くから多神教の文化があり、アニミズム信仰に始まり、どんなモノにも霊魂や精霊が宿ると信じられてきました。
時に神として、時に妖怪やお化けとして、みえざるものに形を与え、特別なものとして祀る人々の精神性は、確かなものと不確かなものを繋ぐための行為であり、芸術の役割もまたそうであると感じます。
私は自らの作品を通じて、時代とともに変化はしつつも、現在を生きる私達にも脈々と受け継がれている日本人としての精神性や祈りの形を考察し、問いかけたいと考えています。

鮫島 ゆい

滋賀県大津市音羽台3-29-1 TEL:090-5241-8096 休廊日:月・火・水曜日

Gallery G-77

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渡邉野子 展
「美しい経験-The Beautiful Experience-」


2020.10.11 (日) 〜 11.15(日)
14:30-19:00(月・火、休廊)

渡邉のコンセプトのひとつは「相容れないものが出会う一瞬間を絵画の美しい状態として表すこと」です。「異なるものの対立は人生で絶え間なく起こる。それを軋轢や不調和として見るのではなく、互いが輝くためのもっともインタラクティブでアクティブな瞬間としたい。」と渡邉は考えます。

今なお続く、新型コロナウィルスと共にある日常は、渡邉にとって「自由であること」を考える日々となりました。行動を見直し、他者との距離を探り続けることにより、「自分が大切にしたいものによって、自分が成立すること」が、肯定的に生きるための希望となると強く思うようになりました。「美しいものが他者との関わりを豊かにしてくれる」ことを、今だからこそ確かめたいという思いが、この展覧会の根底に流れています。

「私の絵はわからない絵画です。絵画は理解するものでなく、経験し感じること。観る人が自らのクリエイティビティを発見するために、選択肢に満ちた場にしたい。」抽象絵画が、自由なアイデアで世界に触れる方法であることを気づかせてくれます。
普段あまりアートに触れる機会が無い方にもぜひご覧いただき、アートとの出会いを楽しんでいただければ幸いです。

京都市中京区中之町73-3 Tel:090-9419-2326 休廊日:月・火曜日